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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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“Well done,Little Snowflake.Come home to me now.
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地上をさして、雪のひとひらがはるばると舞いおりてゆくこのくらい世界に、あかつきのひかりがさしそめ、それにつれて、空はまず鋼色の青みをおび、それから灰色に、つづいて真珠色にかわりました。
― 10ページ -
彼女の生涯はつつましいものでした。この身はささやかな雪のひとひらにすぎず、片時もそれ以上のものであったり、それ以上を望んだりしたことはありませんでした。
けれども、こうしてふりかえってみると、彼女は終始役に立つものであり、その目的を果たすために必要とされるところに、つねに居合わせていたわけでした。
― 141ページ
みんなの感想・レビュー・書評
ポールギャリコ
雪のひとひらに例えられた女性の一生は慎ましくも美しく。人生の素晴らしさ、儚さ、美しさを一編の中編にまとめられています。
”
自然描写や情景描写がことごとく美しいと感じた。色の表し方が見事に思えた。とても良い翻訳だった。
初ギャリコ。童話を読むような、こどもの視点で読み進められる出だしのわくわく感。幼かった雪のひとひらが、少しずつ女性になって、母になって、人生のクライマックスに遭遇する。もし映像化しても、十分に見応えがあるだろう。次々に変わる場面。読者も、雪のひとひらと一緒に、こどもから大人へ、そしてまだ見ぬ人生の終焉へとめぐることが出来るのかもしれない。訳者の矢川さんの解説も良かった。
古本。
この街にはどうやらギャリコファンがいるらしく、
他の時にも、ギャリコをゲットしている私。
今回初めて読んでみた。
詩のような物語。
タイトルだけ見るとロマンティックな小説を連想するが、そうではない。
ひとりの女性として擬人化された存在が「雪のひとひら」である。
その人生の長い旅を描いた作品。
決して悲劇的でもなく、ドラマティックでもない。
ごく平凡なひとりの女性が、様々な出来事を通して喜びや悲しみを経験していく。
その中で「いかに生きるか」を問いかけられる内容なのだが、
ポール・ギャリコの作品ではじめて【退屈】を味わってしまった。
「こういう文章の流れになるんだろうな」と思いながら読むと、全部その通りで・・
読者年齢を選ぶ作品かもしれない。
若い方にはおすすめです。
お好きな方も多いと思うので評価点は省きますね。
何となく惹かれて手に取りました。
雪のひとひらの一生が描かれた作品。
人生のどこにいるかで受け取り方が変わってくる本なのだろうと思います。
年を重ねてから、また、読みたいです。
雪のひとひらを女性に見立て、生まれてから死にゆくまでの一生を描く。
情景が綺麗。
何のために生まれてきたのか、雪のひとひらは一生その事を考えながら生きる。
話の中で何度となく問いかけられる問いに、気が付いたら考えさせられる、そんな本。
ひとりの女性として擬人化された「雪のひとひら」の人生の長い旅を描いた作品。「女の一生」というと「女傑」やら「悲劇的人生」を想像してしまうが、『雪のひとひら』の主人公は平凡で一般的な女性なのである。彼女の喜び、悲しみを追いつつ、「いかに生きるか」ということを考えさせられる、素敵な物語だった。
人生の岐路に立ったような人や女性へのプレゼントには最適な本かもしれない。
よくも擬人化しにくい「雪」を擬人化して、しかも一人の女性の人生へとリンクさせたなと思う。
空から降りてきた雪の結晶が、長い旅を経て再び空へと還るまでの道のりを、女性が生まれてから死ぬまでの一つの人生として重ねて描いている小説。一生を描くとはいっても一大長編という訳ではなく、あっけないと言うほどに短い。 人の人生をあっけないとは無粋だが、客観的に見た人の一生なんてものは、それこそ雪が降りまた蒸発してゆくのと同様非常にありふれていることでもある。それゆえに、小説内に出てくる雪の結晶は... 続きを読む »
書店で買えるポール・ギャリコさんの文庫を全て買ってきました。
とりあえず手に入った中で、「雪のひとひら」は、最後の一冊でした。
ジェニィやトマシーナ、猫語の教科書のツィツァや本物の魔法使いの
モプシーなど、猫や犬の視点で語られた物語や場面はありましたが、
「雪のひとひら」を主人公に設定し擬人化して語られた物語は、独特な
試みだと思います。
結果的に、誰もが自分の人生と照らし合わせて、自分がこの世に生を受け、
生きて、そして死んでゆく意味について、静かに考える切欠になる物語です。
つまり、どのような物語よりも包括的で普遍的な物語になっています。
もはや、小説と言うよりも、聖書と言った方が良いかもしれません。
最初、読みにくー思ったので長いこと放置。
そのままにしておけないので今日読破。読破って言ってもかなーり薄い本だけど。
最初つまらなかったせいかじっくり読んだら面白かった。
水に例えた女性の一生。
表紙と挿絵がかわいい。
雪のひとひらとて生命を授かった時から、自然の摂理に従って生きた、時にはしたたかで、時には繊細であった女性の物語。
本当に大切なものは目に見えない。失ってから気づくことが多い。人間関係ににしろ、時間にしろ。幸せと苦しみの繰り返しによって、人は生長していく。むしろ、人生はそういうものだ。この本は、その訴えているように思えた。
こどもに読ませたいが、大人向け童話でもある一冊。
ギャリコの世界観はやはり美しい。文庫の装丁に惹かれて買った。
ブックオフ。「個に徹すると孤独になる」云々。線引きなど必要ないほどわかりやすい文体で大切なことがちりばめられている。
去年のクリスマスフェアで一番目に付いたので買いました。もともとポール・ギャリコのスノーグースを読んでみたくて、同じ作者なので…ということで手にとってみたのです。内容は、雪のひとひらの生まれてから死ぬまでを描いたものです。雪のひとひらの透明感が心地よくて読んでいて気持ちが楽になりました。

男の人が書いてるって思えないくらい女性的で繊細なんだよね、文章が。
ちなみにこの雪のひとひらは雪のひとひら=結晶的なものが主人公で、それを女の人の一生にあてはめてるお話。
雪のひとひらは最初空の上...





