- Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102193402
感想・レビュー・書評
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ようやく物語が動き始めた、そんな感じ。
1人目の旅の同行者が…そして2人目?というところで下巻に。なかなか痛快でしたよ?下巻の展開が楽しみ。ゲド戦記と似たような、全く違うような、村上春樹の小説のような、不思議な世界観ですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
旅をともにしてきた少年ジェイクを、〈暗黒の塔〉への執念から見捨てた〈ガンスリンガー〉ローランド。旅を続ける彼は〈黒衣の男〉の言葉通り浜辺へと辿り着くが、そこで待っていたのはロブスターの化け物だった……。右手の指2本を失うという拳銃使いとして致命的な傷を負ったローランドが、毒と熱に苦しむなか、発見した不思議なドアとは――。キング畢生の超大作シリーズ第II部!
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第一部ガンスリンガーが面白くなかったので、どうなるかと思ったけど、面白くなってきた。この調子なら最終巻まで読めそう。
2のレビューは下巻に書くことにする。 -
薬中毒エディを通して別世界を体験するローランドだった。この件で、スティーヴン・キングらしい異常世界に一気に突入させられる。ダークタワーⅡ下巻が楽しみである。
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フルチンで戦うエディ。同人誌だったら絶対にヘンリーと道を踏み外した関係になってるぜ!エディとローランドが信頼関係を築いていく過程が好き。
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変転した世界で唯一のガンスリンガーである主人公ローランドと旅の仲間にあるジャンキーのエディとの出会いを描いた「ダークタワー」第二巻。
現実の世界へと通じる不思議な扉がどこでもドアみたいだなーって思ってしまった。
「運命の三人」である旅の仲間の一人がジャンキーでドラッグの運び屋ってのがなかなか凄い設定でおもしろいと思った。 -
まともに飲食をしておらず、さらにザリガニの毒にやられているローランドがどういう見た目なのか、エディのおかげでよく想像できた。 一人目のエディはジャンキー。この世界に来て、死の淵をさまようローランドを看病したったことは、彼自身そんなに弱い人間ではなかったんではないかって思った。次のドアの登場で下巻へ。
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舞台が、僕らの暮らす現代世界も混じってきたので俄然面白くなってきた。
第一巻ではあまり魅力的に感じなかった主人公のローランドが、運命の三人の一人、エディと出会い、危機を切り抜ける。
エディの「だれかを必要とするやつを必要とする人間がいる」というセリフがすごい。物語にはそういう人物が欠かせないし、現実世界でもその通り。ただ、物語の登場人物が、この流れ(利己的に少年を見捨てるローランドを軸とした無常観の中で)で、自覚的にこういうセリフを発することに、この物語のスケールを感じる。 -
恩田陸先生推薦
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第 1 部では西部劇風の変転した世界の、
掴み所のないお話であったが、
この第2 部ではなんと、
不思議な扉をくぐった先の現実世界のニューヨークが大きく絡む。
旅を共にするのであろう運命の 3 人との出会いが強烈に描かれている。
話自体はまだまだ序盤であるのだが、面白い、一気に引き込まれる。
彼らの旅が今後どうなるのか、未だに全然分からない。 -
現実世界に戻ってきた分、分かりやすくなったけど、現実的で余計怖くなった気が。
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冒頭は1作目の微妙な感じを引っ張っていますが、ローランドの前に扉が現れてからは段違いに面白くなってきます。
読み続けてて良かった! -
未読
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(読了'08/04)
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1作目はプロローグであり、ダークタワーの世界観と主人公のローランドの人物像を掘り下げるための物語だったため、とっつき難くさと読みづらさがあったが、2作目からはいよいよ物語の本編が始まると言うことで味わいながら読むことが出来た。
この2作目では、前作の最後で黒衣の男がターロットカードで示した3人の従者のうちの一人を仲間にすることになる。
この本だけでも300ページあるのだが、読み終えてみると2時間映画に例えると、まだ30〜40分というところであろうか
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2009.09
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06mmdd読了
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ダークタワーシリーズ・2。これも初版に結構加筆してあるんじゃないかな? キング節にエンジンがかかってきてます。話がぐぐっと盛り上がってくる巻。