小悪魔アザゼル18の物語 (新潮文庫)

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制作 : Isaac Asimov  小梨 直 
  • 新潮社 (1996年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102186084

小悪魔アザゼル18の物語 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 宇宙ものでも、ロボットものでもない小悪魔アザゼルのストーリーを集めた短編集。

  • アシモフ先生のブラックユーモア小説短篇集。2cmの(ここでインチを使わないあたりもアシモフらしい)、全能だけどおせっかいな悪魔がいるという前提で、友人から聞かされる小話という前提の話。

    したがって、悪魔は実際には筆者の前に出てこないし、本人がイントロで書いている「宇宙人説」などにも、本編では全く触れられない。

    悪魔ということで、SFというよりもオカルトのたぐいの話になりがちだが、そこはアシモフだけあって、ところどころにしっかりした科学的な前提、オチ、悲劇を取り混ぜてくるから面白い。

    18のストーリーはすべて独立しており、いずれも少々導入部がすこし読みにくいものの、途中のアザゼル呼び出しからオチまでは、後半ではある意味様式美となっているため、読みやすい。

    それぞれはコンパクトで、藤子不二雄のSF短篇集や「笑うセェルすまん」を彷彿とさせられた。電子書籍版があれば、特におすすめしたい1冊。

  • 表紙を見ると、グロテスクなあまりかわいらしくない小悪魔。アラジンと魔法のランプのジンとは大違いなこの小悪魔が、契約主のどうしようもないお願いに応えてくれる。
    けれど、結果的にその願いは果たして効を奏したのか?
    笑うセールスマンのようなストーリー展開が面白い。

  • ものやひとの見方を面白くというかユニークに観れるっていいね。

  • アシモフの短編。SFとファンタジーがまざっとる。
    短編だからSF入門にちょうどよいのでは。
    でもアシモフ好きな人にはちょっと毛色が違うから注意かも。
    私もそんなに好みではなかった、、、、。

  • これね、ホント大好き。なぜだろう、どこがいいか?と聞かれたら困るんだけどね…(笑)

  • いまいちインパクトに欠ける気がする。
    一話一話の読了感は悪くないのだが…
    三分の一程度で挫折。なぜだか性に合わない。

  • なじ■面白すぎてどうにかなりそうなぐらい面白かったです。文章をメモしてる際ペンを持つ手が震えまくりでした。

  • それぞれの話自体は面白いのに、読んでいてなんか気分悪い、と思いました。しばらく考えて気づいたんだけど、気分悪かったのは、作中でアザエルの話の語り手がアシモフがをけなすから。
    アシモフ自身が書いている話とわかってはいるけど、感情は別の話。
    私って、結構意外とアシモフ自身が好きだったんだなあ。

  • 小悪魔アザゼルの不思議な力により、さまざまな人の願いを叶えた…はずがだいたい皮肉なオチで終わる18の物語。
    人間の肉体や精神も改造できる能力?を持ちながら、ややおバカな感じのアザゼル(悪魔とは言っているものの、正体は謎)と、自意識過剰なジョージのコンビはろくでもない結果しか生み出しません。といっても、ジョージは鼻持ちならない男なので、かわいそうとも思わないんですけどね。

    話は面白いと思うんですが、ジョージにかなりイライラさせられるので…聞き手となる「わたし」は、よくお金を巻き上げられつつ聞いているなあと変なところで感心しました。
    読者がジョージにいらつくのは、アシモフも織り込み済みなんでしょうけどね。
    それとも、変に欲深になると、ろくなことにはなりませんよ、という教訓かも…

  • なんともほろ苦い気分にさせられる短編が溜まらなく好きな人間にとっては、涎が出るお話でした。
    私の場合その日の気分でどの話を読もう?と、選びながら読んでおりました。
    内容はアザゼルが招く事となった人の幸不幸のお話達。
    小さなアザゼルが悪いのか、はたまた人が悪いのかは、読んでみてのお楽しみですね。
    しかしまあアザゼルの可愛いことといったらないです。

  • ナンセンス!あまりにナンセンス!いい話が18話。だけど話し手がアレです。笑った後反省しよう(笑)。や、せんでもいいけど(笑)。

  • アザゼルが好き

  • よく考えると、これが初めて読んだ本かも。でも意識はしてなかったから。
    これは相当面白い。ランク5つけたいくらいなんだけど・・・。天才アシモフさんのユニークなものの捕らえ方にぐいぐい引き寄せられた。

  • アザゼルが痛快で面白い!
    アシモフの良い所は「ホントかぁ?」と疑う所も追求せずに終わるとこですよねぇ(笑)

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