タイタニックを引き揚げろ (新潮文庫 カ 5-2)

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制作 : 中山 善之 
  • 新潮社 (1981年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (664ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102170021

タイタニックを引き揚げろ (新潮文庫 カ 5-2)の感想・レビュー・書評

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  • 図書館で。冒険活劇もの。とりあえずヒーローはチートな感じです。
    そしてヒロインの旦那が嫌いなタイプでイライラ。いつアイツを捨てるんだろう、とそればっかり考えていたり。確かに彼は自分で思うほど奥さんの事が好きではないと思う。彼のイメージの妻を愛しているんだろうな。それに気づけて良かったね、奥さん、という感じでしょうか。個々のエピソードが丁寧に語られるのでその分本筋からずれてテンポが遅くなる感じ。ホルンの修復とかにそこまで丁寧にページ割かなくてもいいのにとかちょっと思ったり。

  • ダークピットシリーズをビッグヒットに押し上げたシリーズ初期の代表作。

    カッスラー作品には、幾つかの平行する物語がそれぞれのプロットで描かれ、最終的には一つの物語に織り成される。そして、そこには勧善懲悪が通奏低音のように語られる。
    「正義は悪を必ず凌駕し、震撼ならしむる」

    今回は、当時の冷戦構造を根底から覆すアメリカ本土の新たな防衛システムとあのタイタニックが一握りの鉱石(ビザニウム)により結びつき、合衆国の威信を架け3650mの海底に横たわる4万5千トンの沈船を浮上させるという奇想天外なプロジェクトがモチーフとなっており、読者に息つく間を与えない。

    若干、興ざめの補足としては、ビザニウムという金属は存在しない。また、沈没したタイタニック号は数回にわたり調査され、第三煙突の下あたりで千切れており、海中に没する前に竜骨が折れた(映画タイタニックのとおり)とする説を裏付けた。したがって、本作はカッスラーの全くの創造の産物であるが、実際の調査が本書発刊の5年後であることを踏まえるとカッスラーの筆術はまことに魅力的でもあり、読者の空想を十分に育んだものと思われる。

  • この作品は、30年前に大ヒットしたアクション作品。後にシドニーシェルダンなどの作品構成のモデルとなった何本もの事件の組み立てる構成で話がスピーディに展開してゆく。しかし30年前の作品のため、設定が古すぎ今では読んでいてストーリーにのることができない。話の筋よりも、この時代は米ソ対立の時代だったのだなあと、30年で時代が変わったのだなあということをあらためて感じさせられる作品だった。

  • タイタニックという大ネタに頼ることなく、サスペンスでぐいぐい引っ張る。スパイとの攻防や危難の連続はありきたりのものだが、とにかく読ませる。

  • 映画になったはず、のダーク・ピック出世作? この話のピットはまだまだ国内政治上層部では知られていない存在で、そのあたりが新鮮ですね。後半の話は「あのピット」ってことになっちゃってるからねえ。しかも今回の話だとピットの親父さんの威光が結構有効に働いてるし。近年の作品だと親父さんより本人の方が有名だし影響力ありそうだもんな(笑)。<BR />
    で、話の筋は、といえばさすがに昔に書かれただけあって冷戦のあたりとか、そのあたりが時代を感じさせます。それにタイタニック、既にある場所も判っちゃってるしね、今は。…ん? 話に出てきた沈没個所、実際の場所とくらべてどうだったんだろう? それとも、これ書かれた時は既に場所判ってたのかなあ? そこまで確認するのが面倒なので確認しませんが。<BR />
    しかし、最初に出てきたソ連兵の去就が気になるよね…永遠に埋まったまんまなのかしら。
    <BR />[2004/12/01読了]

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