戦火の果て〈上〉 (新潮文庫)

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制作 : David L. Robbins  村上 和久 
  • 新潮社 (2002年8月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (419ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102219232

戦火の果て〈上〉 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 歴史家からすると、簡略化し過ぎ!とツッコミまくりかもしれないが、第二世界大戦•ヨーロッパ戦線の終結間際の各国の思惑や一般市民の状況が描かれた描いた小説。

    翻訳が悪いのか、原文が悪いのか解らないが、一部理解出来ない箇所があった。しかし、主人公が5人おり、何れかの主人公に感情移入が出来るため最後まで読みきれた。
    印象に残ったシーンはアメリカ人男性とドイツ人女性のラストは切な過ぎる。

    登場人物は、以下の5人。
    降伏寸前のナチスドイツを写真に収めるべく渡欧する冒険心溢れたカメラマンのアメリカ人男性。
    占領される直前でパニックに陥る音楽家のドイツ人女性。
    戦争でイカれたロシア人兵士。
    ヨーロッパで虐げられていた汚名を挽回する機会を勝ち得たスターリン。
    余命が迫りながら戦後の世界を描いているルーズヴェルト。
    大英帝国の既得権を守るべく才能をフル回転させ行動するチャーチル。

  • 連合軍、英米一枚岩じゃないのが事実だったとするとかなり興味深い。
    とくにアイゼンハワーとモントゴメリーが不仲だったこと、作戦に対する考え方の差異はそれぞれのお国柄なのか。
    描き方の問題なんだろうけど、もっと戦闘場面は多いと思っていた。
    しかし、イーリャとミーシャ良いキャラだな

  • 第二次世界大戦のヨーロッパ、ベルリン陥落直前を舞台にしたこの作品。
    いやもう何か…戦争小説、というより『戦争そのものを描いた小説』という感じでしょうか。
    チャーチル、ローズヴェルト、スターリン、ソ連の元高級将校だが懲罰部隊に送られた兵士、ベルリン陥落の様子を撮るために復帰した『ライフ』誌のカメラマン、ベルリン・フィルの女性チェロ奏者。
    次々に移動する視点から、ベルリン陥落までの様子を語っています。
    ドイツ側軍人の視点は一切無く、ただベルリン市民の視点があるだけなので、そういうところが不満かもしれませんが。
    ただ、そんな描写も入れた日には4巻セットぐらいになってたと思うので、『ヒトラー 最期の12日間』でも読んで補完しましょう。

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戦火の果て〈上〉 (新潮文庫)の作品紹介

ヨーロッパでの戦いが大詰めを迎えた第二次大戦下の1945年。ドイツ軍の最後の反撃も「バルジの戦い」で頓挫し、戦局の行方は、米・英・ソのどの軍が最初に首都ベルリンに乗り込むかにかかっていた。それぞれの思惑を胸に秘めた、ローズヴェルト、チャーチル、スターリン、三巨頭の駆け引き、各軍司令官の先陣争いも熾烈化していったが-。戦史に血肉を与える戦争ドラマの名編。

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