ドイル傑作集 1 ミステリー編 (新潮文庫 (ト-3-11))

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制作 : 延原 謙 
  • 新潮社 (1957年8月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102134115

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ドイル傑作集 1 ミステリー編 (新潮文庫 (ト-3-11))の感想・レビュー・書評

  • ドイル先生はもう、ホームズシリーズを書きたくなかった。
    そこで、宿敵モリアティ教授とともに
    ホームズ先生を滝壺に落として(!)、シリーズを終わらせた。

    のに、読者からの強い要望に抗えず、帰還させることに…

    「…断崖からはいあがるのは何の造作もないことだったよ。
    理由は簡単さ。もともと僕はあそこへ落ちはしなかったんだからね。」
    (『シャーロックホームズの帰還』「空き家の事件」新潮文庫・延原 謙訳より)

    ほえ~!そしてそして、有難う存じました。

    「シャーロック・ホームズ」を嫌っていた男、コナン・ドイル。
    (その後は「そんなこともないよ」なんていう風にもおっしゃっていたようですが)

    とにかくシャーロック・ホームズに心酔しているわたしのようなファンとしては
    ドイル先生が「シャーロック・ホームズのことばっかり!もう、嫌!!
    他にも色々書いているものを評価して!!!」とおっしゃっていた、
    というのを聞くと、
    確かにホームズのシリーズしか読んでいない…と
    首を竦めて神妙にしている「ふり」をして、
    すみません~と嵐が過ぎ去るのを待つ…と言う感じでしたが。

    しかしながら、そんなことなら、私も十分過ぎるほど大人になったし、
    そろそろ落ち着いた心で他のも読んでみようかしらん?
    なんて、ふと思い立った次第。

    以前、所持はしていたのだが、ちゃんと読んではいなかった。
    そしていつしか手放していた、新潮文庫の短編集、その1。
    久しぶりに図書館で借りて参りました。
    表紙は私が持っていたときより、
    モダンでお洒落な感じになっていました。

    ミステリー編…、うーむ…

    裏表紙に「ホームズ抜きで意匠を凝らした秀作ばかりを厳選」とある。
    ううーむ…

    なにやら仰々しく、「事件」には違いないが、経緯が不自然なもの。
    「これ、別に最初から説明しても問題ないんじゃ…」と言う、結末が取るに足りないもの。
    そして一遍、何やらギャグ漫画めいたものが混ざっていた。(「悪夢の部屋」)

    これは…あのぅ…、ドイル先生の…自信作…?(恐る恐る)

    気付いたのは、ホームズ先生で無くても良いから、
    探偵や刑事のような人がちゃんと現れれば
    (今回も刑事は出てきたけれどその他大勢のような感じであった)
    それが司会のような役割をはたして、
    展開をピリッとさせることが出来るのだな、と言う事。

    でもこれに懲りずに(この言い方が失礼!)
    ドイル先生の他の作品も読むから、待っていて欲しい。

    その前に、やっぱりホームズのシリーズを読み直したい。

  • 最初の方は時代的なことや国の背景がよくわからず、あまり面白くなかったけど最後の3話は面白かった。

  • 帯文(裏表紙):”シャーロック・ホームズ生みの親ドイルが、ホームズ抜きで意匠を凝らした秀作ばかりを厳選した。”

    目次:消えた臨急、甲虫採集家、時計だらけの男、漆器の箱、膚黒医師、ユダヤの胸牌、悪夢の部屋、五十年後、解説

  • おおおおお面白かった!ミステリはこのくらいの短編でさらりと読む方が好きかも。

  • コナン・ドイルの、ホームズもの以外のミステリー集。「消えた臨急」に、事件解決のアドバイスを新聞に投書する高名な探偵が出てくる。名前は出てこないけれど、ちょうどホームズが活躍していた時代なので、ホームズなのかもしれない☆
    「時計だらけの男」にも投書する探偵が出てくるが、この事件のときホームズは3年間の空白時代だし、投書の内容も外れているのでホームズじゃなくて別の人だと思うことにする☆

  • 「消えた臨急」はホームズの話だとずっと勘違いしてた。久しぶりに読んでビックリ!!

