- Amazon.co.jp ・本 (475ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102202142
感想・レビュー・書評
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私はケイティ派だな。
あと、大学の授業を1人気楽に受けていたところ、
同じ学科の顔見知り程度の軍団のうちの優等生様1人に「誘ってあげようよ。"かわいそうだし!"」って言われたことを思い出した。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
主人公ケイティの気持ちにとても共感できた。恋愛を経て結婚したけど、夫婦を続けるのは恋愛感情ではない、と言うところが特に。
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ニック・ホーンビィの4作目。
ハイフィデリティのディックがちょこっと出てきます。
いい人になるには?
偽善って?
人を助けるって?
幸せって?
そんな答えの無い問いがあたまんなかをグルグル。 -
ニック・ホーンビィの作品は全て読んでいるので、4作目の邦訳になる今作ももちろん読む。個人的にはいままでの小説の中で一番おもしろくなかったが、ホーンビィらしさはあってとてもほっとした。やはり『ハイ・フィデリティ』です。一番は。
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家族って家族って、とても際どい綱渡りをそれと意識せずに繰り返す日常の上で成り立ってるんだな
「クリスマスのターキーをいっしょに食べた人と慈愛溢れる関係を続けるなんて――まさに奇跡みたいなものだろう」 -
2001年刊行の英ベストセラー小説
離婚しそうな夫婦がめでたく危機を乗り越える話と思っていたら、
夫の精神的な急変に理想と現実の厳しさを味わわされ、
もう一度生き方を考えさせられる
といったところか
辞めるか続けるか迷ったらとりあえず
続けられなくなるところまで続けてみるべきか・・・
実際はそんなゆとりのある人生を送れる人は少ないのではないだろうか?
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11/7 日常生活の描写の中の皮肉や思想。よくわからないけどイギリス人っておもしろいなあと思った。翻訳本なのにすんなり読めて不思議だった。他のも読んでみたい。
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いい人ってどんな人?
離婚を突きつけられた夫のデイヴィッドが突如いい人と化してゆく。変なヒーラーが出てくるし、家庭はハチャメチャになるし、世の中にとっていいことが必ずしも個人にまで影響する事はないと思える作品。
人間は皆が皆自己犠牲の精神を持っているわけではないし、良かれと思ってやった事が迷惑になる時もある。
いい人になる事は難しい。 -
新境地、と言えないこともないのだろうが、ファンとしてはちょっと複雑な気分。
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珍しく女性が主人公。でもなんだか共感できなかった。主人公のダンナが気味悪くて。ああいう心境が理解出来ないんだよなぁ。