- Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102170144
感想・レビュー・書評
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たぶん上巻を読み初めてから四年位たった。単身赴任先で沢山本を読んでいた頃の最後の方だったと思います。後から出た「サハラ」を先に読み終え、DVDも見て、それではと楽しみに読み始めたのに仕事が忙しいのと老眼の進行で、やっと先週から続きを読み出しました。それでもピット逹は待っていてくれた。変わらずワクワクさせてくれた。次が早く読みたくなりました。
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C.カッスラーは実にさまざまな国の組織を敵役としてストーリーを組上げていくが、今回の日本の実業家は、極秘裏に戦術核を保有し、世界の大国に極秘裏にそれを忍び込ませるという従来にない規模でアメリカに迫る。描かれている実業家は、札束で顔をひっぱたくスタイルでわれわれ日本人読者としてはチト心が痛いが、このような日本人は案外いそうであるところが、カッスラーの鋭いところである。まぁ、ストーリー的には勧善懲悪のいつもスタイルで我らがダークピットの八面六臂の大活躍で大団円となり、盤石の運びである。
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昔はこの手の活劇物は結構好きだったんだが、何だか陳腐さのみが気になってちっとも面白くない。
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いやっほー! すげえぜ、この何と言うか、微妙に日本じゃない日本感。カッスラーは日本好きらしいけど、この頃はまだ来たことなかったもんね。<BR />
ところでアレだ。半天って、それだけで身にまとっていると結構間抜けじゃないのか? 訳者はそれを指摘しなかったのだろーか。話の結末がどうとか(時代的に仕方ないが)核に対する認識の甘さとか、色々気になることはあるけど、やっぱり一番気になった半天…(笑)。
<BR />[2004/12/28読了]