ガープの世界〈上〉 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102273012

感想・レビュー・書評

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  • J・アーヴィングの代表作で名作と呼ばれる類のもの、だよね?
    ・・・わたしはあんまり得意なタイプじゃなかった。出だしから読み進めるのが苦痛で・・・。
    ストーリー自体、きちんと記憶に残らなかったわ・・・。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    看護婦ジェニーは重体の兵士と「欲望」抜きのセックスをして子供を作った。子供の名はT・S・ガープ。やがで成長したガープは、ふとしたきっかけで作家を志す。文章修業のため母ジェニーと赴いたウィーンで、ガープは小説の、母は自伝の執筆に励む。帰国後、ジェニーが書いた『性の容疑者』はベストセラーとなるのだが―。現代アメリカ文学の輝ける旗手アーヴィングの自伝的長編。

  • くま

  • 大学生になって、今まで女子校だったから
    いろんな男の人に会って、感化されたりしました。その中で、少し尖がってて
    面白い考えた方をする先輩がいて。今思えば、女はジャズは分からないとか言うような人だったから、嫌われたりしててね。
    でもその先輩が私には読んでもいいんじゃない?って誕生日にプレゼントしてくれました。何だか認めてもらえた気がして嬉しかったの。仲間にしてもらえたような気がしてね。
    そうそう、この先輩に同じようにプレゼントされたのが村上龍の「コインロッカー・ベイビーズ」だったな。

    今まで読んだことない感じで、結構ショックを受けました。でも、あっという間に取り付かれたような感じになったんだったな。

  • 映画ではロビン・ウィリアムズが主演してて、衝撃を受けたことだけは覚えているのだけど・・・アーヴィングの原作である本書も、独特の世界観にめまいを覚えます。これからアーヴィングにはまっていきそうな予感・大です。設定がもはやクレイジーで、看護婦であるガープの母は、性欲というものを理解できず、だけど子どもをもうけることを願っているわけ。今にも死にそうな兵士とセックスし、ガープが出来るっていう。他の文学作品にもれず、これもセックスがでかいテーマなんだけど、人間の性ってなんなんだろうなって考えさせられます。

  • アーヴィングの個人的ベスト。笑って泣けて、読み終わると心に何かが残ります。

  • ジョン・アーヴィングも実は好きなのかも。ダン・シモンズは技巧的な面で本当に小説がうまいと思うけれど、アーヴィングは小説そのものだと思う。どうしてあんなに小説が出てくるのかしら。ガープの世界の中でガープが書いたことになっている3編の小説が本当に読みたい。

  • 長さなど気になりません!
    この中に出てくる「ペンショングリルパルツァー」も楽しめます☆

  • 2007/4/12

  • 一人の男性が生まれてから死ぬまでを、アーヴィングらしい丁寧な物語でかたっている。生きるってこういうこと。悲しいことや、理不尽なことが淡々と描かれる。個人の自伝みたいなのに、このうえなく普遍的。

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