シャーロック・ホームズの息子〈上〉 (新潮文庫)

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制作 : Brian Freemantle  日暮 雅通 
  • 新潮社 (2005年9月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102165515

シャーロック・ホームズの息子〈上〉 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • シャーロック・ホームズにはセバスチャンという息子がいた。
    大学を卒業したセバスチャンは、シャーロックの兄マイクロフトとチャーチルの策謀に巻き込まれ、
    アメリカでの情報収集活動に旅立つ。シャーロックも渋々これを認める。
    セバスチャンはアメリカで、無難に振る舞っていた。そのころチャーチルは・・・

    というのが大まかなあらすじになっている。
    シャーロックホームズものパスティーシュの一つ。
    シャーロックも時々登場し、彼なりに出番を作ってはいるが、あくまでも主人公は彼の息子セバスチャン。
    しかし、物語は、遅々として進まない。もちろん、いろいろなことが起こってはいるのだが、実際のところ何も起こっていないのと同じ。
    切迫した問題も発生しないし、したがって、推理もないし、解決もない。もやもやすることもないし、すっきりすることもない。
    言葉上の駆け引きだけ行われていて、それが紙面を上っ滑りしていく。
    要するに、実につまらない小説との印象を受けた。
    しかし、これは上巻である。下巻での盛り上がりのために、前半ではわざと押さえた記述になっているのかもしれない。

  • チャーリーじゃない

  • 先に二作目を読んでしまったので、若干ネタバレ(というか二作目のへ伏線が見えた)もありましたけど、フリーマントルの作品で好きなチャーリーの切れ味に若さをプラスしたようなセバスチャンの活躍。まだ下巻を買っていないので、続きが読めません。早速かってこなくっちゃ。

  •  上下2冊読み終えての感想。

     フリーマントルを読むのは久しぶりだったけど、なかなか読ませてくれた。第1次世界大戦前のアメリカを舞台に、イギリスとドイツのスパイが戦う物語なんだけど、イギリス側のスパイ(ではないことになっているけど、やっぱりスパイだと思う)が、あのホームズの息子であるのがミソ。名探偵としてのホームズが背景で活躍するのも大事な要素だけど(でも、このホームズはあんまりホームズっぽくないなあ)、むしろ、有名な父親を持ってしまった息子が、自分の心をどう乗り越えていくのかってあたりが読みどころだった。

     正直、途中まではちょっと読みにくくてどうかなって思ったけど、下巻にはいるあたりから物語の構造が見えてきて、ぐんぐん引っ張られた。最後の山場の勢いはさすが。でもまあ、全体としては期待ほどではないかな。思ったより物語が単純で、その割には長すぎるような気がした。

    2009/7/24

  • 息子がいるのはいいんだけどホームズに愛を語ってほしくない複雑な心理…マイクロフトとチャーチルの政治での丁々発止やってくれたらこの作者だし、狂喜して読むのになあ。ストーリーは手堅く面白い。だからこそマイクロフトと(以下略)

    残念ながら父親が偉大すぎるせいだけじゃなく、息子のキャラがいまいちなのであった。キャラクターがあまり見えない…。

  • 表紙とタイトルのみ見て入手したので、体は子供頭脳は大人な名探偵が「父さんの名にかけて!」と事件を解決するのかと思ったら、何でもこなせる秀才が主人公で少々がっかりである。
    父ホームズも同系列の何でもこなせる系だが、彼と異なりあまり息子ホームズに感情移入できないのは、読者と同じ視線を持つ人物がそばにいないためかもしれない。

    シナリオは、息子視点でアメリカ、父視点でイギリスを舞台に進む。
    息子が主人公ではあるものの、父の存在感はあまりにも大きい。
    息子の行動にやきもきした挙句、悪癖を再開してワトスンに怒られる父ホームズ。兄と本気でやりあう父ホームズ。
    全てがジェレミー・ブレットと露口茂で脳内再生されて困ったものだ。とりあえず、後編に期待。

    個人的には、大変に良い悪役のチャーチルが気になっている。そうだよな政治家ってそうあるべきだよな。
    悪いヤツだが魅力的なのである。
    この本を読む前に、一次大戦前後の歴史と政治情勢の復習は必須だと思った。

  • 息子セバスチャン・ホームズの活躍。1作目

    今回はアメリカ。
    ドイツは悪いね。第一次大戦前なので、まだプロイセンですが、かなり悪いです。完全にイギリス視点。

    この作者にしては設定が分かりやすいので、読みやすい。
    ハラハラ・ドキドキ楽しいです。

  • タイトル通り。シャーロック・ホームズの息子が繰り広げるアメリカでの諜報活動の話。
    船旅中のロマンス、父シャーロックと叔父マイクロフトやチャーチルの意志のぶつかりあい、仕込み杖を使った格闘、暗号を使った通信…面白く読み進めました。
    本家であるコナン・ドイルのホームズシリーズは短編が多くてサクサク読み終わるんですが、長編作品でホームズに浸るならこれかと。

  • ホームズの出番が思っていたよりもいっぱい。

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