インカの黄金を追え 上巻 (新潮文庫 カ 5-17)

  • 新潮社
3.44
  • (5)
  • (5)
  • (21)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 123
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (444ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102170175

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 久しぶりに読んだダーク・ピットシリーズの「ステルス潜水艦を奪還せよ」で、壮大な冒険譚にすっかりはまってしまい、20年のダーク史を埋めるべく、未読の刊に戻って読むことに。

    200人がかりでも持ち上げられない長さ214メートルの「聖なる黄金の鎖」を始めとする、インカの偉大な統治者ワスカルの財宝は、メキシコのとある場所まで秘密裏に運ばれ、翼を持つ蛇頭のジャガーが護っているという。

    鍵は
    津波に襲われ、陸地の奥深くへと1578年に姿を消したコンセプシオン号に眠る
    「ドレークキープ(蓋に人面を施した翡翠の箱に密閉された色とりどりの、太さが異なる、100以上の結び目のある長いコードの束)」
    と1922年にセビリア国立考古学博物館から盗まれ、76年間行方不明の「ティアポヨの黄金の屍衣」

    16世紀にインカ帝国が国外へ送り出した財宝の行方を追うなんて!わくわく、ドキドキ、ハラハラの上巻でした。

  • 米国で”竜馬がゆく”を読み終えてしまい、帰りの移動時間にどうしようかと考えて、現地駐在の人に日本の本屋さんに連れて行ってもらって、古本を購入した。再読だが、上手く釣り込まれればかなりの時間つぶしになると思って(飛行機の中で12時間も身動きできないのはつらいのです、集中できる本があると数時間は凌げるので・・)。
    結果的には、ピットのスーパーマンぶりが妙に鼻について、余り効果はなかったです。まるで007の世界です。大人の童話といえばそうなのかも知れませんが。まあ、飛行機の中でちっとも寝れなくて、頭がボケボケだったせいもあります

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

クライブ・カッスラー
テレビ業界から作家に転身、1973年に架空の組織NUMA(国立海中海洋機関)に所属する特殊任務官を主人公とする『海中密輸ルートを探れ』で作家デビュー。同主人公の活躍を描くダーク・ピット・シリーズのほか、幾多のシリーズを送り出し、作品は世界的ベストセラーとなっている。印税をもとに実際にNUMAを設立し、多くの沈没船や行方不明船の発見にも尽力した。2020年死去。

「2023年 『地獄の焼き討ち船を撃沈せよ!(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

クライブ・カッスラーの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×