13時間前の未来〈上〉 (新潮文庫)

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制作 : Richard Doetsch  佐藤 耕士 
  • 新潮社 (2011年2月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102178317

13時間前の未来〈上〉 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • ビジネスマンのニックは、自宅で殺害された妻ジュリアの殺害犯の疑いをかけられ警察署で取り調べを受けていた。そこに突然現れた男にジュリアをまだ助ける方法があると告げられる。ジュリアの死体を見ていたニックは半信半疑だったが男の言葉を頼りに、刑事たちの隙を突いて逃亡を図る。そしてその瞬間、ニックは取調室ではない場所に折り、そこが自分が逮捕される前の時であるのを知る。キーになる時間ごとに時をさかのぼることを知ったニックはジュリアの殺害を防ぐために捜査を始める。数回の時間移動の結果、事件のきっかけになった人物に行き当たる。

  • 最初は設定を理解するのに苦労したが、どんどん面白くなっていった。

  •  第12章から始まるユニークなタイムトラベル・ミステリ。1時間ごとに過去にさかのぼりながら、最愛の妻を殺した犯人をさがすニック。不思議な能力を与えられたニックは、過去をさかのぼるたびに新たな手がかりを見つけるが、1時間経過すると自動的に2時間前に飛ばされてしまう。
     まさに「一歩進んで二歩下がる」進み方で、もどかしくも趣向を凝らしたストーリー展開で、真犯人のすぐそばまでたどりついたところで上巻は終了。

  • 感想は下巻の方に

  • 朝、妻と些細なことからケンカしたニック、夕方妻の射殺体を発見する。取調室で謎の男から預かった時計と手紙。とんでもない時間軸に放り込まれる。妻の殺害を防げるか?ハラハラドキドキのストーリー。

  • Y氏より。ミステリってかSF。
    妻を殺されたニックは突然現れた不思議な人物から「2時間前に戻って1時間過ごすとまたさらに2時間前に遡る」懐中時計を渡され、妻が殺されないために奔走する話。
    時間をさかのぼるたびに次々に判明していく真実と陰謀、未来を少しでも良く換えるためにさまざまな危険に遭いつつもとにかく頑張るニック。
    途中のハラハラドキドキはもちろん、最後のオチもスッキリ決まって、読後感の良い娯楽作品でした^^
    最初、上下巻あるのはどうかなーと思いましたが、面白かったのでまったく問題なかったです。

  • 13時間前の未来? 前なのに未来?? というタイトルかつ
    オビの煽り「タイムリミット・ミステリ」につられました。

    最愛の奥さんを突然殺害された主人公のニック。
    更にそのニック自身が妻殺しの最重要容疑者として
    捕まってしまう。もう、前に進めないほどの最悪の
    状況の中で、忽然と現れた初老の男。
    「君には12時間の時間がある...」と告げ、懐中時計を
    ニックに託す...。そこから不思議な彼の時間を遡った
    妻を救うための時間旅行が始まっていく。

    このタイムスリップは1時間ごとにしか遡ることが
    出来ないという制限付き。そんな中、妻を救うために
    奔走するニックだが、未来に起こる過酷な運命を避けられない
    かのように、時間を遡ってあらゆる行動を取るのだが...。

    テンポもよく、過去と済んだ時間の中を縫っていくニックの
    行動と心理はよく伝わってきます。ここまではまだ、彼の
    行動と結果が上手くはいっていませんが...下巻での
    さらなるサプライズの展開を期待。

    因みに今年に映画化されるようなんですが...もう
    公開ってされてるんでしょうか?

  • 未来の時点から過去にじょじょに戻るという設定は初めてでした。
    その意味で斬新。途中何度も同じループにはまるイライラ感も計算したうえでのことでしょう。映画になりそうなアイデアです。

  • 愛する妻を殺害された主人公が、突然渡された懐中時計と一通の手紙により二時間前に戻って一時間過ごし、その時点からまた二時間前に遡るという特殊なタイムスリップ能力を得た主人公が妻を助けるために奔走する。この際、なんでタイムスリップできるの?みたいな御託は置いておけば、SFあり、ミステリあり、アクションあり、ロマンスあり、等々、なんでもありのエンタテインメント作品でなかなか面白い。SF要素はないけど、様々な要素が混在した、ジェットコースタームービー的なノリの雰囲気は、恩田陸「ドミノ」に似ている感じ。この作品、映画化も控えているそうで、確かに映像化に向いている内容だと思うのでそちらも楽しみ。

