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みんなの感想・レビュー・書評
813の続編です。
813で捕まってしまったルパンはどうやって脱獄するのかと思っていましたが、アッとおどろく奇想天外な方法ではなく、論理的に考えた至極もっともな方法でちょっと拍子抜けしました。
いや、悪くないんですよ。
本書ではもちろん813の謎も解明されますし、物語は二転三転もします。
さすがルパンシリーズの傑作と言われているだけあって、犯人が判明したと思ったらひっくり返るので最後までハラハラドキドキさせられました。
ルパンはあまり好きではなかったのですが、本書を読んでルパンの魅力が分かりました。
読み進めるうちに、以前に読んでた真相を思い出してきて、ワクワク。
カイゼルとの交渉シーンが山場の一つで、ルパンの真骨頂です。
堀口訳のルパンは、とても感情豊かで、というか、感情の起伏の激しい人物。
失敗を予感して落ち込んだり、そんな自分を鼓舞して天才を発揮したり、機密書類を発見して喜びに跳びあがったりと、クルクル変化する。
初めは、南洋一郎訳の完璧な紳士のルパンとのギャップを感じましたが、堀口訳のルパンはとても人間的な魅力にあふれていて、とても好きになりました。
最後のどんでん返し。まさかケッセルバック夫人が真犯人という驚愕の事実と計画のとん挫を前に、ルパンは「わしはあらゆるものにうちかった、しかもわしは敗れ去った」とつぶやく。脱獄におけるカイゼルとの邂逅、813の秘密、といった物語の核心へと迫っていく続巻であった。別な著作との関連もあるので、このシリーズは別なルパン作品を読んでから読み返すと伏線がわかるかもしれないと感じた。
続からやっと面白くなった813.結局813という謎よりも、ルパンの大胆不敵さ、不屈の精神力を楽しむ本。
結構ルパンもドジをするし、だまされるけど、がっかりしつつもあきらめない。
そこがいいんだと思います。
ルパンの最高傑作といわれる「813」の続編(というか、2作で1ストーリーです)。前作に比べ、最初はちょっと冗長な感じもしたんですけど、ラストのルパンのかっこよさにシビれたので5つ星!
やっぱり、ルパンはいいなぁ~。
813続編。ルパンが刑務所に入ってから脱獄するまでが3分の1くらいなので、冒険がなくって少しダルいです。
私には前編のピエール・ルデュックの自殺→入れ替えシーンが面白かったんだけど、段々続編は国家どうしの規模の話がでてきて、どうも理解がすすまん。。。歴史に詳しければ多少違ったかも?
真犯人については・・・うーむ。ちょっと色香も感じますね。
原文に当たっている訳ではないけれど、
フランスにいるルパンが「金子をわたす」だの「あばよ」だのいうとなかなかどうしていちいち突っかかってしまう。
訳そのものが古いので仕方ないけれど、
どうも違和感が。
十分楽しく読めるのだけれど、
幼き日にむさぼり読んだようなドキドキわくわくした感じが
味わえなかった。
おそらく子供向けのを読んでいたから、
当時読んだものはもっとルパンが美しく書かれていたのだろう。
うっかり冷静に読んでしまうと、
綺麗事言っても結局ただの犯罪者。というところに収まってしまう。
ルパンは永遠だったのにな~。というのが正直な感想。
「813」の続編。
犯人の意外性や物語の展開は面白いと思うのだけど。
多分私にはルパンがあまりにも人間的に過ぎるのだな。
『813』で残された謎が解決するのは
この『(続)』でいろいろすっきりはします。
多分別々に発表されたのだと思うけど、
いっそ『813(上)』『813(下)』にして欲しいと思うのは
私に情緒がないということか。
謎の人物の手によって刑務所に送り込まれたルパンは脱獄し、全ヨーロッパの命運をかけて死闘をくり広げる。 『813』の完結編。
さすがルパンシリーズの最高傑作と言われているだけあって、答えがわかったと思ったらひっくり返るの連続で、最後の最後までハラハラドキドキしました。
最後の1ページまで楽しめますよ。
前作にもまして、外に対しての自信家で冷笑家でいるルパンの内での苦悩が深まり、人間アルセーヌルパンがより魅力的に感じました。
是非、前作から一気に読んでほしいですね。

ルパンの人間性が、怪盗であっても、その所作に喝采を送りたくなる気持ちを目覚めさせます。
縦横無尽に活躍する姿は、万能のように思えます。
ルパンにも予定外のことは起こり得て、自分の思うままにはな...





