永遠に残るは(上): クリフトン年代記 第7部 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (390ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102161456

感想・レビュー・書評

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  • クリフトン年代記の最終章です。
    超大作であることは間違いなし。
    読み始めようかどうしようか迷っている方には、手に取ってみることをおすすめします。
    生から死までの話ですが、人が成長していく過程が描かれています。苦あり楽ありのストーリー展開は長編を短く感じられるでしょう。

  • 「私の場合はそうはいかないんですよ」ハリーは答えた。もう一度ウィリアム・ウォーリックを読者の前に登場させ、その後、次の小説に取りかからなくてはならないんです。1年ぐらいはかかるかもしれません。というわけで、私は少なくとも7日までは有している必要があるんですどういうことかお分かりですか、ドクター・チャーリーズ」

  • クリフトン年代記シリーズ、この7作目にて終了。アーチャー氏、もう70歳も超えてそろそろ終わってしまうのかな…と思っていたこの時期にこんなどえらいシリーズものを出してしまうからやっぱり只者ではない。横浜の書店でサインしてもらった文庫本、まだ大事にとってあります…

  • 結局、このシリーズは電子化されなかったので、最後まで紙の本を読むことになった。

  • 読了。シリーズ全体として満足と言うことで☆5つ。この第7部に限って言うと、まあ面白いんだけど、イベントが小粒で、これまでの壮大なストーリーの締めくくりにはやや蛇足感がある。ずっと読んできた身としては、最後の演説のあたりは胸に来るものがあるのはさすがのアーチャー節だったが、とくにこれまでの伏線を回収したという話でもなく、「その後の話」みたいな趣だった。

著者プロフィール

ジェフリー・アーチャー(Jeffrey Howard Archer)
1940年生まれのイギリスの政治家、小説家。一代貴族の貴族院議員。オックスフォード大学卒業後に政治家に。大ロンドン議会議員、庶民院議員(3期)、保守党副幹事長などを歴任したが、 1973年に投資で失敗して財産を全て失ったことを契機に、1974年10月の総選挙時に政界から退いた。
1976年に発表した『百万ドルをとり返せ!』が大ヒットして借金を完済、1985年に政界復帰し党副幹事長を務め貴族院議員に列されたが、偽証罪によって2001年に実刑を受け服役。2003年以降、作家活動を再開した。
代表作に『プリズン・ストーリーズ』、『クリフトン年代記』シリーズなど。

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