奇岩城 (新潮文庫―ルパン傑作集)

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制作 : 堀口 大学 
  • 新潮社 (1959年12月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102140031

奇岩城 (新潮文庫―ルパン傑作集)の感想・レビュー・書評

  • 訳者に興味を持って、ルブランを読んでいるが、本作で三作目。イジドールボードルレ、ガニマール、シャーロックホームズ(ヘルロックショルムズ)などが登場する。内容は、フランス歴代国王の秘宝がフランス北部ノルマンディー地方の海の岩山に隠してあり、そこがルパンの根城だというもの。ルパンのライバルとして、ボードルレがはつらつとした働きをする。結末は、ちょっと陳腐に感じた。どんでん返し的な展開に乏しく、もうひとひねり欲しかったというのが読後感。でも、時代的には、この程度でも良かったのかも。

  • マイ・ファーストリアルルパン(笑)。何せ、「ルパンⅢ世」のほうがコンタクト年齢が早かったからなー。

    怪盗アルセーヌ・ルパン第1作です。若い女性2人の住まう屋敷に賊が侵入し、賊にねらいを定めた年上の女性、レイモンドの銃声が響いたあとは…と導入がふるっています。「どこが『奇岩城』なの?」と思わせながら、じわじわと進みます。フランス語の謎解きもいいです。少年探偵、ムッシュー・イジドール・ボートルレはちょっとこまっしゃくれてて嫌だけど(笑)。

    謎を解いた末の幕切れはドラマチックで、「どうしてそうなるのかなー」としんみりしたものです。ディテールは結構忘れているのですが、印象はとても強い作品だったのでこの☆の数です。

  • ルパンの隠れ家、エギュイクルーズの秘密が明らかになる。少年探偵ボードルレ目線で進むお話。

    ルパンは愛する女レイモンドのために、強盗紳士を引退しようとするも、最後の最後でホームズがやらかす。

    ルパンシリーズだと、本当にホームズが人間的な魅力ゼロの嫌なやつとして描かれていてなんとも複雑。

    途中フランスの地理がないとなかなかイメージがしづらくて困った。

  • 久しぶりにルパンの本を読んだ。
    子供の頃夢中になって読んだが、今読んでも、やはりおもしろい。
    ルパンは永遠の憧れだ。

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    (20141231)
     

  • 実際に読んだのは逢坂剛の『奇厳城』。子供の頃読んだ南洋一郎のルパンシリーズを思い出した。あの頃はポプラ社のルパンをむさぼり呼んだものであった。大人になって読んでみると「ん」と思うところも多いが、そこはノスタルジーで乗り切れる。『813』や『八点鐘』などもう一度よみたくなってしまった。

  • 本業の泥棒よりも、他の作品の探偵役のルパンの方が格好いい。

  • 端的にいうとアルセーヌルパンと、高校生探偵ボートルレとの対決の話。

    次々と出てくる謎に、途中からボートルレを応援したくなるような展開だった。
    ラストはルパンの人間性も伺える。

    ただ、この作品がルパンシリーズ内の位置付けがよく分かっていなかったので、あまり楽しめないところも多かった。

  • 暗号解読といえば、ホームズかと思いきや、ルパンでも登場する。
    最初はボートルレがルパンかと思っていた。
    予断を許さないのがルパンものの良さだろうか。

    ルパンを理解するためには,
    1 フランスが好き
    2 少し前の時代が好き
    3 推理小説が好き
    4 冒険が好き
    5 力の強いものを出し抜くのが好き
    のいずれか1つがないとつらいかもしれない。

