- Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102193358
感想・レビュー・書評
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短編もいいけど、やはり長いのがいいかな
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初めてのスティーヴン・キング。ホラー小説。フィクションだが緻密な情景説明で、衝撃的なところもある。「第四解剖室」「黒いスーツに男」「死の部屋にて」がわかりやすく良かった。2021.3.8
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「エルーリアの修道女」のRPG感が気に入ってしまいました。まるで死刑宣告を待つような心境になりました。
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「エルーリアの修道女」が難しかった。
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やはり表題作がいい。内面と外面のせめぎあいと、スリルあふれる完全に静的な動きがうまく描かれている。『エルーリアの修道女』もファンタスティックで良質なRPGを想起させて良かった。バラエティあふれる作品集である。
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短篇集だが一個一個に著者の解説が入っているのが良い。
あと、ダークタワーの外伝もある。 -
この本、後から知ったんだけど、原書版はこの「第四解剖室」と同じく新潮社で出ている「幸運の25セント硬貨」を合わせた短編恐怖小説が14編収録された「Everything's Eventual: 14 Dark Tales」という題名であるらしい。
(ということは当然、片割れである「幸運の25セント硬貨」も読まなきゃなるまい・笑)
私はスティーブン・キングの本を何冊か(シャイニング・ミザリー・痩せゆく男、等)読んだけど、このヒトの書く話ってただ怖いだけじゃなく、なんていうか筋が通ってる?んだよね。
だから好きなんだと思うし、根強い人気があるんだと思う。
久しぶりに気まぐれに読んだ短編集、、、いやー、、、痛い(--; そしてグロい。
それにも増して心理的な怖さがじくじくと底に流れているところが、更に怖い。
このヒトって、人間が究極の状態に追い詰められたときに、どんなことを考えどんな行動をするのか?
これをとことん、見つめているとしみじみ?思う。
それにしても酷く興味をそそられたのは、この本に収録されている一話「The Little Sisters of Eluria」(邦題「暗黒の塔-エルーリアの修道女」)だ。
スティーブン・キングは「ダーク・タワー」というシリーズを書いていて、この短編集に収められたその一話はそれの「外伝」であるらしい。
それが・・・読んでいて非常に面白かった!
当然「ダーク・タワー」シリーズも読んでみたくなる(爆)
つまり本編は、どんだけ魅力的な作品だろうと期待させちゃうのだ!
う~~~ん・・・(--;
図書館で「キャリー」と「呪われた町」を予約しちゃったけど、「ダーク・タワー」も必須だなぁ・・・ -
スティーブン・キングの短編集。海外では超ヒットメーカーですが、日本での受けはどうなんでしょうか?過去にいくつか作品は読んだのですが、爆発的に面白かった!ていう印象派ないんですよ。むしろ、盛り上がりそうで盛り上がらない、爆発しそうで爆発しない、なんかジワジワ感が持続してエンディングを迎えてしまう。そんなイメージ。でもなぜかまた手を出してしまう。なんか不思議な面白さ・・・。ちなみに、このⅠには6個の短編が収録されているのですが、実はホラー作品は一つだけなんです。う~ん、個人的にはもう少しホラー系を入れてほしかった。これからⅡを読んでみます!
KEY WORD>>第四解剖室-Everything's Eventual Ⅰ
原作はEverything's Eventual。海外では1冊にまとめられているが、日本では「Ⅰ:第四解剖室」、「Ⅱ:幸運の25セント硬貨」と上下巻からなっており、このⅠには前半6作品が収録されている。生きたまま解剖台に乗せられた男の運命を描いた表題作"第四解剖室"。おかしな趣味に取り付かれた男の話"愛するものはぜんぶさらいとられる"など、ホラーからサスペンス、ファンタジーまで幅広いジャンルを収録した一冊。