羊たちの沈黙 (新潮文庫)

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制作 : 菊池 光 
  • 新潮社 (1989年9月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (511ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102167021

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羊たちの沈黙 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 天才レクター博士のキャラが卓越。
    ぜんぜん違うけれど、真賀田四季博士を連想してしまって。

    天才が描かれている本はどれもこれも程遠い私にはあこがれの対象です。
    クラリスも一途で好感が持てました。
    映画ではジョディ・フォスターか?
    そうなのか?

    これは是非とも「レッドドラゴン」」も読んでみなくては!
    どれだけ無知を晒すんだか…情けなや。
    レクター博士もキャラ読みするのなら順番があるんでした(泣)

  • 壁一枚を隔てての殺人犯との対面、という導入が堪らなくクール。好き。
    森博嗣の「すべF」もそうですが、彼岸の存在として描かれる天才と、此岸(読者側)の存在として描かれる語り部の会話のやり取りがすごく知的で、読んでるだけでゾクゾクできるのがいい!言葉遣いが訳の古いこともあって若干取っ付きにくいですが、それを差し引いてもレクター博士とクラリスの応酬にドキドキします。

    映画は数年前に一度見ただけなので詳細は覚えていませんが、映画に比べるとクラリスが上司との関係に苦労してる印象が強かったり、クロフォードのキャラが立ってたり、とやっぱり小説ならではの厚みがあって面白かった( ^ω^ )

    が、映画に比べるとレクター博士の存在感がそれほど際立っていなかったのが意外でした。それぞれのキャラクタの描写が映画より多い分そう感じたのかも知れません。そりゃま、映画化にあたってはレクター博士VSクラリスの図式を誇張するわな…。

    それにしても、レクター博士といい、真賀田博士といい、色んな意味で一線越えた天才っていうのは、どうしてこうも魅力的に映るんでしょうか。



    世間を震撼させる連続殺人鬼、バッファロー・ビル逮捕に向けて奔走するFBIは、人員不足を理由に女子大生クラリス・スターリングを捜査官候補に抜擢した。
    彼女に与えられた使命は、口を噤み続ける大量殺人犯にして元天才精神科医、ハンニバル・レクターの言葉を取ること。しかし、彼女はレクター博士の示唆の下、バッファロー・ビルを追い掛けることになり…。

  • レッド・ドラゴンから引き続き、連続してこの「羊たちの沈黙」を読み終わった。
    レクター博士は相変わらず不気味で精神異常者ながらも魅力的で、犯罪者であるにもかかわらず好感を持ってしまうキャラクターであった。
    レクター博士だけでなく、今回の主人公クラリス・スターリング捜査官、また前作から引き続き登場のクローフォドも物語の中で活躍してくれる。クローフォドは特に、彼の妻とのエピソードが胸打たれるものであったのが印象深い。
    また、アクションシーンも素晴らしかった。レクター博士の脱走シーンは文章で読んでも興奮せざるをえなかった。

  •  翻訳本だと、日本語の微妙な言い回しが省略されているために文脈が不自然だ。物語のあらすじを追うことはできるが、言葉から伝わる情報が少ないように感じる。たぶん、翻訳者の問題というよりは日本語と英語の仕組みの違いなのだと思う。日本人としては辛い。ならば原文で読んでみよう(笑

     十分に怖いお話ではある。あるのだが、障子と畳の文化圏から見ると怖さというには程遠い。生暖かい風もなければ、漆黒の闇もそこには存在しない。ただただ明るさだけが際立つ。ある面では映画のほうが優れている。

  • 裁縫の上手なオカマ野郎が太った女達を次々殺して皮を剥ぎ服を作ろうとするもんだからFBIの人は殺人で監獄に入れられている天才的な精神科医の所に訓練生の女を送り込んで犯人への手掛かりをつかもうとするけど…長い

  • 映画も素晴らしい。けど、私の想像力の成せる技か、映画より断然やばい。

  • 個人的に思い出深い作品。この映画で衝撃を受け、プロファイリングや事件捜査に興味を持つきっかけとなった。
    天才精神科医で猟奇的な殺人者でもあるレクター博士が、厳戒房にいながらにして外の事件の全てを見透かし、捜査官とのゲームを楽しむように会話を重ねて捜査協力をしていく。300人以上殺したと言われるH.ルーカスの収監後のエピソードに着想を得たのだと何かで読んだが、事件の質としては「呼吸をするように人を殺した」ルーカスとレクターでは全く異なるから、どっちが怖いかと考えてみる。
    どっちも怖い。

  • 映画観てなかったら結構厳しいんじゃないかな。映画より原作の方が良いケースが多いけど、今作は映画の方が圧倒的に良いと思う。特にラスト。
    新訳は読んでないから比較できないし、訳文だから仕方ないけど読み辛い。フードをフッドとか、テーブルをテイブルとか音に忠実にしたい拘りはわかるけど、そんなの期待してないしいらっとする。

