シャーロック・ホームズの息子 下巻 (新潮文庫 フ 13-52)

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  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102165522

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  • フ−13−52

    ブライアン・フリーマントル 作 
    シャーロック・ホームズの息子の活躍

    内容(「BOOK」データベースより)
    セバスチャンは青年実業家を装って単身アメリカへと向かった。
    そこで米国の鉄鋼王や銀行家、ロシアの皇子などと接触。
    入手した情報は父シャーロックへ“ノーション”という暗号電文で送る。
    さらに彼は、ドイツ大使館でのレセプションに潜入することに成功。
    その席で、謎の積み荷が英国を経由してドイツへと運ばれる、という極秘情報を掴む。
    汽船の出港を阻止することは可能なのか。

    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    フリーマントル,ブライアン
    1936年サウサンプトン生れ。17歳でロンドンの新聞界に入り、国際関係の記事を専門とするジャーナリストとして活躍。
    『デイリー・メイル』紙の外報部長を務めた後、小説家デビュー

    日暮/雅通
    1954年千葉市生れ。青山学院大学卒。
    訳書に『シャーロック・ホームズ大百科事典』など多数

  • これは推理小説ではない。
    「本格推理」であるか否かというレベルの問題ではない。
    セバスチャン・ホームズのスパイ物小説である。
    「ホームズ」の名は、単にファンの注目を集める以上の意味合いはない。

    この本を、シャーロックホームズものパスティーシュの一つに入れるのには気が引ける。
    しかし、「シャーロック・ホームズの息子」(原題は「The Holmes Inheritance」)というタイトルには、無視するにはあまりにも魅力的である。
    というわけで、パスティーシュの一つとして認めることには眼をつぶらざるを得ない。

    続編「ホームズ二世のロシア秘録」(原題「The Holmes Factor」)がでているらしいが、それを読むことはないだろう。

  • 私はシリーズ2作目を最初に読んでしまっていたので、多少ネタバレがあったものの、それはそれで伏線を見つけるのが楽しかったです。
    ホームズものは世に沢山あるんでしょうが、私はフリーマントルものなら大歓迎です。

  • スパイものとしては、どうしてもおもしろさが足りないんだよなぁ。

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