セル 下巻 (新潮文庫 キ 3-57)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102193600

感想・レビュー・書評

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  • いやー面白い、それでいいじゃん

  • 後半は悲劇がたくさんあったが中でもアリスの死は1番衝撃的だった。また、最後まで書いていなくてどうなったのかすごく気になった

  • 再読。
    携帯電話をめぐるホラーな話。ロードノベルとも言える。
    主人公の妻と息子は果たして無事なのか、というところが最大のキモなんだけど、そこに至るまでの過程がちょっと荒唐無稽だと思う。
    結末はそう来たか、という感じ。ちょっと強引。

  • 2021/3/29購入
    2021/8/29読了

  • 読んでいて少し疲れました。それはキングの描くリアルの細部が、自分のリアルと一致していないからかもしれません。もっと濃縮した方が怖い気がします。ストーリー的には、さすがスティーヴン・キングなんですけどね。

  • いつかこんな世界が来るんじゃないかと思えるキングの長編。
    PC.WEB,スマホ…これらがどれだけ人間を蝕んでいるか、誰もあまり検証していないが、確実にそれは起こっていると思う。
    未来への警鐘としてこの小説を捉えたい。

  • 面白かった。えらく時間が開いて映画化されたけど、映画のラストは好みじゃなかったな。

  • 下巻も面白かったです。
    別れがあったり出会いがあったり、またたくさん焼いたり…狂気の沙汰です。
    「むろん、これは狂気の沙汰だ。しかし、いまでは世界が狂気に支配されているのだから、これで自分は世界と完全に調和したのだ。」
    パルスにはワームが仕掛けられているという推測(この推測が何で出来ているか、がキングっぽい)で、システムに保存、はよくわからなかったですが、クレイとジョニーのこれから、そして4人とはまた出会えるのかこの世界で…と彼らのその後を思ってしまいました。
    救いのない作品でしたがぐいぐい読みました。キングは科学技術恐怖症だと解説にあったのですが、それをこんなお話にしてしまうとは。。

  • 「セル」スティーヴン・キング 軽い読み物としてOK。
    ……そうね、愛と勇気が世界を救うんだあぁっ!というモダンホラーお約束の雄叫びがちょっと弱かったかな? キング作品では珍しく、主人公のクレイが(ほんのちょっとだけど)感情移入しにくい言動をしていたり、脇役(例えばトムとかジョーダンとか)がそれほど魅力的でなかったり、といったところが、この上下巻のボリュームの本に小粒感を与えているのかな?
    アイディアは面白いし、ラストもなかなかよかったとは思うけど、私は、携帯を持っていなかった年齢層というなら、溢れるくらい老人と子供が残っただろうと思ったところでつまづいてしまった。

  • 小説

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著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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