ロスノフスキ家の娘 (上) (新潮文庫)

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制作 : 永井 淳 
  • 新潮社 (1983年2月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (378ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102161050

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ロスノフスキ家の娘 (上) (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 「ケインとアベル」の続編。ただ、フロレンティナ誕生の日から、成長し結婚に至るまでと父アベルの死までの不倶戴天の敵をめぐる人間模様は、「ケインとアベル」と重複してる感が否めない。ただ先にこちらを読んでも、いろんな発見があると思う。
    違う所は子供時代に家庭教師ミス・トレッドゴールドが登場し、学業以外にもレディとして、人格者としての教育を徹底する。また、フロレンティナは学校でライバルとして出会った、エドワードと切磋琢磨する。新しい登場人物2人のおかげで、物語が一層おもしろくなった。

    後、どっちにも登場する、あの、悪辣な卑劣漢、ヘンリー・オズボーンのクズぶりが半端なかった。しかも、ケインとアベル共通の敵だとよくわかった。2人よりも早く退場してくれたが、スピンオフ作れそうなキャラだった。

    アベルの友人、ジョージは、事あるごとに仕事でアベルを、アベル没後はフロレンティナを助け、一方、勘当同然の親子関係の修復に奔走した功労者だったが彼も亡くなる。

    フロレンティナは学友だったエドワードから政界進出話を持ちかけられ、下院議員選挙に当選する。

    夫リチャードの理解もあり、公務に勉強に勤しむフロレンティナだが、構ってもらえない淋しさから、アナベルは反抗的になりグレかかる。

    上院議員の予備選挙で敗れ、久々の休暇を得て、旅先でフロレンティナは、アナべルとの関係を修復し、より親密な親子関係を再築した。

    盤石なバックアップを得たフロレンティナはその後の上院議員選挙で当選した。

    その2度の選挙の間に、実母ザフィア、家庭教師ミス・トレッドゴールド.盟友ビュキャナン議員、夫の母ケイト・ケインの訃報に際する。

    運命は過酷だ。追い打ちをかけて、夫リチャードが、不運なストライキに巻き込まれた上、フロレンティナの演説に間に合わないばかりか、度重なる疲れからか、自動車事故を起こし、手術の甲斐なく、亡くなる。

    ショックで公務もままならない未亡人だったが、ホームレスとの対話が、彼女にまた、やる気を吹きこんだ。上院議員として経験を積み、大統領戦の予備選挙まで漕ぎ着けたフロレンティナだったが、ライバルの策略に合い、副大統領の立場に甘んじる。

    そんな中でも、大統領不在の折の有事を切り抜けた彼女は、大統領のお墨付きをもらったと確信するも、あからさまな大統領の心変りに苛立つ。

    それから間をおかず、エドワードとゴルフコースを回っていた彼女の前に、大統領死去の報せが…。ついに、念願のアメリカ大統領になったのだ。しかも、エドワードと再婚するとは。フロレンティナかっこいい。

    大統領選挙のシステムとか、大統領逝去の際は、副大統領が大統領に昇格するなんてのは、聞いた事がなかったから、大統領になれて良かったね、ってのは小説だけの話なのかなぁ?

    実際の大統領選挙では、去年女性初の大統領誕生が期待されたが、それも幻で終わった。いずれ、女性大統領が誕生するのは近いかもしれないが、周りを取り巻く環境も厳しくなって行く一方だ。

    ともあれ、続編らしい?「新版 大統領に知らせますか」は、フロレンティナを大統領に構想を練り直したらしいので、私はもう沢山だが、興味ある方は、お読みになっては?

    上・下巻で別々に感想書こうとしたが、下巻で書いてるうちに、何度も誤操作で消してしまったから、上・下巻読み終わった感想を上巻にした。

    2017.09.06 読了

  • 上巻のほとんどは前作でわかっているストーリーだったのがちょっと残念。やけに政治、特に大統領選の話が多いので、下巻ではそういった方面にいくのかな。

  • 『ケインとアベル』は私のお気に入りの本で、この第二弾の上巻もすごいスピード感で一気読みさせてもらった。

    『ケインとアベル』と重複してるこの上巻だったけど、
    あの背景にはこんなことがあったのか、とか
    ああ、こんなこともあったよなー。
    って、第二弾ではあるけど、二つの小説『ケインとアベル』と『ロスノフスキ家の娘』を同時に楽しめた感じ。

    いやー、でもここに登場してくる人物はみんな頭がよ過ぎて、ほんと別世界。
    フロレンティナもリチャードも、アベルと同じ無一文からビジネスを成功させた野心家なのは頭が下がる。

    次から次にいろんなことが起こるので、ほんと読んでて楽しかったけど、やっぱり『ケインとアベル』と比べてしまうと、なんて言うか壮絶なドラマの度合いが違うなぁー。と思ってしまう。

    下巻はどうなっていくか楽しみだ。

  • 初めのうちは『ケインとアベル』のダイジェスト風で少し退屈です。その気怠さを吹き飛ばしたのが家庭教師のミス・トレッドゴールド。努力家ながら時々慢心するフロレンティナを厳しく指導し、彼女の人生に大きな影響を与えます。
    中盤の駆け落ちからは物語が一気におもしろくなりますが、強いて難を言えば、妻も夫も頭が切れすぎです。
    ウィリアムの後を追うようにアベルが他界してしまい寂しくなりました。下巻の展開に期待します。

  • 『ケインとアベル』の続編にあたる作品。

    アベルの娘フロレンティナの誕生から始まり、
    前半は彼女の目から見たケインとアベルの物語が展開する。
    おかげで、『ケインとアベル』を未読の読者でも、
    支障なくこの小説を楽しむことができる。
    『ケインとアベル』を読んだことがある人にとっても、
    違った目線から見たこの物語はたいへん興味深い。
    この辺の気配りはアーチャーの上手さが光る。
    もちろん、『ケインとアベル』を事前に読んだほうが、
    よりこの小説を理解できるし、楽しむことができる。


    やがてフロレンティナはホテルの会長→アメリカ下院議員→上院議員と、
    幼少の頃の夢を実現すべく成功への階段を上っていく。
    巧妙な政治的罠にはまり、大統領への道は絶たれたかに見えたが!?

    最終的に『新版 大統領に知らせますか?』へつながっていくんですね。

    アーチャーの作品を読んだ後は、
    次にどんな小説を読んだらいいか困ってしまう。
    彼の後に下手な小説にあたってしまうと、
    穴ぼこだらけに見えてしまうのだ。
    それだけ彼の作品はよくできていて完成度が高いという証左なのであった。

    これは上下巻両方読んだ上での感想です。

  • 「ケインとアベル」の続編。アメリカ合衆国初の女性大統領!そろそろ実現するかもね。

  • レディプレジデントよりずっとずっと前の物語です。

  • 『ケインとアベル』の続編。
    単品でも 問題なく 楽しめるはず。

    アメリカの話。
    ジェフリー・アーチャーぽい政治色。

    主人公の性格がすき。
    女性ですので 憧れます

  • 「ケインとアベル」の続編。ケインの娘の話。だけどやっぱり政治色も。アーチャー作品の中でも特に女性好みでは?胸躍る展開。

  • ケインとアベルの続き本! その娘がなんとアメリカ大統領に・・・・。

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