誇りと復讐〈下〉 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (447ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102161296

感想・レビュー・書評

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  • ジェフリー・アーチャー、最近読んでなかったので、新刊(といっても3年以上前)が出てたことを知らなかった。相変わらず抜群のストーリーテラーです。一気に読みきりました。
    あとがきに、彼が本書を書いた背景が載っていた。今世紀に彼が何らかの罪で収監されていたのは知っていたが、その監獄での話をヒントに書かれた傑作とのこと。七転八起のアーチャーらしい逸話です。

  • 主人公ダニーは、犯していない殺人罪で投獄され、予想外の方法で脱獄し、自分に罪をかぶせた男たちに復讐する、というストーリーである。

    言ってしまえば簡単だが、この作品がとてもおもしろかった。
    なぜこんなに簡単に殺人罪になってしまったのか、その部分がもやもやしたままどんどん展開してしまったが、そんな疑問を抱いたことも忘れるくらいおもしろく読めた。

    刑務所内の部分は作者の実体験に基づいて書かれたらしく、リアルさが出ているようである。
    最後の終わり方もよかった。

  • 途中、面白く感じなかったけれど、終盤また盛り返しました。
    最後の終わり方は、その先が知りたいと思わせるものでした。

  • 全体的なご都合主義、「リーチへの復讐は?」と云う疑問と残念感・・、不満もありますが、最近読み始めたJ・H・アーチャーの中で、いちばん楽しめました。

  • 久しぶりにジェフリー・アーチャーの本 読みました。今回は刑務所や裁判も描写され、非常におもしろい内容です。

  • 現代版モンテクリスト伯のうような話。次々と展開していくストーリーはドキドキしながらも痛快。ジェフリー・アーチャーはやっぱり面白い!

  • どうやってこの逆境を跳ね返すのか。冷静だけど必死に闘う主人公を応援してしまった。上下巻とものめり込んで読めた。

  • 複雑すぎて、伏線がわからないくらい頭の中でもつれる。
    頭を休めたいのに、頭に入れなければならないことが沢山。
    でも、伏線に気付くと「アハ」体験のように
    パァっとすっきりするのも事実。
    アーチャーファンは皆これにはまっているのかな?

  • 法廷シーンでのやりとりは、かなり読み応えありました。
    最後がちょっとあっさりした感じでしたが、気持よく読み終えられました。
    今後の作品もまた楽しみです。

  •  J アーチャー らしくスピード感あふれた本です。 犯罪者にされた者があのような生き方ができるんだろうか? これも J アーチャーかもしれない。

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著者プロフィール

ジェフリー・アーチャー(Jeffrey Howard Archer)
1940年生まれのイギリスの政治家、小説家。一代貴族の貴族院議員。オックスフォード大学卒業後に政治家に。大ロンドン議会議員、庶民院議員(3期)、保守党副幹事長などを歴任したが、 1973年に投資で失敗して財産を全て失ったことを契機に、1974年10月の総選挙時に政界から退いた。
1976年に発表した『百万ドルをとり返せ!』が大ヒットして借金を完済、1985年に政界復帰し党副幹事長を務め貴族院議員に列されたが、偽証罪によって2001年に実刑を受け服役。2003年以降、作家活動を再開した。
代表作に『プリズン・ストーリーズ』、『クリフトン年代記』シリーズなど。

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