極秘制裁 上巻 (新潮文庫 ヘ 16-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102198117

作品紹介・あらすじ

ユーゴスラヴィアのコソヴォ自治州。合衆国陸軍特殊部隊がセルビア人35名を虐殺したという疑惑が持ち上がり、陸軍法務官ショーン・ドラモンド少佐が2名の法務官とともに派遣される。調査結果が黒白いずれに転んでも、国際世論ないし米軍組織を敵に回す使い捨ての任務。果してその結界に突破口はあるのか-。世界の巨匠たちを瞠目させた超大型新人、満を持して日米同時デビュー。

感想・レビュー・書評

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  • ユーゴでの米特殊部隊によるセルビア人虐殺の容疑を捜査する陸軍法務官が主人公。
    なかなかユーモアが散りばめられていて、読んでいて面白い。
    上巻では、捜査に新たな事件などの様々な要素が加わりもつれにもつれていき、下巻が楽しみ。

  • ユーゴスラヴィアをめぐる
    セルビア人35人の虐殺事件。
    どうやらそこには表には出てこない
    明らかに不都合な事実が隠されているようです。

    それを追及することになったドラモンドと二人の法務官。
    どうやらこの出来事は解決を望んでいないようで
    聞き取りに行った先での不自然な出来事や
    ドラモンドに付きまとっていた記者の死など
    追えば追うほど怪しい匂いがプンプンしてきます。

    まだ上巻では危険は出てきませんが
    後半で危険に見舞われる気がします。
    ドラモンドたちは無事に
    事実をつかめるのか…

  • 合衆国陸軍法務総監部に属する正義の主人公が、コソボで展開中のグリーンベレー・チームがセルビア人を虐殺したとされる事件の解明に乗り出し、上層部の圧力にもくじけることなく、栄光の合衆国軍隊の恥部を暴き出そうと奮闘する話。
    と書くと、まっとうなシリアス話みたいだなあ。いえ、気軽なよみものですよ。

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