813 (新潮文庫―ルパン傑作集)

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制作 : 堀口 大学 
  • 新潮社 (1959年5月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102140017

813 (新潮文庫―ルパン傑作集)の感想・レビュー・書評

  • 実は人生初ルパン。探偵・冒険小説のエッセンスがぎゅっと詰まってる感じ。というか、ルパンがこういうエンターテインメント小説の先駆けだから、後続の小説にそのエッセンスが読み取れるのかな。
    堀口大学の翻訳と聞いて手に取ってみたんだけど、やっぱり文体がかっこいいなぁ。ワクワクする。
    813に続編があるのに気づかず買ってしまったので、(続)も買わなくては。

  • 久々に読んだ。
    相変わらずルパンは好きだ。
    この話の内容も覚えてはいたけどやっぱり楽しい。

    だけど訳者さんがなぁ…原作に忠実なんだろうけど、日本語としては不自然な箇所が多々見受けられるし、「……」を多用しすぎていて苦手な人は読みづらいかも。
    あと、ルパンの台詞がイメージと違って残念。一人称が「わし」なので脳内補完しながら読みました。

  • 子供の頃に読んだはずだが、短縮版だったのか、内容が記憶に無い。「続813」と合わせて完結のようだ。2015.4.15

  • 堀口大学が翻訳しているんだなあ、と驚いた次第。
    創元文庫の「リュパン」シリーズには「813」が見当たらず、新潮文庫で読んだ。
    当然、訳者は異なるわけだが、どうしてもルパン(リュパン)ものは大時代的になるのだな、と思った。
    小学生の頃、学校の図書室に入っていた子ども向けのルパンものとは、印象がずいぶん違う。
    「続…」もすぐに読もうと思う。

  • この1冊で完結していないのね。『続813』は続編ではなく『813 -下巻-』なのですね。話の続きには興味ないので、ちょっとルパンはもういいかな。アニメの「ルパン三世」の方がはるかに面白いよ。

  • Maurice Leblancの代表格、怪盗紳士Arsène Lupinシリーズのひとつ、それが1910年発表の本書、「813」である。

    まだ、続の方を読んでいないので、作品全体への評価は出来ないが、本書単独にたいしては、なかなかに面白いと感じた。

    最後の意外な結末は、読んでいた当初はあまり意味が理解できなかったが、その事実を踏まえてもう一度、初めからストーリーを眺めて見たら、よくできた構成で話が進んでいたことが理解できた。

    ただ、訳が直訳風なので、読みづらいのが残念だった。私の中のルパン像と訳者のルパン像が違うのか、ルパンの台詞の訳に違和感があった。このような言葉づかいを、あまりにも有名なあの怪盗紳士がするだろうか。本書の訳では、かなりのお年寄りなのかと感じてしまった。

    ルパン作品の雰囲気は、イアンフレミングの007とどこか似ていて、両者は奇抜で大胆だけどなぜかリアリティのある、冒険活劇だと私は思う。

  • 海外の作品って、作家との相性以上に、訳者との相性に依存するよなぁ。


    昭和34年に出された本だからなのか、苦労しました。


    続編も頑張ります

  • 昔何度も読んだはずなのに、全く内容を覚えていなかったので、またもや初めて読んだように楽しめた。

    ルパンとLMという姿を見せない人物との対決。
    さらりといろんなことをやってのけるルパンには珍しく、LMの妨害によりスムーズに事が進まなくなっている。
    ラストは衝撃だったが、次巻で直接的な対決になりそうで、謎解きとともにそれも楽しみ。

  • 私にとってのヒーローは、まちがいなくアルセーヌ・ルパンなのです。
    偕成社の全集を休み時間ごとに小学校の図書室へ借りに行って、毎日夢中になって読んでいました。

    で、十何年ぶりに読み返したら、実はルパンはずいぶんと自分勝手で傲慢でエゴの塊で、見栄っ張りだし結構出し抜かれてるし、虚栄心も名誉欲も人一倍ある、とんでもない男でした。
    後手後手に回った推理は全然、格好良くないしご都合主義だし、そのうえ敗けっ放し。

    それでも、これは煌びやかな冒険譚。
    アルセーヌ・ルパンには微笑ましい、天性の強烈なチャームが溢れていて、やっぱり永遠に私のヒーローなのでした。

  • アルセーヌ・ルパンの活躍する前編です。
    ミステリ要素と冒険活劇要素があり、とても楽しめます。
    ダイヤモンド王と呼ばれるケッセルバック氏にルパンが会見したその夜、氏は何者かに刺殺されてしまいます。
    現場には謎の813という数字が残されます。
    物語はハラハラドキドキで読み手を飽きさせません。
    813の秘密については本書では明かされず、続編へと続きます。

  • 話題の813をとうとう!
    小学生から中学生にかけて、はまりにはまったアルセーヌ・ルパンを久しぶりに読みました。
    小学生のころは、ポプラ社の南洋一郎訳読んでいましたが、今回は堀口大學訳。訳がフランス語直訳なのかなと思わせる訳で、とっても独特なのだけど、それがまた雰囲気があって良い。

    ルパンと乳母のビクトワールの会話、好きだな。ルパンを恐れながらも案じているビクトワールとやんちゃな少年みたいになっちゃうルパンとの雰囲気がいいのです。

    さて! 続きは続813で!
    いいところで続にいくので、2冊同時に入手することをおすすめします。
    続というのは、「下」という意味です。上下2巻です。

