- Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102161258
作品紹介・あらすじ
9・11テロ前夜、英貴族ウェントワース家の女主人ヴィクトリアは、破産寸前の家計に悩んでいた。双子の妹アラベラに手紙を書いているところに賊が侵入し、首を切られて命を落す。犯人は左耳も切断し、著名な美術品蒐集家フェンストンに送った。一方崩落したビルから生還したフェストンの美術コンサルタント、アンナは、付きまとう男の影に怯えていた。ゴッホの自画像を巡る会心作。
感想・レビュー・書評
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アーチャーの「難しくない方」のストーリーで軽快なテンポで読むことができました。この人の作品は沢山の伏線があることが多く、読み返すと「あっここでこんなことしてたんだ」と思わされることが都度あります。
自分とほぼ同じ誕生日のジャック、TVでリアルタイムに見ていたテロ事件に遭遇したアンナと、入り込む要素一杯の作品でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読みやすく、話が面白く飽きない。9.11の影響の大きさも知る。
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2020.6.3
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ロシアの元体操選手の殺し屋が主人公?
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下巻の感想参照
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2018.04.29.読了
9.11が関係あると思って読み始めていなかったので、
展開にちょっと戸惑いました。
ゴッホの自画像の自身には直接関係のない事件ですが、
なかなか面白かったです。
この頃はもっぱら中国が出てくる中、
東京も舞台になるなんて珍しい。
2005年だからかな。