贖罪〈上〉 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102157237

感想・レビュー・書評

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  • スリランカで読む。

  • およそ小説を読んだ後の感想として、自分のためにも一番言ってはいけない感想なのだろうけれど、ハッキリ言います。「つまらん」かった。戦争の描写や看護婦の描写など、意味があるのは分かるが無駄に長い。ハッキリ言って長くする意味はない。絶対削るべきだと思った。
    謎が明らかに…と言うのが売り文句だが、読後に衝撃を受けるような謎や内容は特に無い。アカデミー賞とかそう言うのは知らないが、映画としてまとめたらちょうど良いのかも知れない。ちょっと題名で期待しすぎた節もあるかも知れないが。

  • 文体に馴染めず、とても読みづらかったです・・・。
    最後まで読みましたが、上巻の前半で挫折しそうになってました。

    だけど、最後まで読むと、無性に読み返したくなる!!

  • 単行本で出たときに迷い、文庫化されても…上下巻…単行本を中古で探してもいいじゃん、って値段に迷い(珍しく値段を気にした:笑)、同じくらいの時期に映画が日本公開もされて、もう完全に読む時期を外した作品(苦笑)。微妙にストーリーも知ってます。うーん、そういう流れでいくか…と思いつつ。それにしても、映画の邦題「つぐない」はいかがなものか、と思います。ひきがねになるできごとは小さかったのかもしれないけれど、そこから起こることをフォローする言葉としてはそんなぬるいものじゃないと思いますし、思わず、「テレサ・テン?」とツッコミを入れてしまいそうで(笑)…ここはやはり、がっちり漢字でお願いしたかったです、配給会社さん。[2008.7.8にアップした感想(というかコメント)に記憶違いがあったので訂正します。クレストブックスには入っていなかったんで…]

  • 少女の夢想、羽化の誤解、独善的な潔癖、交錯、運命の悪戯〜下巻に続く〜

  • 他人の人生に取り返しのつかない一撃を放ってしまった瞬間から、自分自身もそれまでの自分には戻れなくなる。作家として生きねばならない業の怖さ。

  • 自分が行ったことによって人が悲しみ、苦しみ、終には死ぬ。

  • はじめまして。最近文庫に落ちたばかりなのでお勧めします。上巻での進み方が少々悠長すぎるようにおもわれるかも知れませんが是非じっくり読んでいただきたく。ただ下巻は電車など公の場で読むとうっかり落涙の危機があるやもしれませんが・・・

    〜お薦めお返事〜
    お薦め有り難うございます!あらすじを読みながら、すごく興味が惹かれました。海外翻訳の苦手な私でも、たまにガムシャラに「何だか凄く海外翻訳が読みたい!」という時期がありますので、その時に手を出してしまいそうな、そんな一冊になりそうです。しかも新潮文庫!私が文庫で一番好きなのが新潮なので、その為よく新潮文庫のコーナーでウロウロするのですが、その時に目を皿のようにして探し出そうと思います。お薦め有り難うございました!>たもつ

  • んー…。期待して読んだせいか、イマイチだったような…。
    いろいろな描写が冗長な気がして、私には馴染めなかった。
    戦争のシーンの意味合いも、最後の最後まで読めば意味合いはわからないではないのだが。やはり読んでいる最中は、なんなんだろうなー…?と、早く終わらないかー…と思いながら読んだのでもどかしかったし…。
    映画がアカデミー賞にノミネートされ、予告編が素敵なかんじだったので、まずは原作、と思って読んでみたのだが。
    映画もとりあえず見てみようとは思っています。(2008 Apr)

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著者プロフィール

イアン・マキューアン1948年英国ハンプシャー生まれ。75年デビュー作『最初の恋、最後の儀式』でサマセット・モーム賞受賞後、現代イギリス文学を代表する小説家として不動の地位を保つ。『セメント・ガーデン』『イノセント』、『アムステルダム』『贖罪』『恋するアダム』等邦訳多数。

「2023年 『夢みるピーターの七つの冒険』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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