  • 同じクラスのスイス人文学少女セリンがくれた本。初版が昭和38年ということで文体に馴染めなくて始めは読みずらかった。あと初めのほうの作品はあり得なくないけどでもこれだったらどんな事件でもできちゃうじゃんっていう。多分書かれた時代的なものもあって自分の中でリアリティが持てなかった。

    でもいくつか近くに来た作品があった。「50年後」は作品だからいい作品って思えた。実際に起きても泣けるんだろうし、ジョンのようなめにあう人、メアリーのように強い意志をもつ人もこの世界にはたくさんいるんだと思う。

    でもなるべくあたしには起こらないでほしいお話。

  • 資料ID:C0010116

    配架場所:本館2F文庫書架

  • 荒唐無稽、という意味ではない。読後感が超一級のファンタジーを読んだ後と似ている。ファンタジーは論理的に構築されたひとつの世界だけど、ドイルもひとつの世界を作り上げている。それも隙間なく、無駄なく、美しく。そういう意味で、これはファンタジーだと思う。

  • シャーロックホームズで有名なコナンドイルの短編集

    最初の「消えた臨急: The Lost Special」は、ミステリーの基本とも言える鉄道もの。
    本線、引き込み線、ポイントといった鉄道の仕組みを巧みに利用している。

    シャーロックホームズシリーズの面白さの要素が、ホームズ抜きに綴られている。

  • 4102134115 206p 2003・6・20 60刷

  • 『消えた臨急』
    ルイ・カタラルと名乗る人物が仕立てた臨時特急。同行を望むホレス・ムーア氏の頼みを断り出発するも消えた臨時特急。発見された機関士ジョン・スレーターの遺体。事件後にアメリカから送られた車掌マクファースンの手紙の謎。

    『昆虫採集家』
    昆虫採集に興味がある人間を求める広告に応募したハミルトン。リンチミア卿の面接。昆虫研究家トーマス・ロシッターの館での怪事件。

    『時計だらけの男』
    ユーストン駅で乗り込んだ3人の乗客。ラグビー駅に到着した汽車の中から消えた乗客と見知らぬ男の遺体。ポケットの6つの時計の秘密。スパロー・マッコイという男に堕落させられたエドワードという青年の物語。

    『漆器の箱』
    サー・ジョンが所有する漆器の箱の謎。『悪魔のバラモア』と呼ばれたサー・ジョン・バラモアの過去。

    『膚黒医師』
    ビショップズ・クロッシングという村の膚の黒い医師ラナ。評判も良く村人に好意をもたれモートン嬢との婚約も整っていたが・・・。破棄された婚約。モートン嬢の兄アーサーの怒り。アーサーがラナ医師を訪問した翌日に発見されたラナ医師の遺体。裁判で明らかになった事実。

    『ユダヤの胸牌』
    博物館に所蔵されているユダヤの胸牌の宝石盗難事件。アンドリアース教授の娘エリアースの友人ウィルソン大尉の秘密。

    『悪夢の部屋』
    メースン家の宝石箱から見つかった毒薬。妻と友人を疑う夫。

    『五十年後』
    妻を残しアメリカに旅立った男のたどった運命と50年後の再会。

     2011年3月21日読了

  • 50年後ってなんか似たような話を映画で観たことがある気がする…
    こっちが元祖なんだろうね。
    面白かった。

  • ホームズが出てこない短編ミステリ集。
    『五十年後』が泣けた。

  • 初めてドイル読んだ
    おもしろかった

  • 個人的に全ての短編が最高でしたが特によかったのが最後の「50年後」です。とにかくミステリー好きの人には読んでほしいと思います。

  • コナン・ドイルはホームズ物以外にも面白い作品を残していたんだなと。どれも面白いが、特に「消えた臨急」と「時計だらけの男」が面白かった。なんかホームズっぽい人物が新聞に自分の推理を投稿してたけど、実際の真相とは全然異なってるとか

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