愛のゆくえ (新潮文庫 フ 20-1)

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制作 : 青木 日出夫 
  • 新潮社 (1991年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102147016

愛のゆくえ (新潮文庫 フ 20-1)の感想・レビュー・書評

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  • 15年振りの再読。人々が書き上げた本を置いてもらいにくる風変わりな図書館で長い間ひとり館員として働いていた男性が、ある日そこを訪れた完璧すぎるほど美しい容姿の女性と愛し合うようになる。ふたりで図書館に暮らすうち、子供ができたので堕胎するためにメキシコのティファナまで小旅行することになる。

    世間と隔離された空間で長い時間を過ごしていた男性が恋人の妊娠をきっかけにそこを離れてみると世界は自分の知らない間に様変わりしている。そして一度離れた場所にはもう戻れない。

    その全てが夢のようにこともなげにそしてユーモラスに進んで行く。

    20代の頃、初めて読んだこの本は、図書館でひとり働く男性、次々訪れる風変わりな来館者たち…といった出だしだけで好きになるのに十分だった。再読してまた新鮮な気持ちで楽しめた。

  • 図書館が出てくる物語が好きでずいぶん前に買って読んだ。みんなが小説を書いて持ってくる図書館って素敵だと思ったのだった。

  • 大学のリーディングで「アメリカの鱒釣り」を読んで、世の中こういう本があるんだとびっくりした。

    なんせ田舎の高校生にとって、アメ文といえば、メルヴィル・ホーソーン・フォークナー・ヘミングウェイ・フィッツジェラルドにカポーティ・・・・でしたから。

    ただ、これは割と普通、でしたねーというかむしろ今時の普通で古臭さがない、のがすごいのか。

    図書館に住むというシチュエーションは、個人的に楽しいけど。

  • マンガ「おやすみプンプン」からこの作品、作者を知った。比喩が多く最初戸惑ったが読み進めていくうちにどっぷりはまる。このように表現する作者を私は他に知らない。そして、いちどにひとりしかインスタント・コーヒーは作れないことを永遠に忘れない。しかし私はそもそもそれを飲まないのでこの表現を使うことはない。堕胎もしない。社会とも絶縁していない。その中でフォスターがかっこ良いのはどうしてだろう。フォスター。カッコいいぜお前!

  • H25.8.31
    図書館の話?が、ヴァイダの登場とともに、メキシコへの堕胎の旅となる。なんの脈絡もない、ファンタジックでコミカルで、厭世的な話

  • リチャード・ブローティガンの二冊目。最初は「西瓜糖の日々」だった。あまりのシュールさにめまいを覚えた。
    この本は中津の古本屋で100円で購入。買ったまま読んでなかった本。

  • ブローティガンの作品の中では長編です。

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