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悪の華 (新潮文庫)

  • 666人登録
  • 3.54評価
  • 49レビュー
著者 : ボードレール 
制作 : 堀口 大學 
  • ¥ 724 /
  • 新潮社 /
  • 1953年11月03日発売 /
  • 484ページ /
  • Amazon.co.jp ・本 /
  • ISBN・EAN:9784102174036
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悪の華 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • この本は二度三度と手を出しているが、未だに奥までは理解が出来ないし、いずれも途中で投げている。僅か162篇の詩を20年の間に“彫琢”し生みだされ、世界に広く読まれるボードレール「悪の華」が、まさか人間の一番に恐ろしいものが“倦怠”であることと、この世の無常さを説くだけの本ではあるまい。
    解説によると、ボードレールは「真実把握のための直感を尊んでいる」ようで、言語で直感に訴えようというのだ。自分の場合は読み方に不慣れなせいもあるだろうが、全く直感に訴えられる「感じ」は無く、長々と俗世のつまらなさを訴えているようにしか聞こえない。
    拙い理解から「本書があえて現代に読まれる意義はどれほどあるか?」などと簡単に問題提起は出来るが、結論を出すのは尚早であろう。なんたってまだ自分は悪の華を出版した当時のボードレールより一回りも若い。長く本棚に置いておきたいと思う一冊である。

  • 暗いなぁ・・
    流行とは怖いもんだ。

  • ボードレールの唯一の詩集。象徴派などにも大きく与えた聖典ということでよんでみた。
    エッセンスは味わえたが内容は咀嚼しきれないといったところ。
    怨念じみた不快感を放つと予想していたが、おそらくボードレールの体験や、ミューズやバルカスといった北欧的な神話をなぞらえたもので、意外にエレガンスだった。
    しかしほんらい詩はエッセンスを味わうものでしかるべし、と思うので、そういう意味では楽しめる詩集だった。
    ポーの引用などがあり、そういう点でも意外な発見のある詩集。

  • とてもむずかしい。

  • 憂鬱、孤独、パリ、女、酒。
    女をあまり知らないものだから身につまされるようには読めなかったけれど、それでもその後の詩や思潮に大きな影を落としていることははっきりと伝わってくる。
    これに限らず、詩を読んでいると心に潤滑油が挿されたように言葉が動き始めるのは何でだろう。感情が流れだす感じ。

    打ち込むのは面倒なので、心に残ったものの記録だけ。これは買っておこう。
    44 肩がわり
    62 憂鬱と放浪
    72 陽気な死人
    118 聖ペテロの否認
    124 一日の終り

  • 詩集をきちんと読むのは初めてです。
    通常読む物語と違って、1つ1つの言葉に課せられる物が重いので、
    翻訳と云うワンクッションおいた物を読むのは気後れします。
    私は外国語はどれも駄目なので、此方の言語能力の所為ですが。

    読んでいて非常に強く感じたのは、
    魂全てを支配してしまう程の憧憬と、
    其れに対峙する色々な物との対比。
    特に女性。放蕩生活を送っていたとの事ですが、
    これほど愛欲に満ちた詩を多く残す人生と云うのは、
    あんまり普通とは言い難いですよね…。
    扇情的な程に退廃的な美意識。
    完璧な物より、悪とか衰退とか、毒とか、
    そう云った物との混血の方が、より強く心を揺さぶられるものです。

    今アニメで一寸話題になっているこの作品ですが、
    暗誦するほど読み込んで、
    部屋にボードレールの肖像を飾る男子高校生は、
    聊かどうかと思いました(笑)。

  • ずっと読もう読もうと思っていたのに、中々至らなかったのは、
    きっと読めば引き込まれるのだろうなあと、わかっていたからかもしれない。
    タイトルから導き出される第一印象を、裏切る事はないけれど、
    でもその一面だけではない「矛盾」のような清らかさや、高揚めいたものも、
    存在していて、そういう相反するものが、ひしめきあって、あの、
    エドワルド・ムンクの表紙画に、繋がっていく、そんなイメージを抱いた。

    個人的に、PSYCHO-PASSの填島聖護の一面を、この作品の中に垣間見たような気が、する。

  • 蒼白いあの薔薇たちの中からは、
    僕の理想の紅薔薇は決して見つかりはしないから。

  • 理解するには時期尚早 もっと熟してから要再読

  • マンガに感化されて読んでみた。

    詩って難しくて苦手ですが
    この詩は言葉が本当に綺麗。

    単語 一つ一つが丁寧に選ばれてる印象を受けました。

    面白かったのでもぅ一度、
    もっと丁寧に読んでみよぅと思う。

  • [図書館]
    読了:2012/3/30

    腐肉の燐光

  • 何回も繰り返し読んでしまう。

    表紙のムンクのマドンナと堀口大學先生の訳という理由で購入。家で開いて気づいた。
    これボードレールだー!

    そしてこれまた大學先生のステキな訳で、鬱蒼とする幻惑の森へ引きずり落とされてしまった。
    ステキすぎる。

  • 再読必須。読ませようとする何かがある。

  • ボードレールの代表的作品「悪の華」。第1版から第3版までの詩と内容が反道徳的であるとして削除させられた詩が全て収録されています。堀口大學の格式高い翻訳で今となっては読みにくいと感じる所もありますが、とても美しい日本語で書かれています。この本には、退廃的な美が凝縮されており、ゴシック的なものが好きな方はぜひ読んでほしい詩集です。

  • 絢爛豪華なエログロと皮肉と汚辱の世界。高尚過ぎて理解できない箇所もしばしば。

  • 私の本への入り口です。

    この本がなければ私は詩も本も読まなかったでしょう。

  • じんわり、どんより。
    でも心までは暗くはなりません。

  • ・・・・・書きかけ・・・・・

    翻訳者の堀口大學は、118年前の1892年1月8日東京は本郷生まれのフランス文学者・詩人。

  • 「深淵より呼びぬ」がとても好き。

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