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- Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102170205
作品紹介・あらすじ
息子たちを人質に取られたメーブとともに、ピットとジョルディーノはグラディエーター島へと救出に向かった。だが、ドーセットの罠にはまり、三人は絶海を漂流する運命に。彼らが自然の猛威と絶望的な苦闘をつづける一方で、ドーセット鉱山のもたらす衝撃波は、ハワイの200万近い人命を奪おうとしていた…。音速で迫り来る危機に瀕したNUMAの面々の機知と格闘を描く問題作。
感想・レビュー・書評
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冒険したくなる
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ドーセットの罠にはまり、台風の猛威が荒れ狂う絶海を漂流する絶対絶命の絶望的状況に陥ったピットとアルディーノ。。。今度こそ命運尽きたと、ダークピット史上最高にはらはらさせられました。
そんな絶望的な苦闘を続ける中でのピットとアルの絶対的な信頼関係、友情、ピットがメーブに向ける眼差しが温かく、今作も冒険小説の傑作でした。 -
海洋冒険ロマン小説という分野があれば、文句なしにカッスラーは一人者である。今回は動力のないゾディアックに毛が生えたようなボートで台風を乗り越え、やっとの思いで小島に上陸したと思ったら扉絵のような改造船に仕立て上げ、敵地に乗り込んでいく。
痛快な一冊。暴虐の奔流を止めよを続けて読むとよい
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