追風に帆を上げよ(下): クリフトン年代記 第4部 (新潮文庫)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102161401

作品紹介・あらすじ

バリントン海運の株式を巧妙に操作し、会社の凋落を企むマルティネス親子。銀行家ハードキャッスルの後ろ盾を得たハリーたちと、秒刻みの真っ向勝負が始まる。なかなか思い通りに行かず追い詰められたかに見えたマルティネスだったが、彼の悪辣さはハリーたちの想像を上回るものだった――。ついに完成した豪華客船の処女航海と一族の行く末は、裏切りの羅針盤によって導かれる!

感想・レビュー・書評

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  • マルティネス一家との闘い、バッキンガムの航海、爆破事件

  • 衝撃的な最後の終わり方に、次作があるのかないのか?気になるところ

  • バリントン海運の株式を巧妙に操作し、会社の凋落を企むマルティネス親子。その悪辣さはハリーたちの想像を上回るものだった。ついに完成した豪華客船の処女航海と一族の行く末は…。

    (再読 2017.03.08)
    下巻も斜め読み、「確かにこんな結末だった!」と確認した。第5部がどんな展開になるのなのか気になる。

    (初読 2015.06.05)
    衰えを知らないJ.アーチャー節、下巻もpage-turnerだった。この第4部の終わり方は第5部を読まずにはいられないパターンだが、問題はそれがいつ出版されるかということ。第4部を忘れないうちに読みたいのだが…。
    (B)

  • マルティネス一党、滅ぶべし! アーチャー的いつもの憎らしいレベルを越える悪党を追いつめ、一方では破滅の危機目前、気になるところで幕。もー。状況と作戦上しかたないとはいえクリフトン一族の活躍ひかえめではあった。

  • 主要登場人物の誰かが死ねば話しが進むものだけど、彼女の死、というかその過程がやりきれない。
    IRAとかヴィーゼンタールとか出てきても実在のものではあってもそれでも小説なんだなとしか思えないんだけど、ソニーとか盛田社長と出てくるとすごくリアリティを感じてしまうのは、日本に住む日本人故なんだろうな。

  • マルティネスの復讐が引き続き描かれる。セバスティアンのサムとの出会いがうれしいけど、何ともないといいけどと思いつつ。ラストの結果がわからぬまま第5部へ。早く翻訳版を発売してほしいです。

  • 第4部の後半でシリーズ8巻目。

    本巻は1964年のみの物語に終始しています。
    若者の死は両家には打撃だったものの、強力な仲間の怒りを呼び起こし、最大の敵は徹底的に懲らしめられます。
    ただ、最後のすかしっぺ的反撃がどのような結末になるかで第4部の幕が引かれます。
    かつてのスターウォーズじゃないけど、こんな状態で1年待たされるのは苦痛ですね。

  • 75歳のジェフリー・アーチャーは、死ぬまでにクリフトン年代記を書き上げることができるのだろうか?と去年、書評を書いた記憶があるけど、爺さん、老いて尚元気です。そんじょそこらのひよっことは、モノが違うね。まさにジェットコースター小説。すでに来年でるであろう第五部が楽しみ。SONYの盛田さんを出してくるあたりが上手いね。

  • 早く続きがよみたい。

  • ええええ?!
    ここで終わり?
    という感じで、第五部をすぐに読みたい渇望感。

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著者プロフィール

ジェフリー・アーチャー(Jeffrey Howard Archer)
1940年生まれのイギリスの政治家、小説家。一代貴族の貴族院議員。オックスフォード大学卒業後に政治家に。大ロンドン議会議員、庶民院議員(3期)、保守党副幹事長などを歴任したが、 1973年に投資で失敗して財産を全て失ったことを契機に、1974年10月の総選挙時に政界から退いた。
1976年に発表した『百万ドルをとり返せ!』が大ヒットして借金を完済、1985年に政界復帰し党副幹事長を務め貴族院議員に列されたが、偽証罪によって2001年に実刑を受け服役。2003年以降、作家活動を再開した。
代表作に『プリズン・ストーリーズ』、『クリフトン年代記』シリーズなど。

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