片腕をなくした男〈下〉 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102165614

感想・レビュー・書評

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    2009/12/27 
    片腕をなくした男〈上・下〉 (新潮文庫) 『2009/11 シリーズ第13弾』"

    書店で見たのでさっそく購入!
    チャーリーシリーズの最新作!


    内容と著者は → [more]

    <内容 :> 片腕をなくした男〈下〉 (新潮文庫)
    遺体の身元はつかめない。盗聴器を仕掛けた犯人も二重スパイも見つけられずにいる。
    焦るチャーリーをよそに、マスコミは事件を大々的に報道し、英露関係の危機が高まっていた。
    そんな折、必要以上に接触してくるCIA工作員。
    アメリカは何を企んでいるのか。
    孤立無援のチャーリーは一世一代の賭けに出ようとするがその勝算は…。
    シリーズの行方を大きく暗示する緊迫の最新作。

    <著者略歴 :> (「BOOK著者紹介情報」より) フリーマントル,ブライアン
    1936年 英サウサンプトン生れ。
    17歳でロンドンの新聞界に入り、国際関係の記事を専門とするジャーナリストとして活躍。
    『デイリー・メイル』紙の外報部長を務めた後、小説家デビュー。
    『消されかけた男』をはじめとする英国情報部員チャーリー・マフィンのシリーズで知られる。
    さらに米露捜査官コンビ、カウリー&ダニーロフ・シリーズやプロファイリング・シリーズなど作風は幅広い

    <翻訳 :> 戸田 裕之
    1954年島根県生れ。早稲田大学卒業後、編集者を経て翻訳家に
    (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

  • ロシアの捜査妨害、しゃしゃり出るCIA、英国諜報部MI5とMI6の権力闘争。数々の困難に妨害されながらチャーリーは驚天動地の陰謀を炙り出す。

  • ☆☆☆☆★

  • CHARLIE MUFFIN - 11th December, 1979
    http://youtu.be/m05fnuFBlHM
    題名 原題 『Charlie Muffin』
       アメリカ版 『A Deadly Game』
    主演 David Hemmings(チャーリー・マフィン役)
    Charlie Muffin (TV Film) - Wikipedia, the free encyclopedia
    http://en.wikipedia.org/wiki/Charlie_Muffin

  • 上巻よりは面白かったけど…
    ほとんど展開が無く、何度も寝そうになった

  • ロシアのマスコミも巻き込んだが、操作は進まない。そんな時、情報提供者が現れる。
    最後はどんでん返しだったな。そして、せっかくイギリスへ行ってみようと思ったナターリヤなのに(まずは様子見だけだけど)、このどんでん返しのせいで行けなくなってしまった。
    これ、3部作らしいので、あと2冊あると思われる。期待してるけれど。
    それにしても、昔は西と東でわかりやすかったのに、今は誰が敵なのか、よくわからなくなっちゃったね。悪玉っぽいロシアは別に敵ではなかったんだもん。ってか誰もどこも敵じゃなかったのに。

  • 10/6/26 大好きなシリーズということで即購入。

  • 東西冷戦を背景にしたスパイもの、というのは好きなジャンルの1つだった。その中でも、ジョン・ル・カレと共に、フリーマントルのこのチャーリー・マフィンシリーズは最もお気に入りのものだった。文庫の解説によると、この「片腕をなくした男」は、チャーリー・マフィンシリーズとしては、5年ぶりの作品であるらしい。シリーズの作品は全て読んでいるが、確かに、本屋でこの本を見つけたときには、「えっ、チャーリー・マフィンシリーズってまだやっているんだ」と少し驚いたくらい久しぶりの作品だった。スパイは、冷戦の間の東側陣営と西側陣営の間の対立がよって立つ基盤であり、冷戦の終わった今となっては、もちろん、情報機関というのは今も大きな意味を持つのだろうけれども、小説の題材として使うには、はっきりと難しくなっているのだと思う。この「片腕をなくした男」も、緻密なできばえで、それなりに面白かったのだけれども、シリーズの初期の頃のスケール感から比べると、今ひとつという印象はぬぐえなかった。

  • 最近読んだいくつかのノン・シリーズものよりも、やっぱり全然いい。

  • 面白かったですね。ほかのスパイものとの違いってなんでしょうね。組織の一員として巻き込まれるゴタゴタや、しょぼくれた外見、アクションシーンの少なさとか。このあとの展開が非常に気になります。なんだか悲劇が待ち構えているようで恐い気もしますが。

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