偽りの果実: 警部補マルコム・フォックス (新潮文庫 ラ 18-2 警部補マルコム・フォックス)

  • 新潮社
3.40
  • (0)
  • (7)
  • (7)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 45
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (706ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102185322

作品紹介・あらすじ

不良巡査カーターについての調査過程で関係者が不審死を遂げる。さらにその死者と、二十五年前に事故死した民族主義活動家ヴァーナルとの関連が浮上。マルコム・フォックス警部補は、スコットランドを根底から揺さぶる、ある重大事実を炙り出してゆく――。警官の汚職・不正を追及する監察のプロフェッショナルが、忌まわしき封印を解く。世界を沸騰させる圧倒的警察ミステリ。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 新潮文庫さん、ミステリで登場人物表を載せるなら、ちゃんと作ってください。重要人物がだいぶ抜けていますよ。前作では、犯人すら載っていませんでしたからね。創元推理文庫やハヤカワミステリ文庫などを参考になさってください。
    フォックスが食事や飲み物をやたら残すのが気になった。食品ロスには気をつけましょう。
    これからの自宅介護生活、フォックスの収入では、リンカーン・ライムのような待遇は望めず、心配ですね。

  • 後半に入ってくるとじわっと味が出てくる。
    監察室として追っていく事件は、話が膨らむ本命の事件の伏線となるところが面白いのかもしれない。

  • 監察官マルコム・フォックスシリーズ第2段。警察内でも嫌われ役の監察官(学校でいうたら風紀委員みたいなもんか?)という面倒くさい立場で、事件に立ち向かっていく、フォックスチームの渋い活躍は相変わらず読み応えばっちり。比較的地味な場面展開が多いものの、地味でも読ませる展開が見事。

    しかも、ついこないだイギリスのEU離脱云々で世間を騒がせたばかりで、物語はスコットランド独立問題も背景にしているって、時の運も味方についてエエやん、オモロいやんと。700Pのボリュームをモノともせず読みふけってしまいました。

    同じ作者の別シリーズ、リーバス警部とやらにもフォックスが出てくるらしいが、そっちも読んでみるか。こういうアベンジャーズ的オールスターキャストされるとついついコンプリしたくなる俺。見事作戦にはまってるよなぁ(苦笑

    一つ難点を言えば、登場人物表に重要な人物が抜けすぎ。解説ページ減らしてもいいから、人物表充実させて欲しかった。思いだすだけでも3人は絶対入れて欲しいし、できれば5人入れて欲しい人おったぞ。

  • 監察警官。過去の事件を追求

  • マルコムシリーズ、1作目よりも面白かった。

  • このシリーズ苦手かも。
    頭にすっきりはいってこーへん。

全9件中 1 - 9件を表示

イアン・ランキンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×