第四解剖室 (新潮文庫)

  • 新潮社
3.25
  • (22)
  • (43)
  • (143)
  • (16)
  • (7)
本棚登録 : 673
感想 : 53
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102193358

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 解剖室のお話がとても好きだった。
    あくまで1人の視点でずっと進んで行くのでよみやすかった。
    なんとなく長く変わらないかんじで安心感のある読みごたえがとっても魅力だと思う。

  • 短編もいいけど、やはり長いのがいいかな

  • 短編集。
    表題作のあらすじを読んで怖くておもしろそうだと思って読んでみた。が、思ったほど面白くは無かった。怖くもないし…なんかただの下ネタで終わってちょっと残念だった。
    他の作品はジャックハミルトンの死という話が面白かった。男同士の友情って感じで。かわいそうだけど…。
    あと死の部屋にてという話で自分を殺そうとした奴らを全員主人公が殺せたのはちょっとスカッとした。でもこうゆう感情はあんまり良くはないよなあとも思う。人が殺されてスカッとするなんて。
    全体的にまあまあ面白かったので表題作は期待外れだったけど読んで良かったなと思った。
    でも序文に出てくる小説が収録されてないのはどうかと思った。
    この作者の他の本もまた読んでみようと思う。
    この作者の本を読むのが恥ずかしながら今作で2冊目なのだが…今回思ったけど作者はホモを許容できる人な気がする。ちょいちょいそうゆうホモっぽい下ネタが出てくる。だからBLとか書けば良いのにと思った。男同士の友情ものも書くの得意そうだし

  • いつものスティーブン・キング。
    ラノベみたいな世界観の話もあるが、文章力がダンチ。

  • アメリカの文化・風俗に通じていればもっと楽しめたと思う。

  • 初めてのスティーヴン・キング。ホラー小説。フィクションだが緻密な情景説明で、衝撃的なところもある。「第四解剖室」「黒いスーツに男」「死の部屋にて」がわかりやすく良かった。2021.3.8

  • 「エルーリアの修道女」のRPG感が気に入ってしまいました。まるで死刑宣告を待つような心境になりました。

  • 電子化して読み返した。久しぶりにキング。ああ、本当に面白かった。嬉しい。
    短編集。
    地下から脱出を試みる「死の部屋にて」と、暗黒の塔シリーズの短編「エルーリアの修道女」は、ドキドキして途中で読み止めることができなかった。
    修道女たちの秘密、治療の秘密、なんでワクワクするんだろ。本当に、すごい。

  • 『第四解剖室』の標題作
    もー恐るおそる読んだわ、目をつぶっちゃって…はない
    意識あるのに"死体"となった男が、解剖室で自らを実況、おっきな解剖用の鋏が迫ってくる緊迫感が恐ろしい!
    ラストでコーヒー吹くこと請け合い

    「黒いスーツの男」
    "書けば自由になれる"
    ある年老いた男が少年時代の忘れられない恐怖体験を日記に書き留めることで忌々しい記憶からの解放を祈る…
    Oヘンリー賞受賞の今作、禍々しさは情感豊かに、川の流れの如く…

    「愛するものはぜんぶさらいとられる」
    自殺を図ろうとする孤独なセールスマンは旅先で見つけた落書きを7年間書き溜めたノートが気掛りで踏み切れず…
    誰も気に留めないものでも当人にとって大事なライフワークであった

    「ジャック・ハミルトンの死」
    "最後には神様がちゃんと帳尻を合わせてくださる"
    30年台の、あるギャング達の逃避行
    の物語は、これも1本の映画になりそうな、しみじみと味ある魅力的作品
    ハエの生捕りの技、見てみたい

    「死の部屋にて」
    南米のとある国の尋問部屋、拘束された男がある目的を胸に秘め、尋問の駆け引きに挑むが、非常な拷問が迫りくる…
    キングだけにその描写する様子には思わず奥歯に力が入ったよ
    サスペンスの後は脱力…

    「エルーリアの修道女」
    巨大長編ダークタワー・シリーズの前日譚をやっと読み終えた!
    本編長すぎて二の足踏んで読んでないけど、ちょいと興味出てきた
    映画の予告編のイメージあるから、もっと銃撃シーン読みたかった

  • 2020.01.21 読了。

    表題作『第四解剖室』はまさかのオチで、面白かった。

    『黒いスーツの男』は後味悪く、気持ち悪い話。

    あとは最後の『エルーリアの修道女』が印象的。というかこれだけ短編じゃなくて中編作じゃね?
    おなじみ『ダークタワー』シリーズ外伝。つまり、長々と読みにくい話。
    一度世界観にハマってしまうとすらすら読めるんだけど、とっつきにくいのよね。
    あまり展開にアップダウンもないし。
    淡々とした男だからねローランドさん。

    この『エルーリアの修道女』無しに、短編集だけだったらもっと良かったかな。

全53件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

スティーヴン・キングの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
スティーヴン キ...
スティーヴン・キ...
スティーヴン キ...
スティーヴン キ...
スティーヴン キ...
スティーヴン・キ...
スティーヴン キ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×