魂の重さは何グラム?―科学を揺るがした7つの実験 (新潮文庫)

  • 203人登録
  • 3.13評価
    • (1)
    • (13)
    • (32)
    • (4)
    • (2)
  • 18レビュー
制作 : Len Fisher  林 一 
  • 新潮社 (2009年3月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102172513

魂の重さは何グラム?―科学を揺るがした7つの実験 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • ひたすら科学。ビスケットを崩壊させずに紅茶に浸す方法についての研究でイグ・ノーベル賞・物理学賞を受賞した、レン・フィッシャーさんの本。ビスケットはオレオに限り、ミルクに浸すこともあるが、基本は浸さない主義なので、それよりも福砂屋のカステラのザラメを数日間ザラザラのまま保つ方法などを研究してほしい。

    古今東西、あらゆる科学者たちが無謀とも言える実験を繰り返し、その失敗の中からも色々な発見が生まれてきた。賢者の水銀、愚者の金やら、ネーミングも秘密めいている。

  • 魂があるのか無いのか、についての本ではなく、素朴な疑問から出発して、科学界を揺るがすことになる実験を行った科学者たちについての、ちょっと長めのエッセイ集。

    全部読んだ訳じゃないけど、まあいいや。また気が向いたら読もう。

    魂に重さがあるのか、そもそも魂が存在するのかは、結局わからない。死ぬと、急速に身体から水分が失われたりするのかな。遺体ってかさかさしてるもんな。

  • 魂・稲妻・錬金術・生命…常識的な考えに囚われることなく、真理を目指して実験を行った人間たちのお話。その時代の権威によって弾圧を受けたり、論文合戦に発展したり、実験の設定に不備があったために責められることになったり…と、当時の科学者たちの苦労が伺えます。筆者の体験したエピソードや、それらの発見が現代の社会においてどのように役立っているか、といった話にも触れています。この手の本が好きな人にはオススメです。

  • 読む前は、トンデモ科学の本だと誤解していましたが、極めて真面目な本でした。
    感じは、アシモフの科学エッセイと似ているかな。

    いかに、今考えれば、でたらめな仮説でも、それを実際に証明して否定するというのは、大変なことがよくわかる。そしてまぁ、実際、常識というか感覚とは違う結論が出ることもありますしねぇ。

    そして、実験というのは、とても難しいということがよくわかります。
    だから、あんまり安易に教室で実験して、実験結果が合わないからと結果をねつ造するような理科の授業をしているとダメだと思います。

    理科の実際の勉強と並行して、こういった科学史を教えると良いですよねぇ。多分、理解が進みやすいところもあると思う。

    ……、でも、学生時代なら、なんで無駄な歴史なんかを理科の時間に勉強するのかと感じたかな?あと、もしかすると、理科の先生のなかに、こういう歴史的な知識や、興味がある人は、少ないのかも。

  • 『201212 読みかけ消化月間』

  • たくさんの科学者の名前が登場する。アリストテレスからピーター・ヒッグスまでバラエティ豊かだが、個々の話が短く物足りない。紹介本としてはありかと思う。

  • 科学上のさまざまな理論にまつわるエピソード、論争の歴史のうち、6つを取り上げて紹介した本です。

    タイトルの魂の重さは何グラム?という実験も興味深いですが、そのほかのエピソードも、機体の法則で有名なボイルが実はあんな人だっただとか、フランケンシュタインのモデルになった実験とか、物語的な面白さにあふれています。

    エピソードと通じて、最終的に科学とは、検証とは、事実とは、というところまで論はすすみますが、堅苦しくなく最後まで読めると思います。

  • 内容はサブタイトル通り。科学史で重要な7つの実験にまつわる逸話。

    「魂の重さの量り方」とか、「光の干渉」とか「ガリレオの実験」とか。
    死ぬ時に体の重さがちょっと減るって話は他の話に比べるとあまり、聞いたことないんだけどなんでかな。この本の中ではまだ解明されてない、って書いてるけど、そもそも今だにそんな実験がなされてるのか自体わからん。

