ロマノフの幻を追え 上巻 (新潮文庫 カ 5-33 NUMAファイル)

著者 : クライブ・カッスラー ポール・ケンプレコス 土屋晃

• 新潮社 (2004年7月1日発売)

作品紹介・あらすじ

1918年、「オデッサの星」は革命直後のロシアから出航した。極秘の荷物と乗客を載せて-。一方、現代の合衆国では、メイン州を原因不明の津波が襲う。さらにエーゲ海では、米海軍の小型潜水艦が何者かに乗っ取られ、旧ソ連の潜水艦基地へと運ばれた。すべてをつなぐ線上に浮かんだのは、帝政復活を目論む富豪ラゾフ。オースチンはかつての仇敵ペトロフと組んで、真相を探り始める。

感想・レビュー・書評

[Tonyさんの感想 · 2014年2月27日]

カッスラー

[teshiigogoさんの感想 · 2013年9月16日]

クライブカッスラー＆ポールケンプレコスが仮想の組織国立海中海洋機関（NUMA)の活躍を描くシリーズの作品。

Tクランシーのレインボー6シリーズのように世界を股にかけ主人公が暴れまくります。

「ロシア皇帝の後継者」を名乗るロシアの私企業の世界制服の野望を縦糸に「新海洋資源メタンハイドレート」を横糸にしてアクション映画のように場面が展開します。

パラパラとページが進み、あっと言う間に読み進めます。

[disknnさんの感想 · 2011年3月19日]

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著者プロフィール

クライブ・カッスラー
テレビ業界から作家に転身、1973年に架空の組織NUMA（国立海中海洋機関）に所属する特殊任務官を主人公とする『海中密輸ルートを探れ』で作家デビュー。同主人公の活躍を描くダーク・ピット・シリーズのほか、幾多のシリーズを送り出し、作品は世界的ベストセラーとなっている。印税をもとに実際にNUMAを設立し、多くの沈没船や行方不明船の発見にも尽力した。2020年死去。

「2023年 『地獄の焼き討ち船を撃沈せよ！（下）』 で使われていた紹介文から引用しています。」