シャーロック・ホームズの息子 下巻 (新潮文庫 フ 13-52)

  • 新潮社
2.92
  • (0)
  • (2)
  • (21)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 89
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102165522

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • これは推理小説ではない。
    「本格推理」であるか否かというレベルの問題ではない。
    セバスチャン・ホームズのスパイ物小説である。
    「ホームズ」の名は、単にファンの注目を集める以上の意味合いはない。

    この本を、シャーロックホームズものパスティーシュの一つに入れるのには気が引ける。
    しかし、「シャーロック・ホームズの息子」(原題は「The Holmes Inheritance」)というタイトルには、無視するにはあまりにも魅力的である。
    というわけで、パスティーシュの一つとして認めることには眼をつぶらざるを得ない。

    続編「ホームズ二世のロシア秘録」(原題「The Holmes Factor」)がでているらしいが、それを読むことはないだろう。

ブライアン・フリーマントルの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×