クルドの暗殺者 下巻 (新潮文庫 ハ 16-4)

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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102286043

感想・レビュー・書評

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  • ウル・ベグに指示を出していた人物が意外な人間だったり、退場したと思われた人間がスパイだったりと意外な展開を見せました。
    話の筋は面白かったけれどチャーディがジョアンナを亡くした悲しみがあまり表現されていなかったり、ラナハンやダンツィグが俗物過ぎたり、ウル・ベグの内面に殆ど触れられていなかったりと物足りなさがありました。

  • 上巻で貯めに貯めた分、この下巻でストーリーは活発に動き始める。
    予想外の部分も多く、唖然とさせられる場面もある。
    それが面白いんだけれども、もちろん面白いんだけれども、作者の他の作品と比べると深みが今ひとつな部分、あっけない部分も感じる。

  • その他大勢の登場人物達が主人公だったとは。素晴らしく共感できる狙いだったけど、最初にこの3人をどう救えるのかというヒキにはまったく応えていないことが残念。

  • 下巻より急転、意表を突かれた。
    若干消化不良

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著者プロフィール

翻訳者・編集者。
1950年、東京都生まれ。1974年、早川書房入社。以後、10年間の翻訳専業期間をはさみ、朝日新聞社、武田ランダムハウス・ジャパン、KADOKAWAで翻訳書を中心に書籍編集に携わる。現在は、S.K.Y.パブリッシング代表取締役。
訳書に、スティーヴン・ハンター『極大射程』(扶桑社ミステリー)、トマス・H・クック『死の記憶』(文春文庫)、ガリル・カスパロフ『DEEP THINKING 人工知能の思考を読む』(日経BP)、オーウェン・ウォーカー『アクティビスト――取締役会の野蛮な侵入者』(日本経済新聞出版)などがある。

「2021年 『誰よりも、うまく書く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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