    物理学と生物学の話だけど、生物学の話はちょっと退屈だった

    「付録」と「注記」がひたすら長い。

  •  さまざまな科学者が、試行錯誤で実験を繰り返してきたのは読み取れるけれど、「試行錯誤」の四文字熟語が示す通り、系譜になっておらず、いまいちロマンが読み取れなかった。私の科学知識が低いせいかもしれない。

  • 科学者と危険人物は紙一重だな。科学論争が個人に対する誹謗中傷に発展するなんて、時代が変わろうと変わらないのだろうね。

  • テーマは興味深いが、翻訳がイケてない。元の英語の文章を容易に類推できてしまう日本語はいかがなものか。知識をもって訳しているのであれば、そしてテーマに興味を感じているのなら、もっと雄弁に面白く「物語」として伝えられるはずだ。色々残念すぎる。

  • ダン・ブラウン「ロストシンボル」中で触れていた魂の重さを量る実験の元となったのであろう実験について書かれています。他にも科学を揺るがしたり揺るがさなかったりする実験のエピソードが6つ。どれも面白いしわかりやすい。そしてうさんくさい。

    その魂の実験以外に好きだったのは「物体を動かす」でのガリレオ。
    上に「ダンテの『地獄篇』に書いてある地獄の正確な大きさと位置を計算で出してよ」と無茶言われて本当に出したガリレオ。そんな時代だったんだなー。そんな役に立たなそうなことをきっかけにスケーリング理論が誕生したんだから凄い。

  • ある程度この手の話を知ってないと、前提知識無しで読むには少し不親切すぎる内容かもしれない。それから各7つの実験について深く記述されてるかと思えばそうでもなく、ところどころ出てくる著者の幼少時代や学生時代の自慢話が正直うざったい。

  • なぜか印象が薄い。

    ちょっと再読してみたい。

  • 表題をみるとなんだが「スピリチュアル」な本かと思うかもしれませんが、面白い科学史の本です。人間が死ぬときに少し軽くなる現象には、体が冷えてゆく際にはたらく気流が関係していること、ガリレオ『新科学対話』の出版経緯、ヤングの波動説とニュートン崇拝者たちの論争、フランクリンとウィルソンによる避雷針論争、近代化学の父、ボイルが公的には批判していた錬金術を自分では行って「賢者の水銀」を探し求めていたこと、生物電気をめぐるカルヴァーニとヴォルタの論争、生命について、機械論と生気論の論争など。最後には「必要な謎」カタログがあり、科学者が受け入れざるをえない、不思議な理論「相対性理論」や「量子力学」について簡単に説明してある。著者の子供のころの実験や父親からのアドヴァイス、同僚との会話など、オージーらしく親しげに書かれていて親近感がわく。

  • 科学の考え方の変遷がその時代の代表的な論争を軸に書かれています。<br>
    教科書で見たことのある科学者の時にはちょっとドロドロした人間味溢れる論争を通して、科学的な考え方の変遷や当時の常識を打ち破った実験や発見が初心者にもわかりやすく書いてあります。<br>
    ただし初心者と言っても中学の理科を忘れているとチョット辛いかも・・・。

  • 魂の重さを量ろうとした、科学者さんの話から、過去の錬金術に関することまでずらずらっと。とりあえず興味深さで買ってみました。見るたび眠気が襲ってきてなかなか読み進まないんだけど;

全18件中 1 - 18件を表示

魂の重さは何グラム?―科学を揺るがした7つの実験 (新潮文庫)に関連する談話室の質問

魂の重さは何グラム?―科学を揺るがした7つの実験 (新潮文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

魂の重さは何グラム?―科学を揺るがした7つの実験 (新潮文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

魂の重さは何グラム?―科学を揺るがした7つの実験 (新潮文庫)はこんな本です

ツイートする