自堕落な凶器(上) (新潮文庫 ウ 25-1)

著者 : アリエル・S.ウィンター 鈴木恵

• 新潮社 (2014年8月1日発売)

作品紹介・あらすじ

1931年フランスの田舎町、路上で発見された死体から明らかになる、服役囚連続失踪事件（第一部「マルニヴォー刑務所」）。1941年には米映画界周辺で美人女優を含む若い女性が連続して切り裂かれる事件が起きる（第二部「フォーリング・スター」）シムノン、チャンドラーのパスティーシュで描く堕ちていくある男の物語。ミステリファンのための傑作、堂々解禁！

感想・レビュー・書評

[saigehanさんの感想 · 2019年8月13日]

上下巻通して三部作で、どれも有名な作家のパステーシュ(模倣)らしい。うーん。文庫は通勤時に電車で読んでいて、休み前にスタートして再開した所、急に本を読む楽しみが失速し、全然頭に入ってこなくなった。普通、例え面白くなかろうが、続きを読まなくてはという義務感にてページをめくるものだと思うが。。。本が吸引力を失ってしまった。きっと夏バテね！きっとそうね！それにしてもなー。現代を描いてると思っていたら1880年生まれの、とか出てきて、全くそういう雰囲気感じられなくて。まあ、あたくしの感受性が鈍すぎるのよ、きっと。

[kumanecoさんの感想 · 2014年11月12日]

確かにパティーシュだ。
この先どこへ辿り着くのか分からないところがいいな。
詳細な感想は下巻で。

[MatsumotoShujiさんの感想 · 2014年8月19日]

「シムノン、チャンドラー、トンプソンの新作を読みたければ本書を開け！」というのが売り文句だけど、その作家たちに興味がなくても普通に楽しめる、正統派ハードボイルド。

[猫丸(nyancomaru)さんの感想 · 2014年7月30日]

「シムノン、チャンドラーの完全なるパスティーシュ」！

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http://www.shinchosha.co.jp/book/218571/