ブレイブ (新潮文庫)

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制作 : Gregory Mcdonald  安藤 由紀子 
  • 新潮社 (1998年2月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102144114

ブレイブ (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • とても怖い話です。そして悲しくて、美しい。
    妻や子を困窮から救い出すために主人公の取った行動は独りよがりです。
    この本の中で描かれる残された3日間の妻子との交情を見れば、それは幸せを呼ぶものでは無いでしょう。
    しかしそこには、少し頭の弱い主人公が、妻子の為に悩み切った末の決断があります。
    それを著者は主人公の心情の吐露ではなく、平静な行動を通して表現します。
    それは諦念や敗北ではない「静かな覚悟」の姿です。
    そして主人公が淡々と死に赴くところで物語は終わります。静かに・・・・。

  • 結局最後までは描かれなかった。救いようのない状況は救いようのないまま終わった。状況を打破する展開も、助けてくれるヒーローもいない。ただ、理不尽な状況までも静かに受け入れる主人公が、バスに乗って町に向かうシーンが描かれるのみ。
    それが現実だと思う。
    でもそんな現実を変えようと思ったら、主人公が受ける程の痛みが必要になるということ。
    そういうことなのだろうか。

  • 大して期待せずに読んだが、相当いい作品だった。出会いってのは大事、本当に。

  • 主人公のネイティブ・アメリカンのアル中青年は職もなく住所もなく妻と子供3人をかかえて貧困の日々。家族のため悩みぬいて選んだ仕事、それはスナッフムービーへの出演だった、という激重作品。

  • ひたすら哀しくて、やりきれない気持ちになる。

    愛する家族を貧困から脱出させる為に、自らスナッフフィルムへの出演を決心する主人公ラファエル。
    そのピュア過ぎる心が物凄く痛々しくて切ない。

  • 会社の人に借りてヨムヨム。

    現在、一人パイレーツ祭がり開催中ということもあって、ジョニー・デップ初監督作品の原作本はとりあえず読んでおく?って感じで手にとったものの、

    これ痛い。

    内容がスナッフ・ムービーに出ることが決まった主人公に残された数日の生活を描いてるんだけど、切ねぇ〜

    スナッフ・ムービーって人が殺される様を映した映画(映像)。
    大学生頃になんでかうっかり見たことがあるけれど、個人的にダメ。ムリ。

    でも、この話自体は救いはないものの、いい内容です。痛いのも冒頭のほうのちょっと。洗礼みたいなもんだ。ジョニー・デップ監督作の映画は見てないので、機会があったら見ようかな。

  • ネイティブアメリカンの抜け出せない泥沼を描く。

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