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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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私はまた、この問題の起源が古代ギリシャにあることや、フェルマーの最終定理が数論の最高峰であることも知った。私は数学の美に触れ、「自然という書物は数学の言葉で書かれている」と言われる理由もわかりはじめた。
― 12ページ -
“大人になってからも子供のときからの夢を追い続けることができたのは、非常に恵まれていたと思います。これがめったにない幸運だということはわかっています。しかし人は誰しも、自分にとって大きな何かに本気で取り組むことができれば、想像を絶する収穫を手にすることができるのではないでしょうか。”
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“画家や詩人の作るパターンが美しいように、数学者の作るパターンも美しくなければならない。色や言葉と同様に、数学の概念は調和していなければならない。美こそは第一の試金石である。醜い数学に永住の地はない。”
みんなの感想・レビュー・書評
研究者である夫が「研究という仕事がいかに大変か分かるので、読んでおけ」と言われて手渡された本です。興味もあったので、素直に読んでみました。 それがこの本、本当に面白いです。 ワイルズ以外にも数学(科学)に人生をかけてきた様々な人たちの逸話もたくさん盛り込まれており、研究をすることの壮絶さに少し触れることができた気がします。 特に衝撃的だった数学者は、あまりにも壮絶な人生を送った、... 続きを読む »
文句なくおもしろい。そして、数学ってこんなにおもしろいんだ、と思った。学問ってこういうことなんだと思う。
「キミのココロを微分したい」という素っ頓狂な迷言を吐いた高校時代の友人は、今思えば名言だった…かもしんない。
こないだお肌の老化防止を数式が解決する、みたいなのをNHKニュースでやっててたまげたんだけど、この本読んでたら、数式で心の動きを表現できちゃったりするんだろうなと。
補遺(もおもしろい)の5の「整数を順に2乗していくと、隣り合う2つの平方根の差は必ず奇数」なんてもう、ネ申。ため息が出る。"エレガント"ってホントこういうとき使う言葉なんだな。
じゃあ数学って全能?と思いきや、不完全だと証明してる人がいたりして、ヘンな学問。
最後の章で盛り上がってた気分がちょっと失速したけど(コンピューターとの付き合い方は気になった)、基礎解析 中間テスト15点でも全然OK。素晴らしい。
数学上の最も有名な難問フェルマーの最終定理の証明にまつわる話。数論の発展の歴史や不完全性定理の発見などにより、証明の先行きに様々な暗雲が立ちこめる中で果敢に挑戦し、苦悩し続けたワイルズの偉大さ。さらにこの難問に関連した数学と数学者達の物語がわかる。
すごく面白かった。中学生の時「数学者になるためには」という題材で自由研究をやったんだけど、昔から「数」にとても惹かれていた。 不吉だけど・・イヤナヤツ(嫌な奴=18782)+イヤナヤツ=ミナゴロシ(皆殺し)←日本でのみ通用する。 他にも、どんなに大きな桁になっても一桁ずつ足していってその数が3で割れれば、元の数も必ず3で割れるとか。 この本は、数学史上もっとも難問と言われた『フェルマーの... 続きを読む »
サイモン・シン「フェルマーの最終定理」を読了。
もう10年も前に刊行されていた本だけど、縁あって手に取ったので読んでみた。はっきりいって数学は大の苦手と自認しているんだけど、この本は数学を知らない人間にも分かるように噛み砕いて記されているし、この問題に関わった数多くの人々のドラマを主題に描いているので、ものすごく楽しむ事ができた。
普段、フィクションしか読まなかったんだけども、こういうノンフィクションは、やはり物語に重みがあるというか、今後の読み物の傾向を変えてみようと思える、きっかけとなるんじゃないかな。学生時代にこの本に出会っていれば、もう少し数学に興味を持てたんと思う。
次は「ポアンカレ予想」にまつわる本なんかを見つけたら読んでみたい。
旅行に行くのになにか読もうと本屋に寄ってPOPにひかれて買った。ウィットとあたたかさのある表現で登場人物を描いていて、この本でサイモン・シンが大好きになった。おもしろかった。自分は数学が好きかもしれないと勘違いしてしまうほど。
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フェルマーの最終定理を解いたアンドリューの経緯
理系チックだが、文系でもセンター試験の数学をある程度知っていれば十分読める。
中々おもしろかった。
フェルマーの定理 ー 数学に詳しくない人でも聞いた事があるはず。
その簡潔で美しい数式である反面。何十、何百もの数学者が数百年かけても証明出来なかった悪魔のような定理(正確には“予想”)に魅せられた一人の少年が、人生をかけてその謎を解き明かしていくドキュメンタリー。
小難しい計算とかは割愛されているなど、数学は苦手という人でも楽しんで読めます。
いかに数学が厳密な世界に定義づけられているか(それでいて不安定のようにも感じられる)とか、年が経つにつれ数学が進化していく様子が分かります。
自分は大学で数学を専攻していたので、途中に出てくる問題を考えつつ読み進めて、非常に楽しめました(^^)
僕が読書に明け暮れる日々を送る記念すべき第一作品.数学史,数学ロマン,数学にまつわる話だが,数学を毛嫌いする人も読める作品.
証明に360年かかったフェルマーの最終定理のドキュメンタリー番組のノベライズ.フェルマーの最終定理に関わった数学者達にスポットを当てつつ数学史を丁寧に追っていき,最後に,定理を証明したアンドリュー・ワイルズの10年を解説する.簡単な数論であればその数学の内容の解説があるが,楕円曲線式やモジュラー説など小難しい部分になるとたとえ話でお茶を濁していた.とはいえ,360年に隠されたドラマが生き生きと語られ,読み物としてとても面白かった.これをきっかけに,まだ未解決の数学問題に挑戦していく人が増えればよいと思う.