    フランス好きと力の強い物を出し抜くのが好きというのは共通部分があるかもしれない。
    ルパンは,縦横無尽にかけまわり,神出鬼没なところがいい。

  • トリックが壮大過ぎて難しかった。
    でも、話の筋はとても好みで、どんでん返しもあり、良かったと思う。

  •  ルパンは私にとって最初の読書体験です。小学校2年のとき、読みました。
     久々に読むと、こんなに子供向けにかかれてたのかと、少し驚いたのですが、冒険小説としてのわくわく感は、それなりにあると思います。ただ、大風呂敷を広げるのに、一幕ものの劇みたいなスケール感で、大作映画級にはならないから、少し欲求不満になります。あと、登場人物の描き方が、さすがにひどすぎる、と思うところが、あったり……。ヒロインの魅力が今ひとつ伝わってこないのが、もったいない。最後の場面は、ヒロインの存在感がもうちょっとないと、ただ「あっけない」だけに、なってしまうのでは(少なくとも私にはただあっけないだけでした)。
     あと、ホームズの描き方はいくらなんでも、ひどすぎやしませんか? まず、殆ど存在感がないのに、悪いところだけ、全部被せられるって……。もうちょっと張り合いのある敵役にしても、罰は当たらなかったでしょうに。

     結局不満だらけではないか。

     しかし何より不満だったのは内容というより、翻訳。堀口さん、頼むから手を抜かないでください! あ、めんどくせ、これでいいや、っていう表現がありすぎます。あの悲劇のシーンもこれ、原文でどうなってるのか知りませんが、情感もへったくれもあったものではない。あの人物の動き、コントか。頭の中で描いていた図とのあまりの違いに、呆然としました。
     当時読んだ訳で、読むべきであったと後悔。ただ、幼いころの記憶は、そのままそっとしておいた方がいいことも、あるようなそんな気がしたりもしたのでした……。

  • いまいち。子供向け。電子書籍で。

  • ハラハラしちゃった!

  • クラリスが生きてたときも足を洗えなかったのになぁと思わされた。

    ルパンが泥棒を辞めれないのは、止められる女がいないからじゃないと思うんだけどなぁ。

    でもこの話のルパンは結構すきだー

  • これはもう、当然新訳が出ているんだろうけど、あえてこちらを再読。

    なんつっても1959年、そういう時代なのかもしれないけれど。今だったら、学生の仏文読解演習でも合格点をもらえそうにないのでは?というくらいにぎこちない日本語。米原万理さんおっしゃるところの「不実な美女か貞淑な醜女か」。そのへん思いをめぐらすにはなかなかよい題材かと思われ。

    わたしの中でルパンはもうちょい、すっきりスマート&セクシ〜なイメージなんだけれどなぁ。

  • ホームズファンは読むな。

  • シャーロック・ホームズやガニマール警部よりも強力な敵ボートレル少年登場。
    盗みに入った伯爵家で撃たれ重傷を負ったルパン。その後脅迫される伯爵の娘の誘拐。
    発見された男女の死体。ルパンと令嬢は死んだのか?

    捜査を続けるボートレルは友人となったバルメイとルパンの本拠地をみつけるが。


    新装版
     2009年1月14日購入

     2009年2月4日初読

  • ルパンシリーズ。小学生の時読みました。アジト探し〜城に入る為の暗号解読シーンで大興奮して…今に至ります(笑)ラストは子供心にも「何それ」と思いましたが。

  • 怪盗アルセーヌ・ルパンシリーズの一つ。
    子供だけに読ませておくにはもったいない、冒険小説。女性に対する愛情の深さと、自信満々の語り口は、ルパンをかなり魅力的な人物にさせる要素。

  • 小学校時代アルセーヌルパンに嵌るきっかけを作った本。探偵より怪盗の方が好きです。ホームズ出てきます。

  • ルーベンスの名画を狙って伯爵の居城に忍び込んだ盗賊が気づいた家人に撃たれた。
    しかし絶対に逃げられないはずの盗賊の姿は掻き消えてしまう。

    その事件を解決したのはたまたま近くを旅行中に事件の渦中に紛れ込んだ高校生「イジドール・ボートレル」。
    彼の出した答えは賊はルパンで彼は既に死んでいるという答えだった。

    彼は本当に死んでしまったのか?

    高校生探偵ボードレルがホームズにも勝るとも劣らぬ活躍でルパンを追いつめていく。
    最後には彼のもっとも大事な物が・・・。

    本当に最後の最後まで手に汗握る展開の連続で楽しませてくれます。
    時間がある時に読まないと続きが気になってつらいかもしれませんよ。

  • 私の永遠のヒーロー、ルパン。

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