ぼくのプレミア・ライフ (新潮文庫)

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制作 : Nick Hornby  森田 義信 
  • 新潮社 (2000年2月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (399ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102202128

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ぼくのプレミア・ライフ (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 知ってる選手ほとんど出てこなかった。満足度4

  • サッカーのこと、ましてやイングランドのサッカーじじょうなども全くわからないけれど、かなり可笑しい。笑える。

  • この人のアーセナル愛、痛いほどわかる。上質のフットボールエッセイであると同時に、11歳〜35歳までの24年間の自分史でもある。
    サッカー観戦とプライベートの予定がかち合ったときの葛藤(本当は葛藤なんかしてなくて、どう断るかを考えてるだけだけど)とかメチャメチャ共感できた。

    昔読んだよりいまよっぽど刺さった。
    ずっと本棚にいれときたい一冊。

  • J 20年目に読みたいシリーズ。23シーズン、アーセナルを見続けてきた「ぼく」の自虐的なサポーター日記。イギリスの村上春樹という雰囲気で、ある種のハードボイルド小説だと思う。

  • フットボールクラブ・アーセナルにとり憑かれてしまった著者の、幼年期から30代突入後(90年代)くらいまでのフットボールとの関係を描いたエッセイ。

    正直、代表の試合をワールドカップ時にだけ見るような、漫画ホイッスルと映画フーリガン程度の知識しかない私でもとっても楽しめた。選んだのではなく、出会ってしまった...嫌われモノのアーセナルへのものすごい人生の支配のされ方は、何かに嵌りすぎてしまったことのある人間なら理解できる。

    イングランドのプレミア・リーグというもの、フーリガン、フットボールを愛するイングランド人たちの昔について学べる。イングランドといえばベッカムしかすぐには浮かばない私の知るアーセナルは今現在、日本に比べればずいぶん上等なチームに思えるけれど、この本が書かれた時代は作者の愛ゆえの視線かどうしようもないクラブに思えておもしろい。

  • サッカーのワールドカップが始まったので久しぶりに手にとってみました。
    アーセナルの熱狂的サポーターである著者の自伝的小説でデビュー作。
    主人公がアーセナルの過去の試合に絡ませて半生を語る形式がユニーク。
    スポーツファンだったら試合結果に一喜一憂する気持ちがわかるはず。

  • ガナサポの友人に薦められて読んだ本。
    サッカー好きなら必読の本。

  • 著者の記憶力に驚嘆。少年の描写が良い。

  • Nick Hornby のファンになったのは、
    About a boy と How to be good を読んでから。
    Fever pitch は自伝的な要素が強く、
    ひいきのフットボールチームを追いかけて、
    勝敗に一喜一憂する模様が記されている。
    同時に、英国のフットボール事情にも触れ、
    アーセナルやプレミアリーグにも興味をもった。
    フットボールが人生なのか、人生がフットボールなのか。
    一途で、思い入れが強く、子どもっぽくて、チャーミング。
    おかしくて、切なくて、著者の人となりを見た気がした。

  • ある特定の狭〜い界隈で話題となった作品(本作品ではありません)から著者を知りました。
    で、気になりだすと、いろいろなところで彼の名前に気がつきました。
    あ、あれあれ。ああ、へええ。て感じで。
    特に、(実は好きな)ヒュー・グラント出演の映画、などなど。
    ひとつのことを熱狂的に考えることはよくありますが、
    それを年単位で続ける・行動する段になるとまた話は別ですね、と、改めて思う話。

  • [要旨]
    「なぜなんだ、アーセナル!」と頭を抱えて四半世紀。熱病にとりつかれたサポーターの人生はかくも辛い。すべてのスケジュールは試合日程次第。頭のなかでは自分とチームとがこんがらがっている。人生設計なんて立てられたもんじゃない。そんなひどい生活だったけど、ぼくには見えてきたことがあった―。英国で百万部を突破し、WHスポーツ・ブック賞を獲得した鮮烈なデビュー作。アーセナルにとりつかれてミリオンセラー作家となった男の魂の記録。

  • もう最高w
    これがデビュー作で,いきなり100万部超えるとか,母国はフットボール愛が違うわー.
    作者はフットボールに取り憑かれたらどうなるのかの生き字引.
    こんな人が,それぞれのクラブに無数にいて,フットボールという社会を形成してるんだろうね.

