- Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102165393
作品紹介・あらすじ
下校途中に誘拐された十歳の少女メアリ。彼女は、駐ベルギー合衆国大使令嬢だった。まもなく童謡をもじった犯行声明らしき電子メールが送りつけられ、FBI欧州連合版(ユーロポール)の心理分析官クローディーンが、犯人側との交渉役を務めることになった。わずかな手がかりから犯行の動機を探ろうとする彼女は、この事件が、虐待を好む小児性愛者たちの仕業だと気づくが…。
感想・レビュー・書評
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フ−13−39
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主人公の多く(犯人・FBI捜査官)が精神病者という異常な状態でストーリーが進む。
フリーマントルというと、どうしてもチャーリー・マフィンシリーズが頭に浮かぶが、マフィンもマンネリになった今、この新しいシリーズはなかなか楽しめる。最初、どうも話に入り込めず苦労したが、これは前作のシチュエーションを説明なしに使ったため。やや、ご都合主義というか、出来すぎの感もあるが、途中からは、ぐいぐいと引き込んで行く作者の力はやっぱり大した物です。 -
チャーリーのがいい
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あ
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面白くないワケじゃないけれど、ちょっと気分が滅入る。
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ユーロポ−ルの心理分析官クローディーンはメチャかっこいい女性。頭が良く、かなりの美貌を持ち、バリバリと仕事をする。今回は、ベルギー駐在の大使の娘が小児性愛者に誘拐され救出する。相変わらず彼女を助ける脇役たちも健在だし。実際問題、小児性愛者による誘拐は後をたたない。それも社会ではかなりの地位についている人たちのグループなんかが本当にあるのだ。子供を持つ親として早くこの手の事件がなくなることを祈っている。