  • 映画で有名な作品、前々から読もうと思っていたものをやっと読みました。
    残忍な人食い殺人鬼と紳士の両方の顔を持つレクター博士が何といっても魅力的。脱走シーンには手に汗握りました。あと、クロフォードもかっこいい。奥さんを献身的に介護するクロフォードに、恋心に近い憧れを抱くクラリス、という構図も良い。クラリスがクロフォードに惹かれるのはお父さんと重ねている部分があるのだろうか。クロフォードに認められたい一心で捜査に参加したクラリスが、どんどん事件にのめりこんでいくように、こちらもどんどん物語にのめりこんでしまった。
    小説を読んだあと、映画も見ました。文章では掴み切れなかった場所の状況などが映画で補完できてよかったです。アンソニー・ホプキンスの目力と優雅な身のこなしが、まさにレクター博士!って感じではまり役でした。

  • 2016.6.26
    普通だった

  • 小説と映画では、彼のかつての患者の一人であり女性を誘拐し皮を剥いでいるバッファロー・ビルに関する情報を得るため、若きFBI訓練生のクラリス・スターリングが、投獄されている社会病質の精神科医のもとに送られる。

    当初、クラリスと対面したレクター博士は「アカデミーに帰りなさい、クラリスお嬢さん」とすげなくあしらうが、彼女が囚人の一人に辱められたことに怒り、その非礼への償いとして最初のヒントを与える。その後、クラリスの少女時代の記憶、秘められた過去の話と引き換えに、博士は彼女へ事件解決のアドバイスを与え続けていく。

  • ハンニバル・レクター博士が異様な存在感を放つこのシリーズ。映画は見たことがあったけれど、改めて小説で読んでみた。やっぱりレクターかっこいい!かっこいいと言ってはいけない絶対悪なのだろうけれど、だからこそ惹き付けられるものがあります。ただ、菊地光のこの訳は、少し時代を感じさせますね。さて、次はハンニバルかな。

  • 翻訳が不評であるようだが、会話や状況描写において確かに分かりづらい表現が多数あった。そのあたりは意識的に無視し、ストーリーの本筋に集中して読み進めていくうちに、ぐいぐいと引き込まれていった。特に虫の繭から真相に迫っていく過程は興味深いが、なぜガムが蛾に魅せられていたのかがわからない。またミセズ・リップマンとガムがどのように関係を深めたのかにも疑問が残った。レクター博士とスターリングはもちろん、クローフォドやマップなどのキャラクターが非常に魅力的。映画もみたい。

  • 内田樹「一人ではー」で紹介されていた本。

  • サイコスリラー隆盛のきっかけとなった記念碑的作品。狂気の犯罪者ハニバル・レクターの特異性のみに着目し過ぎては、本作の優れた点を見落とす。FBIのプロファイリングが連続殺人者をどのように炙り出し、追い詰めていくのか。それを本格的に娯楽小説へと導入したトマス・ハリスの先見性こそ評価されるべきだ。リアリスティックな筆致が緊張感溢れるサスペンスを生み出しており、プロットも手堅くまとめられている。

  • 意外と映画は上手くまとめている。クラリスが感情的だったのに、最後のほうは成長している様子も見られて、普通に楽しんでしまった。

  • 美人(だと思われる)FBI捜査官見習いが活躍する、連続美女皮剥殺人事件の話。
    主人公と囚われの精神科医レクター博士とのやりとりが意味深で結構面白い。

  • ドラマのハンニバルにはまりすぎたため、原作を読んでみた。
    けど、翻訳者が下手なのか?原文が複雑なのか?頭に内容が入りづらい・・・
    映画を見てないと、状況がいまいち分かりにくいのではないかと思います。

    それはさておき、やはりレクター博士はかっこいい!
    レクター博士が脱出するシーンは映画でも本でもワクワクします。
    冷静に考えると殺人鬼なんだけど、でもこんなに魅力的な殺人鬼ってなかなかいないのではないかと思います。
    精神科医が殺人鬼というギャップが退廃的でいいのでしょうか。

    色々忘れてたけど、ジャッククロフォードの奥さんとか、ウィルグラハムについても触れられてて、色々ドラマと繋がっていきました。
    しかしジャッククロフォードとかアラーナブルームはドラマで再現されるのに、レクターはやはりアンソニーホプキンスの印象が強いですね・・・。

  • とても面白いのに訳が最悪で読みにくい。

  • 展示中 2014.9~

  • 内容は面白かったけど翻訳があまりに読みづらい。中学校教科書の英訳っぽい。

  • 映画も観たくなった

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