偽りの楽園(上) (新潮文庫)

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制作 : Tom Rob Smith  田口 俊樹 
  • 新潮社 (2015年8月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102169377

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偽りの楽園(上) (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 田舎の小さな社会に隠された悪の影か
    はたまた精神に支障をきたした人の妄想か。
    一方当事者がひたすら話す、それも些細なことに
    何かをかぎつけたり結びつけるだけなので、
    後者を疑ってしまうが、聞き手が驚くような
    言葉や話題の変化からもう一つ疑われるのは。。。
    とはいえ、まだまだ話し足りないようで
    具体的な事件のにおいがしたところで下巻に。
    しかし、あんたも突然行方不明みたいなこと
    したろうに。

  • はじめて読む作家さん。
    「チャイルド44」を読みたくて本屋さんに行ったら置いていなくて、こちらを発見。
    「チャイルド44」が映画化され(大好きヴァンサンも出演しているのです)、話題になっているようなので、本作にも自然と期待がかかる。

    ダニエルのもとに、スウェーデンで幸せに暮らしているはずの父親から電話が入る。
    「お母さんさんは病気だ。精神病院からいなくなった」。
    いなくなった母親からも電話が入る。
    「お父さんが言ったことは全部嘘よ。私はおかしくなんてなってない。警察に行かないと」。

    こうはじまり、ダニエルのもとに来た母親の告白がはじまるのだが、それがまた長い。グダグダグダグダ話がつづく。
    こういうひといる。
    何から何まで話さないといけないと思うひと。
    聞いているこちらは、結局何を話したいのかさっぱりわからないので、いい加減疲れてくる。
    このグダグダ告白が一冊つづく。

    下巻、頼むよ。

  • 北欧サスペンスミステリ。
    離れて暮らす母親が、父親らに貶められそうだといい、非現実的な犯罪事件を暴露し出す、というあらすじはよかった。
    だが、起承転結のバランスとテンポが悪い。
    前半は、効果的なサスペンスというより、単に話が中々進まない。
    対して後半は、主人公の心情推移や謎解きに段階的な強弱がなさ過ぎで、ほとんど入り込めなかった。
    翻訳苦手のせいか、作者や訳者が合わないのか、とにかく個人的にはハズレだった。
    2

  • 両親が新天地に選んだスウェーデンの農場。息子ダニエルは二人が幸せに暮らしていると信じて疑うことなどなかった、父からの電話さえ無ければ。

    小さいながらも完成形だと確信していた家族のカタチが崩壊していく怖さ。今まで見て来た信頼がいかに不安定な土台の上に乗せられたものかが怖い。

    母の語る農村部の人間関係、消えた少女の行方は。父は関与しているのか。

    とにかく長い長〜〜い母の語りについて行くのが大変かも。しかも上巻だけでは終わらないのであった。下巻に続くー。

  • 読ませるのはいいんだけど、お○んこって笑。

  • お母さん、病んでるでしょ。(下巻に続く)

  • 父母の食い違う話に興味が湧いて、読み進むことができた。

  • レビューは下巻にて

  • 母親の話だけで終わった上巻。なかなか核心に近づかず、ちょっとイラつく。聞き役とはいえ息子の存在感も希薄。今後息子がどんな役回りを務めるのかを含め、下巻の展開に期待。

  • 母親の話が少し長すぎて間延びしたが、最後の「 真実」へ向かうクライマックスは面白く読めた。

  • 読みづらい。。。。

  • チャイルド44、グラーグ57、エージェント6シリーズのトム・ロブスミスの最新作。

    チャイルド44からの3作はKGBのエリート刑事、レオデミトフを中心として、最終的には中東やらアメリカやらを巻き込んだ国家規模のスケールの大きな謎に個人が翻弄される壮大なミステリーだったけれども、今作はそれと対象的に、主人公はイギリスの経済的に自立できない遊牧民的造園デザイナーのダニエルで、スウェーデンの田舎で起きてるっぽい謎に間接的に翻弄される、とてもミニマムな話。

    話はロンドンにいるダニエルの元に引退して夫婦でスウェーデンの田舎農場に引っ越した父から、「母さんの具合がよくない」という電話から始まる。

    その電話の直後に母がスウェーデンからダニエルの元を訪れて、両親の話が食い違って、というような感じ。

    帯にあるように、

    「母の告白は真実か狂気か?」

    っていうのが話の中心。

    上巻では母が田舎でよくありそうなステレオタイプな無意識の悪意、を語るのが中心。ステレオタイプな感じが小説としては意味があるのだけれども、読み手としてはステレオタイプなだけに、話される内容は若干退屈というか結構ありふれた話なのだけれども、それが息子が母親が精神疾患ではないかと疑いながら聞いている、という設定があるために、かなり緊張感を持って楽しく読める感じになっている。

  • 正直に言って、上巻が終わった段階では、何がミステリーの根幹なのかさっぱりわからないので評価のしようがありません。何がナゾかわからないので、ちょっとイライラしています。。。

  • お母さん、“おまんこ”とか言わずに早く要点だけ説明して!

  • 10月12日読了。図書館。

  • まだ、本題に全くはいっていないんでしょうね。母親の長い独白が続きます。でも、うまく語っているので、展開が気になります。かなりひっぱってる感があるので、いやおうにも期待が高まります。頼むよー。

  • だんだん…盛り上がってきた

  • 平成27年20冊目。

  • レビューは下巻にて。

  • 待望のトム・ロブ・スミスの新作の上巻である。

    ロンドンに暮らす主人公のダニエルの元に引退後にスウェーデンの田舎で暮らす父親から、母親が心を病んだという電話が入る。そして、ダニエルの元を訪ねて来た母親は、父親とは全く逆の事を語り出した…

    上巻は、母親がダニエルに語る奇妙な物語で終始するという何とも不思議な設定で、全く真相が見えて来ない。読み進むうちに、母親の語る物語に関しては、ダニエルと自分は同じレベルである事に気付き、著者の計算であろうか、まるで自分が主人公であるかのような錯覚に陥る。

    あの傑作、レオ・デミドフ三部作とは全く異なる風合いの作品に戸惑いを感じた。

    果たして、下巻で明かされる真相とは如何なるものなのか。

  • 初読

    自分を愛し育ててくれた母親が信頼できない語り手となり、
    電話の向こうの父親もまた同様である、
    とあらすじを聞いただけで読まずにはいられない。
    構成自体が面白い。

    どんどん読めるのだけど、意外に母親の叙述が長い。
    この長さだと、どう畳むの〜!?ってところで上巻読了。

    スウェーデン郊外の農場での描写も興味深い。

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偽りの楽園(上) (新潮文庫)の作品紹介

両親はスウェーデンで幸せな老後を送っていると思っていたダニエルに、父から電話がはいる。「お母さんは病気だ。精神病院に入院したが脱走した」。その直後、今度は母からの電話。「私は狂ってなんかいない。お父さんは悪事に手を染めているの。警察に連絡しないと」。両親のどちらを信じればいいのか途方に暮れるダニエル。そんな彼の前に、やがて様々な秘密、犯罪、陰謀が明らかに。

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