    作中の「アーセナル」といまの「アーセナル」の乖離は作者的にはどうなんでしょ.気になる…

  • 週末の約束はサッカーの試合日程次第、人生はアーセナルと共にある。イギリスには掃いて捨てるほどありそうな話ですが、そんな熱狂的アーセナルサポーターである著者の自伝的小説。なんと処女作なんですね(そしてやっぱり駄目人間)。サッカーが労働者階級のスポーツであって、日々の生活の憂いを忘れるために入れ込む、という気持ちが痛いほどわかる気がします。でも負けると辛いんだよ、とほほ。

  • これ小説じゃないです。
    アーセナルファンの作者の自伝ですね。
    しかもこれが処女作!!
    面白すぎ!!!!

    フットボールファンの端くれである自分にも気持ちが良く分かる作品でした。
    昨シーズン、CL決勝にアーセナルが勝ち進んだがやっぱり作者はスタジアムで観戦したのだろうか?

  • とんでもなく面白い本だった。題名の「プレミア・ライフ」の「プレミア」はイングランドのプロフットボール(サッカー)リーグである「プレミアリーグ」のことだ。熱狂的なアーセナルサポーターである筆者が、11歳の時、1968年に初めてハイバリーのスタジアム(アーセナルのホームグラウンド、今は移転している)でアーセナルの試合を観戦し、「フットボールと恋に落ちて」しまって以降、1992年1月までの、足掛け24年に渡る「アーセナル・フットボール・エッセイ」とでも言うべき本である。短期間であるが通っていたイギリスシェフィールドの大学での、私の英語の個人レッスンの先生は大のサッカー好きで、地元シェフィールドユナイテッドのサポーターだった。私もサッカーバカであったので、レッスンの中でよくサッカーの話をしたものである。シェフィールドユナイテッドは、現在はプレミアに所属しているが当時はその下のリーグに所属し、プレミアへの昇格争いをしていた。かなり良い線にいたのであるが、順位は一進一退。ある日のレッスンで、それを私がからかうと彼は「だいたいイングランドでは、フットボールという言葉を使い、サッカーという言葉は使わない。サッカーという言葉を使うお前はアメリカ人みたいだ。お前はイングランドに来ずにアメリカで勉強すべきであった」と訳の分からない怒り方をし始めた。理不尽ではあるが、一応先生なので融和策をとらざるを得ず、私はその場でシェフィールドユナイテッドのサポーターになることを誓わされてしまった。以降、私はユナイテッドのホームスタジアムのブラモールレインに通うことになった。観戦初戦は敗戦、観戦2戦目も敗戦。このあたりで、また彼と衝突してしまった。「お前がスタジアムに来た試合は全部ユナイテッドは負けている。お前はもうスタジアムに来るな」というのが彼の言い分。確かに、その年のユナイテッドは24チーム中の7位とか8位くらいにつけていて、そんなに弱いチームではなかったわけで、そんなチームがホームで連敗するのは、あまりありそうなことではなかったのは確かである。が、私もその時には、すっかりイングランドの「フットボール」のとりこになり、「自分のチーム」であるシェフィールドユナイテッドを応援することに、はまってしまっていたので、観戦をやめるわけにはいかなかった。しかし、その次に観戦した試合はなんとか引き分けたものの、4試合目の観戦試合は、またも負け。彼とはすっかり険悪な関係になってしまった。ことほどさように、フットボールファンは、フットボールに関しては、(私も含めて)本来的には心が狭い。この本も、筆者の狭量さが本当に面白い。筆者にガールフレンドが出来、その彼女が幸運にもアーセナルの大ファンとなってくれた。幸運を喜ぶ筆者であったが、ある日、彼女と、将来2人の間に子供が出来た時にどうするか、という話題になったとき自分の間違いに気がつく。子供がグラウンドに来れるようになるまで、1人は観戦、1人は家で子守を「交代で」担当することを彼女から提案された筆者は、アーセナルファンを妻に持つことの間違いに気がつく。なんとかしないといけないと悟った筆者は、ある日、アーセナルが負けた後、思いっきり機嫌を悪くするのである。最初は同調していた彼女であるが、あまりの機嫌の悪さに、つい「たかだかフットボールのことじゃない」という態度を彼に示してしまう。これを待っていた彼は「君には分からないんだよ!」と勝ち誇りながら叫び、「一家における最大のアーセナル狂」という位置づけを獲得してしまう。実に共感できる話だ。

