フランチェスコの暗号〈下〉 (新潮文庫)

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  • 新潮社 (2004年9月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102149522

フランチェスコの暗号〈下〉 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 謎解きも中途半端に終わり、事件もイマイチしっくりこなかった。4人の青春物語にしても、大人になってからの生活はありふれている様に思う。

  • 下巻の帯にはネルソン・デミルの言として「フィツジェラルドとウンベルト・エーコとダン・ブラウンの共著はこうなる!」とある。主人公がプリンストン大学のエリート学生っていってもフィツジェラルドは違うわな、ウンベルト・エーコならさらに迷宮度が増し複雑怪奇となるだろう、ダン・ブラウンは流行の「ダ・ヴィンチ・コード」を読んでいないので? 一応ミステリーの体裁をとっていて、当然のこととして死体も何体か。そんなことどもがなくともこの小説は成立するだろうから、もっとアカデミックに徹した方が面白いかなと思う。

    通勤時間のみに限定していて、読むのにエラく時間がかかってしまったが、謎解きの過程、解読されたメッセージと、終盤はそれなりに楽しめ、途中で投げ出すことなく読了できたのは幸いであった。

    解説を読んでビックリ、古書「ヒュプネロトマキア・ポリフィリ」は実在し、澁澤龍彦さんの著作で取り上げられたこともあるという。澁澤さんの本、昔よく読んだのだが記憶にないなあ。
    (2004年記)

  • (上巻から続く)下巻に入って、ようやく『ヒュプネロトマキア』の謎に踏み込んできたので期待しましたが、やはりあまり引き込まれないまま終わってしまいました…。

    物語は主人公トムの一人称による述懐、という形で進んで行きますが、現在と過去の話が入り混じり、しかも少年時代、大学入学直後、数ヶ月前、のように時系列が複雑に前後しながら進んでいくのが少々うざったいと思いました。単なる暗号解読話ではなく、主人公が大学生活を通じて恋愛や友情に悩み、成長していくというビルドゥングス・ロマンの要素が強い作品でこれをやられると、主人公の心情に同期しにくくなってしまうのですよ。

  • ついにポールは例の謎を解明するが、その研究成果を巡って、事態はとんでもない方に展開!
    上巻に比べてストーリーの動きが大きくスピーディーになる分、ルネサンス・モチーフの古色が失われるが、逆にアイビー・リーグの華やかで知的な雰囲気が前面に出てくる。もちろん、本来のテーマである暗号解読のくだりも多いので『ダ・ヴィンチ・コード』的な読み方もOKだが、読み終わってると、若者達の青春小説との感が強い。

  • 現代アメリカの由緒あるキャンパスライフと15世紀イタリアの古書にまつわる謎解きが交互に描かれ、電車内で途切れ途切れに読むには入り組んでいて混乱したので、上巻を読み終わった時点で思わずまとめメモを取りました。古書の謎解きより主人公たちがどうなるのか心配で読み続けた感じです。とっつきが悪くて正直読むのが大変でしたが、現代の若者が古書の世界に巻きこまれていく様子が面白く描かれていると思いました。
    作品中の人物サヴォナローラが漫画『チェーザレ』に出てくる人物と繋がって「おおっ」と思いました。

  • 話の筋とは別に、多分作者達が狙ったわけではない若々しさが感じられて、大学時代に戻りたくなった。

  • 寛容なる読者よ、ポリフィーロが語る夢を聞くがよい

    ネルソン・デミルのいうとおり、ウンベルト・ユーゴとダン・ブラウンそしてフィッツジェラルドが手を組んで書いたような小説。

    読めないでしょうが・・・ヒュプネロトマキアに興味津々!

  • うをー。ダヴィンチ・コードと違って地に足が着いてるお勉強ミステリだと思っていたら、最後アクション映画さながら大クラッシュした。そりゃねえべや。
    謎が解けていく過程がゾクゾクと楽しい。
    けど、結局、宝の山に行きつかなかったので残念。
    実在するものなので壮大なでっち上げは無理なのかなぁ。


    とても面白いけど、難点は、時間軸が主人公の語りによってかなり入り乱れて、何をしていた場面か分からなくなる、ということ。少年時代と大学4年時が入り乱れるなら分かるけど、3ヶ月前に戻ったり、入学時に戻ったり2年前に戻ったりと僅差で入り乱れて「?」となる。
    ラストはもう少し、ポールとの再会について触れて欲しい。

    チャーリーとギル好きだよ。

  • 08.5.10
    BookOff@105

  • 読みきれなかった。

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