十二の秘密指令 (新潮文庫 フ 13-25)

  • 新潮社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102165256

感想・レビュー・書評

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  • いやー……スパイ物としても、意味なくエージェントが死にすぎで、読後感悪すぎ。

    「ファクトリー」内にいるはずの二重スパイ・もぐらを探そうとする、本部長ベル。
    この人がまあアル中で不倫中で、自分の保身まみれが理由で、内部監察班に調査を頼みたくない。で、自分でいろんな手を考え、囮のエージェントを使って失敗したりして、6人もの無関係のスパイが亡くなる。
    スパイ物なんてそんなものかもしれないが、ここまで犬死にさせられ三昧(しかも当のスパイ達は囮にされたことすら知らない)なのは、読んでて楽しくなかった。

    しかも、もぐらってこの人だよね~、と見当がつくだけに……。
    なぜ、ソビエトの二重スパイが一人勝ち、というラストにしたのだろう?
    血湧き肉踊る冒険もなく、騙し合い合戦でもなく、スカッとする展開もなし。なんだかなぁ……。

  • フ−13−25

  • フリーマントルの新作だとつい買っちゃうけれど、短編はイマイチかも。

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