  • 欧州のサポーターを知るには最良

  • アーセナルを追いかけ続けて25年、アバウトアボーイの作者による自伝的小説(?)、しかもデビュー作。スケジュールは試合日程次第という境遇の人は随所に共感できるところがあるはず。僕も「どうやってサッカー以外の約束を断るか」というところに納得するというダメ人間。

  • 「ああ、サッカーにはまるってこんなかんじか。」って感じ。
    ゼロゼロの試合をうけいれるために。

  • これを読んでから仕事を探す上での優先順位が変わった

  • イングランドプレミアリーグ・アーセナルのサポーターである作者のフットボール人生を綴った一冊。弱いアーセナル、退屈なアーセナル。それでもそんなアーセナルを追いかけて週末には当然のようにスタジアムへ駆けつける作者。
    なぜ私たちはこんなにもフットボールに惹きつけられるのか、強いとか弱いとか、レベルが高いとか低いとかじゃないんだよ。たまにはスカパーの前から離れよう。今週末は予定をあけて、あなたの家からいちばん近くにあるスタジアムに出かけよう。

  • 英国の作家ニック・ホーンビィの自伝的作品。ロンドンを本拠地とするサッカーチーム、「アーセナル」の熱狂的なサポーターである彼が、子供時代から青年期に渡るまでの自らのフットボール熱について描いた作品で、映画にもなっている。
    今のアーセナルからは想像もつかない、中途半端な強さと、魅力的でないサッカースタイル。そしてそれにとりつかれ、家族も友人の結婚式も、恋人との時間でさえも、全てサッカーに注ぎ込んでしまう彼の入れ込みようは、どこかコミカルで、どこか悲劇的で、そしてちょっぴりうらやましく感じてしまう、そんな内容です。

  • <div align=right>(04.12.7 読了)</div>

  • こういうヤツが可愛くてたまらない部分があるのは認めるのですが、身近にいると絶対ひっぱたいているような主人公。スポーツというより、フットボールというより、アーセナルに入れ込んでしまった(だから邦題はわかりにくくても「ぼくのアーセナル・ライフ」のほうが思いっきり近い。プレミア・ライフってのも巧い付け方だとは思うんだけど)ボンクラ主人公・・・。ってこれニック・ホーンビィ本人の話なんだからもう・・・なんというか、笑って許すしかないのだ。<br>全くスポーツに興味を抱けない私でも、楽しんで読むことが出来た一冊。読みにくい部分もあれど、冷めた調子の語り口調のなかで、それでも思い出すだけで抑えられない歓喜が溢れ出てしまっているような一瞬の描写にはついついホロリ。名文多し。

    何かに夢中になれて、それが一生続けていけるってこと。異様なまでに何かに執着し、その情報と人生がリンクしてしまうということ。うまく人生と趣味に折り合いをつける大人には永遠に分からない存在である自分という存在を自覚しながらも愛するものへ子どもっぽいこだわりを持ち続けることをやめられないでいること。以上のことは、男子の特権であり、それでよいのです。彼らには、彼らしか味わえない幸福があって、女子は絶対叶わないんだよなあ。(でもガーリー感覚ってのもちょっとそういう男子的な側面があるのかも、なんて思ってみたり)<br><br>

    何が言いたいのかというと、ニック・ホーンビィってやっぱり「ダメ男子」を書かせれば天下一品なのだということを立証するデビュー作でした、ということなのです!<br><Div Align="right">(04.10.26 読了)</Div>

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ぼくのプレミア・ライフ (新潮文庫)の作品紹介

「なぜなんだ、アーセナル!」と頭を抱えて四半世紀。熱病にとりつかれたサポーターの人生はかくも辛い。すべてのスケジュールは試合日程次第。頭のなかでは自分とチームとがこんがらがっている。人生設計なんて立てられたもんじゃない。そんなひどい生活だったけど、ぼくには見えてきたことがあった-。英国で百万部を突破し、WHスポーツ・ブック賞を獲得した鮮烈なデビュー作。アーセナルにとりつかれてミリオンセラー作家となった男の魂の記録。

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