郵便配達は二度ベルを鳴らす (新潮文庫)

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制作 : 田中 西二郎 
  • 新潮社 (1963年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102142011

郵便配達は二度ベルを鳴らす (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  •  
    ── ケイン/田中 西二郎・訳
    《郵便配達夫は二度ベルを鳴らす 196307‥ 新潮文庫》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4102142010
     
    (20161112)
     

  • 冷酷な殺人者の金と肉欲の話だと思っていたのだけど、大間違いだったよ…。
    一流の恋愛小説でした。
    私のオールタイムベストに入る。
    文章、キャラクター、展開、どれも非の打ち所がない。
    愚かで身勝手な二人の末路は自業自得だけれど、コーラが言うように、彼らには確かに愛だけはあったんだなぁ…。

  • 文体の語り口調と題名がカッコイイ。

  • 主人公の男が我々に寄り添っていて順番に語る。それでも男らしい男のキャラクターが心地よい。
    女を含め次々と想定外の出来事が起こるがうまくまとまっている、どころかその上をいく。ストーリーとして、非常に面白い。
    二度犯罪を企むが企んだ通りにはいかない。裁判では事実と違う筋書きの基に判決が下る。推理小説っぽくもあるが、犯人の一人称で出来事が起こった順番に書かれるのに、このドキドキ感はスゴい仕掛けだ。
    おれ、という一人称もぴったり。

  • 良かった。ハードボイルドと言われる文体も程よくいやらしくて好きな感じ。
    アメリカでは、現在はどうか知らないが郵便配達は必ず二度ベルを鳴らすらしい。単なる来客ではなく、決定的な報せをもたらすものとして。一度事件の落着に安心しても、偶然か必然か、「二度目」が彼らの前に訪れる。それは神が仕組んだもの、もしくは運命のように圧倒的で、決定的で、不可避的で、彼らはそれを、ただ受け入れるしかないのだ。

  • アメリカのアレ系小説の原点

  • これぞハードボイルド小説!終わり方が切ない余韻を残す。

  • 一気に読み終えられる。疾走感。

  • The Postman Always Rings Twiceというタイトルが、意味無く付けたとの俗説であるが、結果的に印象的な小説のメタファーとなっている。違うタイトルなら、違った評価を受ける作品になっていただろう。
    文体と訳文が、アメリカのハードボイルド文学を意識しまくりなのも面白い。今や、スギちゃん口調といわれちゃうぜ~

  • 人を殺すと人間こんな風になっちゃうんだなぁ、という点でリアル。

    圧倒的な絶望しかないラストがよい。

  • 映画のイメージが強くなかなか手を出せなかった・・・けど、面白~い!!なんとなくフランクがライ麦畑の少年と重なるのは独白調で書かれているだけではないだろう。自分が思っているほど賢くないし大物でもないのに、語るほどに安っぽくなっていることに気がつかない。でもフランクとコーラ、これ純愛じゃないですか?私はそう思う。求めているものも愛も同じようにあるのに、どこかが微妙に違うもどかしさ・・・頭でもう少し考えられたらその場しのぎで抱き合うことでごまかすこともなかったように思う。最後、突然変わる語調が効いてると思います。

  • これが、ハード・ボイルド文学なんだ。

    正直、どう良いのかよく分からなかった。
    結末には驚いたが。驚かせる結末が、この本の面白さなのかな?

    映画化もされているみたいだし、映画を見ればまた良さが分かってくるのかな?

  • 暴力、恋愛、文章のささくれ立った感じ、ストーリーが行き当たりばったりなのも、男女がどうしようもなく転がり落ちていく感じが出ていて好き。

    私の解釈が正しければ、最後の結末にはただただゾッとさせられた。

    やっぱりホラーよりも、人間の心の中の怪奇を突き詰めていくほうが私は好き。
    何が起きてもおかしくないのに、そこに必ず理由があるのが面白いと思うのです。

  • 映画の印象が強かったので、本を読むのが遅れてしまいました。
    映画の原作は読むようにしています。

    映画研究会に参加していたことがあるので、映画の作り方には興味があります。
    原作を反映した映画もいいですが、原作を超える映画もいいと思っています。

    原作と、映画が、かなり別物で、それぞれに成功している場合もあるかもしれません。
    まだ、本作品の核心をつかめていません。

  • 名作と思ってよんだが、きつかった。はじめての体験。翻訳がすごく直訳っぽくて入り込めなかった。これがハードボイルド小説なの?

  • この本の何が素晴らしいかって、まずタイトルが秀逸!

     他は・・・よくわからん。翻訳が古くさくて、浮いている感じ。ハードボイルド小説らしいです。

  • ジャック・ニコルソン主演の映画を観た後に読んだため、どうもそのイメージが強烈過ぎた。それよりも前に映画化されたもののほうが、より原作に近いイメージがある。

    結末の文章が気に入らず、すっきりしない。

  • ちょ!
    タイトルの意味がわからない…

  • うーむ、よく分からない。この小説がなんで有名なのか。発表の時点で犯罪をこのいう風に描いたものが珍しかったから? 確かに乱暴だけど、なんでそれが「フランス実存主義文学に影響を与えた」とかになるんだろう。タイトルはてきとーにつけたそうな。

  • 詳しいストーリーを知らずに読んだら予想していたものと全く違いました。
    驚きながら読んだことを憶えています。

    他に憶えているのは机の上を片付けた理由です。

  • おれが雇われた店は街道ぞいの安食堂だった。おれはその店のコーラという若いセクシーな女房といい仲になり、そして亭主のギリシャ野郎が邪魔になりだした。おれたちはやがて完全犯罪を計画したが……一九三〇年代のアメリカを舞台に、性と暴力の作家が描くハードボイルド小説の名作。

  • ハードボイルド?風の文体は苦手らしい

  • セリフが楽しい

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