人類が知っていることすべての短い歴史(上) (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (452ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102186213

感想・レビュー・書評

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  • 天体、宇宙、地球、地質学の総合入門書。どれひとつとして役に立つ訳ではなく、しかしそれが無ければ科学の発展がなかった137億年の探求の物語。

  • 科学技術史の集大成本。上巻は理科一類。宇宙の誕生から地球の生い立ちまでの歴史と物理化学地学系の技術史がない交ぜになって語られる。単行本の時は厚さ4.5センチあったらしい、大部の著作である。

  • 宇宙論や物理、数学、化学に地質学。いわゆる人間の科学の歴史、軽妙な語り口もあいまって非常に面白い。

  • 高校生の時分、生物学は20世紀の科学で、化学物理学は19世紀の内容を教えていると言われた。この本を読むと、そもそも最近になるまで人類は多くのことを知らないままだったのだと気づかされる。
    登場人物が多くて一度では全ては把握しきれないだろう。それでも、ある程度自然科学の進化と体系について俯瞰図を与えてくれるような気がした。
    著者のフランクな語り口も素敵。

  • 面白すぎて、一気に読みました。

    イエローストーン行きたいです!

  • ギョエーーーーーーーー難しいよーーーーーーーーーー

    外国語訳独特の難しい言い回しというかになんどとなく苦しめられつつも上巻無事読破
    愉快な科学者とロックな科学のお話

  • 宇宙、量子、地球、生物、人類の成り立ちなど、科学のエッセンスをまとめたような読み物。
    科学でこんなことがわかるんだよ!逆に、こんな身近なこともまだわかってないんだよ!と、読みやすく知的好奇心を刺激する名著だと思います。
    翻訳も読みやすくていいね!

  • 知らなかった事実を掘り起こす。

  • 宇宙、地球、原子、広く、深く。

  •  人類が知っている知恵が短編集のような感じでまとめられた一冊。分野も宇宙論・量子論・地球物理学・進化論・生命科学と、他分野に別れているので飽きずに読み進められ非常に面白かった。さらに、筆者は文系の人間らしいので、かみ砕いて描かれており分かりやすかった。

     宇宙論から始まり、量子論に移り、自然な感じで地球の話に移り、その流れから自然・生命・人間の進化等々の話。

     科学の話を完全に理解できないにしても、科学者一人一人のエピソードや科学の概略は理解できるので、入門書や自分の興味を探す本としては非常に良い一冊だった。これを片手に、もっと難しい科学の世界に足を踏み入れるのもいいのかもしれない。

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著者プロフィール

[Bill Bryson]旅行記で有名になる。近年は革新的な本『人類が知っていることすべての短い歴史』(新潮社)によって一般読者に科学史を紹介。最新の本『The Life and Times of the Thunderbolt Kid』では、1950年代のアメリカで育った自叙伝を執筆している。

「2018年 『ニュートンとコーヒータイム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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