もし一人の少年がこの問題に情熱を抱かなかったら後何年この問題は解かれることがなかっただろうか。いや、もしかしたらこの問題を解かれる瞬間には誰も出合うことは出来なかったかもしれない。この本は、一人の少年が30数年の時をかけて、350年以上解けなかった数学史上最大の難問を解決するまでの道のりを描いたノンフィクションである。本格的にこの問題に取り組み始めてから7年間、一人でこの問題に立ち向かっていたというのだから、もうすごいとしかいいようがない。小学生にも内容が理解できる、たった一つの問いを明らかにするために、これほどまでにドラマチックな背景があったことを教えてくれる本を読めたことは、数学を学んだことのある人なら誰もが感動するにちがいない。読まなくてはいけない本だと思う。
数学は他のどの学問にもまして主観を排した学問である。絶対的に正しい論理が求められる。人間の日常生活においては、ある程度の割り切りで進めていくことも多く、経済性であるという価値観も根強い。しかし、数世紀に分かり、数学として証明されなかったフェルマーの謎かけに、たくさんの数学者の英知が結集され、最後ウイルズの7年の努力により証明された。泣ける。人間の暮らしなんて、数学の厳格な証明に頼ることなく、物理な... 続きを読む »
久しぶりにものすごくわくわくした読書。小学生のころの読書を思い出した。続きが知りたくて知りたくて仕方ないのに本が終わるのが寂しくてどうしようもない気持ちの板ばさみ。でもわくわくしてとまらない。そんな感じ。内田樹がどこかで書いていたが、高校生になってからのわたしの読書は高尚で、難しく、世界的かつ学術的に評価されている、いわゆる読んでいなければ教養がなくて恥ずかしいとされる本への読書に偏重していて、娯... 続きを読む »
数学なる道を歩む人々の生き様を垣間みたくて、この本を手に取ってみた。著者の、素粒子物理学出身のBBCプロデューサーという経歴が生き、この数学史上最大の難問が生まれて解決されるまでの経緯が正確性を失う事無く叙述されると同時に、数学に縁がない人でも読みやすくしあがっている。ノンフィクションにここまでのめり込んだのは始めてで、一日で一気に読んでしまった。
どんな人でも読めるように書かれたものなので理系の人には少々物足りないかもしれないが、人間ドラマとして読むなら最高におもしろく、数学が得意ではない自分でもロマンを感じる。
数学に苦手意識を持つ人にこそおすすめ。数学者のかっこよさと、数学の美しさをチラリと覗いてみる事が出来ます。
<「xn + yn = zn nが2より大きいとき整数解をもたない」―17世紀の数学者が書き残した一言、 その証明にかけた数学者達の300年にわたる苦闘を描くドキュメンタリー> どうしても小説を読むとすぐに影響を受けてしまうタチなので、 理系ドキュメンタリーとかなら大丈夫かな・・・と思い読んでみましたが大正解!! 約300年証明されなかった「フェルマーの最終定理」を下敷... 続きを読む »
友人の薦めがあり、読んでみますた☆
この話は、17世紀のフランスのフェルマーという人が、証明したある定理にまつわる話。
彼が証明した定理は一見すると簡単な定理。
ただ、フェルマーは証明した筆跡を残さぬまま他界彼の定理を証明すべく、、、何人もの数学者がこの定理の証明に挑戦。
300年の時をかけ、数学の歴史を塗り替える様々な発見やドラマが満載。
数学が苦手な僕ちんでも問題なく読み進められます☆
数の規則性の美しさに感動すら覚えることができますた☆
数学が苦手でも楽しめます。フェルマーの最終定理に魅せられた数学者アンドリュー・ワイルズの挑戦、紀元前からの数学の歴史、若くして亡くなった天才数学者。などなどドラマがいっぱいでした。
自分一人では答えの出ない難問を、過去や現在の成果を駆使して証明を積み上げていく様子は感動します。また逆に、難問に挑戦していく過程で数学的に非常に重要な発見がなされて行くのもわくわくします。
これは泣いた。紀元前から始まる数学の歴史、360年にも及ぶ謎、30年間持ち続けた好奇心、7年の不断の努力とそれに続く1年に及んだ苦悩の道。そしてその過程を彩る様々な人生のエピソードと、着実に進歩していく科学的視点。サイモン・シンの凄いところは「人間が持つ魅力」「科学が持つ魅力」の両方を描ききるところにあると思う。数学的素養が無くったって、クライマックスの感動は抑えられない。不確かな人間が確かな定理を求めようとする行為が、こんなにも美しいものだとは思わなかった。
一言で言うと、この「フェルマーの最終定理」はアンドリュー・ワイルズのフェルマーへの挑戦の歴史が詰まった一冊。 しかしこの本のいい所はフェルマーの定理(解明の流れ)を知る前に数学とはどんな歴史を持っているのかを私達に教えてくれること(何より面白いところがこれらの数学の歴史は最終的にフェルマーの定理に通じていることです)。堅苦しい数式や専門用語ばかりが羅列することもなく、教師のように強烈に教... 続きを読む »
「学習にはモチベーションが第一であり、学問の素晴らしさを教えることが教師の勤めだ!」と英国から来た彼女は熱く語った。私にとって英語ファーストコンタクトだっただけに今も強く記憶に残っている。時折、悔悟の念を強く感じずにはいられない本がある。「宇宙創成」もそうだが高校時代この本を読んでいたら・・勿論、数学者にはならなかったと思う、なれなかったか?でも理系を選択していたかもしれない。少なくとももう少し数学の成績が見られるものになっていただろう。全ての数学嫌いの高校生諸氏へ「宇宙創成」とともに同著をお勧めします。