  • タイムスリップする度に、
    未来がドンドン悪化していく過程は読んでいて苦しかった。
    時間が主人公に味方しだす最後の方は一気に読めてしまった。
    最後のオチもなかなか良かった。
    読後感はすっきりです。

  • 日経書評でこの本を知り、時間SFが大好きなんで迷わず飛びつきました。設定がややこしいので(2時間前にしかタイムスリップ出来なくて1時間経過後さらに2時間前に飛ぶ!)慣れるのに時間が掛かりますが、途中からどんどん面白くなってきます。タイムスリップ後の1時間で得た知識を元に事態を好転させようとするのですが、ますます事態は悪化していく、名作「リプレイ」を早廻ししたような展開です。きっとハッピーエンドなんでしょうが、どう落ちをつけるのか下巻が楽しみ!

  • ちょっと変わったタイムマシンもの。変わっているのは、時間が少しずつ戻る点。2時間戻って1時間経つと、また2時間前へ。この繰り返し。上巻では、妻を殺した犯人が判明する。色々とツッコミたい点は沢山あるが、面白い。

  • 最終章から一章にさかのぼるという発想が光る。タイムトラベルを扱ったサスペンスとしては中々の面白い

  • タイムトラベル物がすきなのでよもかけました。
    最初はとっつきにくいから 読みきれないかなあとおもってたのですがぐいぐい引き込まれてあっというまに下巻へ突入!

  • いかにも米国的なsf 題名がイイ

  • 桑名市立中央図書館----県立図書館。

  • 何となく手にとって、7ページの“著者メモ”を呼んだ時点で
    興味をそそられて衝動買いしてしまいました。

    上巻なので、感想は下巻に。

  • 上巻なので、感想は下巻後に(*・ω・)ノ

  • 途中まで読んで、とまっている。
    なんだか長く感じる。

  • 62点。妻殺しの容疑をかけられた主人公・ニックが、取調室に弁護士のふりをして入ってきた謎の初老の男から託された懐中時計を手にして時間旅行するSFミステリ。トータルで12時間しか戻れず、かつ戻り方は、一時間たつと二時間前に戻るという、一歩進んで二歩下がるスタイルでしか逆行できないというルールがある。つまり12時間で犯人を捜し出し解決しなければならない。本書の章立ては時間を遡っていく時系列に沿う形で12章から逆順になっている。時間的には前だが、それは「過去の未来」というべきものだが。上巻では5章まで進む。少しずつ事件時の状況や背景が明らかになっていくが、時間を遡るたびに死者の数が増え、死ななくていい人まで死んでしまったりと状況がどんどん悪くなっていくのが面白い。時間を遡るたびに存在するパラレルワールドであるならば、最後の一時間で万事解決することになればいいのだろうか。そこらへんをどのようにまとめるのか下巻がたのしみだ。

  • 徐々に面白さが増していく感じ

  •  愛する妻が殺され、しかも殺害の容疑者にされてしまった主人公が謎の男から奇妙な話を持ちかけられる。時間をさかのぼって1時間ずつ12時間までやり直せるというのだ。果たして主人公は妻を救えるのか?
     いわゆるタイムリミット・サスペンスにちょっと変わったSFの設定を持ち込んだ作品。1時間やり直しては上手くいかず、2時間前に戻っては1時間奮闘するというパターンが続くことになるのだが、やや強引ともいえるこの設定をのみ込めさえすればリーダビリティは高く出来のいい娯楽作に仕上がっている。

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13時間前の未来〈上〉 (新潮文庫)の作品紹介

12時間以内に最愛の妻を殺した犯人を突き止めなければならない。13時間目には-。ニックは取調室にいた。容疑は妻殺し。彼女を殺すはずなどなかった。だが凶器の拳銃には自らの指紋。混乱するニックの前に謎の初老の男が現れ告げる。「きみには12時間ある」そして残された懐中時計…。第12章から始まり時間を遡る、異色かつ巧緻なタイムトラベル&タイムリミット・ミステリ。

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