鼠たちの戦争〈下〉 (新潮文庫)

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制作 : David L. Robbins  村上 和久 
  • 新潮社 (2001年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102219225

鼠たちの戦争〈下〉 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 1942年第二次世界大戦転換点の一つとなったスターリングラードの戦いを描いた作品。ドイツ対ロシアの狙撃手の様子を史実に基づいてフィクションにして伝えている。
    戦場の兵士たちの過酷な状況が表されており緊迫感がよかった。
    小説を通して実際の戦いを知るのはとてもためになる。

  • 戦争ものを読み慣れないからか翻訳が合わなかったのか最初はあまり集中して読めなかったけど、後半の一騎打ちは面白かった。ターニャがいいキャラ。
    大体実話に基づいているらしく、まさに事実は小説より奇なりですね。

  • サイドストーリーや、戦場の悲惨さの描写が多すぎて、肝腎の対決の緊迫感を削いでいる。決着も呆気ない。最後のターニャのエピソードは蛇足。戦記文学ではなくてエンターテインメントです。

  • 第二次世界大戦中、スターリングラード攻防戦で実在した、ソ連軍のヴァシリ・ザイツェフという狙撃手を採り上げたこの小説。

    ザイツェフの組織した狙撃手学校の生徒によって増え続ける被害に対し、
    ドイツ軍はカウンタースナイパー、トルヴァルト大佐を送り込む。
    トルヴァルトの任務はただ一つ、ザイツェフを殺すこと。
    狙撃手対狙撃手の戦いが、スターリングラードの地で、静かに始まる…。


    映画で『スターリングラード』という、エド・ハリスが最高だったというだけの中途半端な作品がありましたが、それの原作っぽいです。
    この作品は、『戦争というマクロな世界で起こる、狙撃手同士のミクロな戦い』という隙間を突いてきた…というだけの感想しか浮かんでこず。
    いえね、ただ、戦場で姿を隠しながらの読み合いというのは燃えます。

    もちろん、ザイツェフは実在した人物ですし、全くの嘘でもありませんが。
    戦争モノとしては次作の『戦火の果て』が優れているし、
    狙撃手対狙撃手の話としてはS・ハンターの『極大射程』の方が面白かったり。
    …ハンターもアレが頂点で、あとは転げ落ちていく一方ですが。


    …ということで、『こういう史実があったんだよ』というのを示すだけに留まってる感が。
    もーちょい東部戦線の地獄っぷりが丁寧に丹念に念入りに綿密に書かれてたら、
    ハァハァしながら読んで大興奮して悶絶してたと思うんですが(変態め)。

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鼠たちの戦争〈下〉 (新潮文庫)の作品紹介

前線で闘う兵士たちを鼓舞するため英雄に祭り上げられた狙撃手ザイツェフ。彼を抹殺することでソ連軍の士気をくじこうとするトルヴァルトは、獲物をおびき出すべく、ソ連兵を無差別に狙撃していた。女狙撃兵ターニャは、標的とされた憤りと怯えとで焦燥にかられるザイツェフをいたわり、二人の間に愛が通い始める。が、平穏な時もつかのま、ついに非情なる対決の日がやってきた。

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