  • 怪盗紳士アルセーヌ・ルパンが活躍するミステリー。ダイヤモンド王、ケッセルバックが持つ秘密を巡り、ルパン、L・M、パリ保安課が三つ巴の推理戦を演じる。ケッセルバックが殺されたときに残した「813」の正体とは?ハンカチに書かれたもう一人の主役、LMとは?ルパンが逮捕されるシーンで続編に続く。わし、とかの言葉使いがなんかかっこよかったw

  • ルパンは子ども向けしか読んでいなかったので、ある日、思い立って大人向け(?)をまとめ買い。やはり、子ども向けが出るものは名作。

  • 小学生以来(?)のルパン作品。子供に戻って読んでて、
    なかなかわくわくしてます。といいつつ、ルパンが自分のことを「わし」というのが何とも不思議。(昭和34年の訳だからかな?)
    私の中のルパンは「俺」って言いそうなキャラだと思ってたので(^◇^)
    「親方」と書いて、「パトロン」と読んだり、「嘲笑」であざわらうと読む。
    昭和の香り満載で、楽しい。謎解き自体は、全然解決しなくて、次の続813まで続く・・・。

  • パリ旅行中に何かフランスっぽいものを読みたいと思って積読の中から引っ張り出し持参した一冊。地名などは知らないところばかりで、必ずしも旅行とはリンクしなかったけど、ルパン最高傑作と言われるだけあってスリル満点の作品。子供の頃にも読んだはずだけど、ストーリーは全く覚えてなかった。続813も読みます!

  • 小学生のころ、初めて“大人版”で読んだ本で、個人的に思い入れの深い作品。ルパンの話の中ではこれが傑作だと思います。

  • ルパンの人間性が、怪盗であっても、その所作に喝采を送りたくなる気持ちを目覚めさせます。
    縦横無尽に活躍する姿は、万能のように思えます。
    ルパンにも予定外のことは起こり得て、自分の思うままにはならないことも分かります。

    なぜ怪盗になったのか、なぜ幸せをつかめないのか、なぜ平穏に生きないのか、謎が分かるかもしれません。

  • 世界の大怪盗

    怪盗の代名詞といえば、このルパン。個人的にルパン三世の世代なので、そのおじいちゃんの活躍も読まないと、、という思い。ルパン三世もそうだが、完全無欠のスーパーヒーローというわけではなく、完璧な怪盗ではない。ルパン対ホームズでは、イギリス代表ホームズとフランス代表ルパンで。怪盗と名探偵とは永久に分かり合えないという図式がとてもおもしろい。

    <読んだ本>
    ルパン傑作集 - 813
    ルパン傑作集 - 続813
    ルパン傑作集 - 奇岩城
    ルパン傑作集 - 強盗紳士
    ルパン傑作集 - ルパン対ホームズ
    ルパン傑作集 - 水晶栓

  • 初めて読んだアルセーヌ・ルパン
    ルノルマンさんが結構いいキャラなんじゃないかと思い
    最後のほうで意外なような読めたような事実が上がったりして
    とりあえず続813を借りてこないと全貌が明らかにならない作品です

    けど面白いと思う
    読みやすい作品だった


    一巻目だと思って買ったら
    傑作集の一巻目だったという
    最近はこういう間違いが多い……

  • 初めて読むモーリス・ルブラン。
    こういう小説だから仕方ないけど、トリックが大袈裟すぎてついていけない。眼がテンです。
    でも、アルセーヌ・ルパンのキャラクターが格好良いです。

  • 堀口大学訳なんだけれど、どうもなじまない。それでもルパンは健在。跋扈中。読み進めるのが楽しみな寝る前のひととき。

  • 小学生のころ、寝る間も惜しんで図書館で借りて、
    暗い所でルパンに読みふけったがために視力をおとした。
    それほどまでに大好きだった怪盗ルパンシリーズ。
    書店でふと思い出し、購入。
    ここのところクリスティの新訳を読んでいたので、
    そういう意味では訳が古く、
    また詩的な翻訳家が訳しているので倒置法がおおくて読みづらい。
    結局読んでいるうちに世界に引き込まれてしまうのだけれど。
    でもなんというか、すっかり年をとってしまった私は、
    こんな風にドキドキハラハラ命がけの本を読むよりも
    椅子に座って灰色の脳細胞をじっくり働かせるエルキュール・ポワロのほうが
    性に合っているみたい。
    ハラハラし過ぎて、よみつつ疲れてしまう。
    さて、そんなことを言いつつも、
    これから早速「続813」を読み始める予定。
    楽しみ。

  • 新潮文庫のルパン傑作集は堀口大學訳だったんだ、と、ちょっと吃驚した昔の記憶が(わが手元のは昭和58年37刷)。手元のこの本に載っている既刊広告によると、「ルパン傑作集」は10巻、私はそのうち5冊を手にしていることになります。「813」が、訳者の言うように「数多くあるルパンものの中にあっても、ピカ一的な傑作中の傑作」であることに、異論はありません。これを読めば「続編」に行かざるをえなくなります、当然のこと。ああ、でも「水晶栓」もいいなあ、「八点鐘」というタイトルの魅力はなんとしたことだろう! などと、ふと追憶に遊んだり。

  • 2009.7.18
    普通に楽しめる。
    堀内大學の訳が古い感じがした。よくこなれていない部分がある。

  • ここに分類していいのかちょっと悩むが…頭は使う。
    そして、ルパンが思ってた以上に人間臭かったw

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