ブラック・ハウス〈上〉 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (603ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102193334

感想・レビュー・書評

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  • 前作タリスマンの設定がそのまま残っているので安心です。タリスマンでは西海岸から東海岸へアメリカを横断する旅物語でしたが、今作ではウィスコンシン州の田舎町が舞台になります。アメリカともう一つの世界の狭間「ずれ」は人間の生活のなかに生じるさまざまなゆがみがある場所に発生していくようです、ですのでその場所は時間とともにどんどん増えていく。

    ミステリー小説風ですが、犯人はこの世のものではないので警察に捕まえられるわけが無いのです。地元警察の奮闘虚しくというところが面白いです。

    盲目のDJヘンリー・ライデンがタリスマンでいうスピィーディーなのかなとおもいましたがどうなんでしょうか。とにかく彼を描写しているところは面白く、大変興味深い人物だと思います。

    下巻を読むのが楽しみです。ジャックVSフレンチランディング住民となると予想します。小説だけ読んでいるとアメリカの一般国民が一番怖い存在だと感じていきます。

  • まさかタリスマンの続編が読めるとは!

  • 決して著者の作品(共著の人は未読)は
    お世辞にも上品なものではありません。
    ドリームキャッチャーもそうだし、
    トミーノッカーズもそう。

    とにかく喧騒としているのです。
    恐らく貧困時代がもとになっているのかな。

    一応続きものの作品ですが
    未読でもなんとか読めます。
    それとある別シリーズとつながっているような
    記述も見受けられますので
    これらを読んでいるとお得かもよ?

    警察官を退職したジャックが
    もう関わりたくない、と思っても
    必然と謎の連続誘拐殺人鬼に立ち向かう物語。
    そう、ジャックには特別な力があるのです。

    ジャックには人を引き寄せる力があるのです。
    もう一人、同じ力を持った人にも出会います。

    そして敵ですが…
    これはもうそれに値する人が
    とうに出てきています。
    どう浮き出てくるかがお楽しみ。

  • 著者の他の作品とは少し異質で、映画のような視点変更が多い。
    個人的には異質で読みにくい。
    内容は普通。

  • タリスマンの続編に当たり、ダークタワーへも様々な点で関連している。

    子供を誘拐し、"テリトリー"に連れ去り無残な殺害を繰り返すフィッシュマンは何者か?その目的は?ゴルグとは?

    不気味な殺人事件と"テリトリー"の世界が入り混じり、非常に恐ろしい。

    主要人物であるフィッシュマンやジャックだけでなく、カリスマ的なDJやゴシップ好きの住民達、インテリな暴走族、プライドが高い警察などの魅力的な登場人物達が細かく描かれている所がキングらしくて面白い。

  • 本当に久しぶりのキング。ストラウブとの共作だけど、キング色が濃いかな。片仮名の登場人物の名前に苦しめられながらも、不気味な世界にじわじわ足を踏み入れる。タリスマンを先に読んだ方が良かったか。

  • 感想は下巻で。

  • タリスマンの続編ともいえる作品。
    ジャック少年も優秀な”オマワリ”となっている。
    そして退職後をすごそうと思った片田舎、フレンチランディングでは
    子供たちを狙った、食人鬼フィッシャーマン事件が起こっていた。
    そしてそれはかつてジャックが訪れたテリトリーと関係あるという。
    上巻では伏線のちりばめまくり。
    下巻の大団円までの展開が・・・楽しみになってくる。

  • 未読

  • タリスマンの続き……というか、20年後くらい?

    こっちの方がホラーっぽくてキング的。

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