聖ウラジーミルの十字架 (新潮文庫 ア 14-6)

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  • Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102312063

感想・レビュー・書評

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  • ウクライナが舞台の一部となっていて参考になる。これが1991年のヨーロッパにおける常識だと考えてよかろう。ウクライナがスターリン政権の犠牲になった歴史を私はウクライナ紛争後に初めて知った。ウクライナは東西で大きく文化が異なり、元々一国でまとまる情況ではなかったようだ。
    https://sessendo.hatenablog.jp/entry/2024/01/27/014934

  • サスペンスとあるがそんな要素はなく中身はスッカスカ。
    内容を簡潔に説明すると、
    今は廃人の元革命家の男性が女性とセックスしたらやる気取り戻して逃避行。元妻に殺されそうになった後、女性と再婚して故郷に戻ったら革命の象徴はだったものはロシア国民全員のものだと言って十字架を教会に寄付して終わり。

    作者はサスペンス、ミステリーに恋愛要素を入れたことで話題になった方だと聞くが、本著は8割ほどが恋愛要素みたいなもので、もうサスペンスどころじゃない。
    日本と外国の恋愛観の違いを自分は認識し、理解もしているつもりだけど、
    男女が会ったらまずすることは唇と肌を重ね合わせることばかりで、もううんざり。
    KGBの諜報員が裏で暗躍していても頭ではセックスのことばかり考えてるし、登場人物みんなセックスモンスターかよと。

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