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- Amazon.co.jp ・本 (458ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102170281
感想・レビュー・書評
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ダーク・ピットシリーズ最新作。
相変わらずです。
・ピットはしばしば絶体絶命のピンチに襲われるが、(偶然にも援けられ)切り抜ける。
・悪人は冷酷無比なエリートで、常に完璧な計画を立てるが、簡単に齟齬をきたす。
・手下のプロの殺し屋は、優位に立った時に必ず不要な余裕を見せ、逆転を招く。
そうだ。ダーク・ピットを「海のジェームス・ボンド」と呼ぼう。
最近のこのシリーズ、読む前から”さあ、あら探しをするぞ”という気概で臨む私です。
・・・と酷評しつつ。。。。
考えてみれば、シリーズ全巻を読んでる私。
結局、結構好きなんですね。こういったアクション御伽噺。
もっとも、最初の頃の素朴なピットの方がより好みなのですが。
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今回は、「磁気流体エンジン」の発明がテーマでピットとジョルディーノ他いつもの面々が暴れまくる。
この磁気流体発電(MHD発電)は、経済産業省も次世代のエネルギーとしてムーンライト/サンシャイン計画で開発を行なった経緯がある代物であるが、数々の課題克服にいたらず実用化が遅々として進んでない。
本書では、この課題の中でも最大の難関の一つである、高温の問題に対応するあらたな潤滑物質を開発した科学者の発明をめぐってピットらと巨大コンチェルンとの戦いが展開していく。
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